2019年5月15日放送「ヒルナンデス!」で放送された、家政婦マコ(mako)さんのレシピをご紹介します。マコさんはポリ袋や炊飯器を活用して3時間で30品の料理を作る、作り置き料理専門の大人気ハウスキーパーさん♪今回は旬の鰹を使ったレアカツや、お店の味を再現したソラマメ料理、サバ缶などの缶詰アレンジレシピ、鶏胸肉を七変化させる作り方などを教えてくれましたのでまとめました☆
家政婦マコさんのレシピ
大好評、家政婦マコさんのスピード作り置きレシピ!!今回は、鶏むね肉・そら豆・缶詰などを使ったアレンジレシピを続々披露!
分量は紹介されませんでしたが、「ポリ袋調理」を生かして冷蔵庫のあらゆる食材を活用して作る絶品レシピは毎回参考になりますよね。作り方をまとめましたのでご紹介していきますね!
⇒ポリ袋調理のポイント・やり方
⇒その他紹介された家政婦マコさんのレシピ
トマト&パセリシャーベットの冷製パスタ(作ってみました)
インスタ映え抜群!トマトシャーベット、パセリシャーベットの2種のソースをかけた冷製パスタが作れるレシピです☆凍らせたソースをかき氷機で削ってパスタにかければ、かき氷の冷製パスタも作れますよ!
材料
トマト
パセリ
水
コンソメ
オリーブオイル
パスタの麺
作り方
1、密閉袋にトマト(丸ごと)・水・コンソメ・オリーブオイルを入れる。
2、別の密閉袋に、オリーブオイル・コンソメ・パセリ(みじん切り)を入れる。
3、それぞれの袋をよくもんで冷凍庫へ入れる。
1の袋は、手で揉んでトマトを潰しながら混ぜる!
4、2種のソースが固まったら冷凍庫から取り出し、軽くもんでシャーベット状にする。茹でたパスタにそれぞれかければ出来上がり!
★作ってみました
【工程1】
まずはトマトシャーベットソースを作ります。トマトはヘタを取って水洗いし、ジッパー付き袋に入れます。マコさんは大きめのトマト1個を使っていましたが、私は小さめのトマトだったので2個入れました♪
ちなみにトマトは色が赤い物がオススメ!抗酸化作用のあるリコピンがたっぷり含まれているので美容に効果的です。
【工程2】
水・コンソメ(固形)を袋に加えます。分量は紹介されていないので完全に目分量ですが、水はコンソメの頭がのぞくくらいまで入れました☆
【工程3】
さらにオリーブオイルをたっぷり加えます。こちらは水の半分くらいの量を入れました。(実際食べてみたらもう少しオリーブオイル多めでも良かったなと思いました)
横から見ると下記画像のような感じです。トマト・コンソメ・水・オリーブオイルが入りました!
【工程4】
ジッパーを閉じ、外から手でトマトを潰しながら混ぜ合わせます。初めはトマトの皮に爪で切込みを入れると、簡単に潰すことができますよ☆なかなかトマトを手で潰すことなんて無いのでムニュムニュしていて楽しいですし、ミキサーもいらないのでお子さんでも出来そうですね。
トマトの形が無くなるまで潰すと、下記画像のような感じになります☆見た目はトマトジュースです(笑)食感を残したい場合は完全に潰さず少し形を残しておくと良いかもしれません。
【工程5】
次にパセリシャーベットソースを作ります。たっぷりのパセリを水洗いし、みじん切りにします。モリモリです(笑)
【工程6】
ジッパー付き袋にたっぷりのオリーブオイル・コンソメ(固形)を入れます。オリーブオイルはコンソメが浸るくらいまで入れています!
【工程7】
みじん切りにしたパセリをたっぷり加えます。
【工程8】
ジッパーを閉じ、手で揉んで全体を混ぜ合わせます。
【工程9】
これで2種のソースの準備が整いましたよ♪あとは冷凍庫に入れてソースを固めます。
私の場合、トマトシャーベットソースの方は2時間ほどで固まりましたが、パセリシャーベットソースの方がなかなか固まらず4時間ほど冷やしました。おそらく、トマトシャーベットソースには水が入っていたので固まり易かったのかなと。パセリシャーベットソースの方はオリーブオイルだけで、どうやら精製度などによって固まり易さが違うようなので・・・。
冷凍庫から取り出した2種のソースは下記画像のようになりました☆パセリシャーベットソースの方は若干固まったかな~という感じです(笑)
固形コンソメは、トマトシャーベットソースの方はほぼ溶けていました。しかし、パセリシャーベットソースの方はほぼ元の形のままだったのでコンソメがちゃんと効いているのかなぁ~とちょっと不安。。。
使う前に、固まったソースを袋の上から軽くもんでシャーベット状にします。
【工程10】
パスタの麺を沸騰させた湯に入れて表示時間通り茹でます。早めに茹でてしまうとソースが固まるまで待つことになって麺が固くなってしまうので、ソースが固まってから茹でるのがオススメです☆茹で上がったパスタは冷水で締めておきます。
ちなみに、個人的には糖質カットのパスタ麺にハマっています。
【工程11】
器に茹でたパスタを盛りつけ、刻んだトマトを少しのせます。あとは作ったシャーベットソースをそれぞれかければ出来上がり!
▼こちらがトマトシャーベットの冷製パスタ。飾りでパセリを散らしています☆
▼こちらがパセリシャーベットの冷製パスタ。
トマトシャーベットの方はシャリシャリになっている感じが分かるかと思いますが、パセリシャーベットの方はいまいち凍り方が甘いですね。しかし、どちらもインスタ映えはしそうです♪
▼食べてみた感想
トマトシャーベットの冷製パスタ:口の中にいれた途端シャリシャリ感が楽しめました。トマトの酸味が美味しかったのですが、個人的にはもう少しオリーブオイルを加えても良かったかなぁと。トマトの量が多かったのか、コンソメの味はあまり分かりませんでした・・・(笑)THE・トマトという感じなので、トマト好きにはたまらないと思います♪
パセリシャーベットの冷製パスタ:個人的に、こちらのパスタの方が好みでした!ほんのり苦味のあるパセリとオリーブオイルって合うんですね♪すっきりした味わいで、大人の味という感じでした☆ただ、こちらもコンソメの味はあまり分かりませんでした・・・というか溶けていなかったので当然ですが(;∀・)
鶏むね肉で七変化(作ってみました)
鶏むね肉が7品の料理に早変わり!!下準備では、7つのポリ袋に鶏むね肉を1枚ずつ入れて3種類の味付けをし、冷蔵庫で寝かせます。
【下準備】
材料
鶏むね肉 7枚
砂糖
塩
酒
イタリアンドレッシング
中華ドレッシング
おろし生姜
ねぎ
作り方
【工程1】
7枚のポリ袋に鶏むね肉を1枚ずつ入れます。下記画像のようなものがあと5個できます!
私は今回2品(鶏むね肉とナスの万能つけだれ、鶏むね肉・ひき肉のロールレタス)を作ったので、2袋分です。量は、約300グラムの鶏むね肉を2等分にカットして約150gずつにしています。
【工程2】
次に、下味が入りやすいようフォークで鶏肉の表面をプスプス刺して穴を開けます。ちょっとストレス発散になるんですよね(笑)
【工程3】
7枚のポリ袋にそれぞれ砂糖・塩・酒を加えてよく揉み込みます。
【工程4】
1枚にはイタリアンドレッシングを加えて味をつけます。もう1枚のポリ袋には中華ドレッシング・おろし生姜・ねぎ(薄切り)を加えて揉み込みます。
この2袋はそれぞれサラダチキンのレシピに使います。
【工程5】
7つのポリ袋の口を縛り、冷蔵庫に入れて40分ほど寝かせれば下準備はOKです☆マコさん曰く、15分以上置くことで柔らかくてジューシーな鶏むね肉になるんだそうですよ。パサパサして嫌煙されがちな鶏むね肉ですが、この下処理を覚えておくと美味しく仕上がりそうですね♪
【7品の鶏むね肉料理レシピ】
下準備が終わった鶏肉は、下記のようにそれぞれの料理に活用していきますよ☆
●砂糖・酒・塩で味付けした鶏むね肉・・・5品に変身(万能つけダレ、ロールレタス、トムカーガイ風スープ、鶏ハム、ひるぜん焼きそば)
●イタリアンドレッシングで味付けした鶏むね肉・・・1品に変身(サラダチキン)
●中華ドレッシングで味付けした鶏むね肉・・・1品に変身(サラダチキン)
▼7品の作り方は下記記事でまとめています!
中でも「鶏むね肉とナスの万能つけダレ」と「鶏むね肉・ひき肉のロールレタス」の2品については実際に作ってみたので、その時の画像とともに料理工程を詳しくご紹介しています!感想も記載しておりますので併せてご覧になってくださいね!
「鶏むね肉とナスの万能つけダレ」の出来上がりは下記画像のような感じです。鶏肉は少し大きめ。
鶏むね肉・ひき肉のロールレタスの出来上がりは下記画像のとおり!レタスが無かったので代わりに白菜を使っています。白菜もシャキシャキ食感が楽しめるのでオススメですよ☆
かぼちゃサラダ&蒸し鶏
炊飯器1つで、ごはんとかぼちゃサラダと蒸し鶏の3品が作れるレシピ♪炊いた後にかぼちゃと鶏もも肉をそれぞれ味付けするだけで簡単に出来ちゃいますよ。
材料
米
<かぼちゃサラダ>
かぼちゃ
マヨネーズ
カレー粉
<蒸し鶏>
鶏もも肉
おろし生姜
酢
醤油
めんつゆ
作り方
1、炊飯窯に洗った米・分量の水を入れる。
2、鶏もも肉(1枚)をそのまま炊飯窯に加える。
3、カボチャを皮付きのまま適当な大きさにカットして炊飯窯に加え、1時間ほど炊く。
4、蓋を開け、カボチャをジッパー付き袋へ移す。マヨネーズ・カレー粉を加えて袋を閉じ、手で揉み込んでカボチャを潰しながら全体を混ぜる。
これでかぼちゃサラダの完成!
5、鶏もも肉は保存容器に移し、おろし生姜・酢・醤油・めんつゆで味付けする。あとは食べやすい大きさに切る。
蒸し鶏の完成!
6、炊いた白米はお椀に盛り、お好きなおかずと一緒にいただきます☆
焼きソラマメ&そら豆と豚肉の塩レモン炒め
焼きソラマメは、塩水に漬けておくことでお店で食べられるようなホクホクの仕上がりになります!豆苗・豚肉と一緒に炒めて作る炒め物は、ソラマメの薄皮ごと食べられて栄養満点!レモン果汁を仕上げに加えることでさっぱりとした味になります♪
▼材料
【焼きソラマメ】そら豆、塩水
【そら豆と豚肉の塩レモン炒め】そら豆、豚こま切れ肉、豆苗、鶏ガラスープ、酒、レモン汁、油
▼作り方
下記記事でご紹介しています!
ポトフご飯
鍋に米・野菜・手羽元・水を入れて蓋をして煮込むだけの簡単レシピ!!手羽元のダシが染み出たご飯は絶品です!美味しく作るポイントは、煮込む火加減です☆具材は3種類のソースにつけて、ご飯はひき肉で作った特製ソースをかけていただきます。
▼材料
米、パプリカ、ベーコン、じゃがいも、玉ねぎ、手羽元
▼作り方
下記記事でご紹介しています!
炊飯器で作るお弁当
炊飯器1つで簡単にお弁当(ごはん・メイン・副菜)が作れるレシピ♪「豚肩ロースの照り焼き」、「新じゃがと人参のきんぴら」、「えのきご飯」の3種が出来ます☆時短になるので忙しい朝にも重宝しそうです。
▼材料
【具材】米、豚肩ブロック肉、新じゃが、人参、えのき
【調味料】鶏がらスープ、醤油、みりん、塩、こしょう、オイスターソース、ごま油
▼作り方
下記記事でご紹介しています!
レタス牛丼
レタス・しめじ・玉ねぎ・牛肉をめんつゆで味付けし、電子レンジでチンするだけで作れる超簡単レシピです。野菜をたっぷり摂れるのでヘルシーですね!ごはんも進みますよ☆
▼材料
【具材】レタス、しめじ、玉ねぎ、牛肉
【調味料】めんつゆ
▼作り方
下記記事でご紹介しています!
缶詰レシピ
今トレンドの缶詰アレンジレシピ!さば味噌缶・かに缶・ツナ缶・ほたて貝柱缶・焼き鳥缶の5種の缶詰にそれぞれ具材をのせ、トースターで20分焼くだけで作れます☆缶詰にそのまま乗せるので洗い物が減って簡単です。
▼材料
・ツナ缶レシピ:ツナ缶、おろしにんにく、マッシュルーム、ブロッコリー、カレー粉、鶏ガラスープ、生クリーム
・ほたて貝柱缶レシピ:ほたて貝柱の缶詰、おろし生姜、豆苗、ごま油、醤油
・カニ缶レシピ:カニ缶、マッシュルーム、ねぎ、生クリーム
・焼き鳥缶レシピ:焼き鳥缶、豆苗、卵
・さば味噌缶レシピ:さば味噌缶、卵、ピザ用チーズ、玉ねぎ、こしょう、生クリーム
▼作り方
下記記事でご紹介しています!
カツオのレアカツ
刺身用のカツオを使って作るレアカツ!!ポリ袋の中で衣をつけ、さっと表面を揚げるだけで作れます☆カツオは高タンパク&低カロリーのヘルシー食材で、中性脂肪を減らす効果期待できる不飽和脂肪酸を多く含んでいます。ダイエット中の方にもオススメの一品です!
▼材料
【具材】かつお(刺身用)、卵
【その他】小麦粉、パン粉、揚げ油
▼作り方
下記記事でご紹介しています!
その他紹介された家政婦マコさんのレシピ
家政婦マコさんとは?
今大人気のマコさんは、家事代行マッチングサービス「タスカジ」に所属する作り置き専門のハウスキーパーです。
・料理研究家
・フードコーディネーター
・栄養士
といった肩書を持たれており、伝説の家政婦と呼ばれたり、その見た目からギャル家政婦と呼ばれたりしています。レシピ本も飛ぶように売れ、家政婦の予約は人気のあまりなかなか取れません(;^ω^)
レシピの特徴
家政婦マコさんのレシピの特徴は下記のとおり!!
・ポリ袋を活用したレシピ
・炊飯器を活用したレシピ
・キッチンを極力汚さないで作る
・美味しいだけでなく、栄養も考えたレシピ
・3時間で30品の料理を作るスピード技
・冷凍・冷蔵保存ができ、作り置きできる料理
・その場で臨機応変に対応して作る
・好き嫌いのある子どもでも美味しく食べられるレシピ
予約が殺到するのも納得ですよね!!中でもポリ袋を活用したレシピが最大の特徴です☆
ポリ袋調理のポイント
マコさんのポリ袋活用方法は、下記の2通り!!
・湯を入れた鍋に耐熱皿をしき、材料を入れたポリ袋をのせて湯せんする
・味付けや卵の割り入れなどを、極力ポリ袋の中で行う
ポリ袋を湯せんする
異なる中身を入れた複数のポリ袋を同時に湯せんすることで、時短調理が可能になります。さらに、セミ真空調理となるので栄養や旨味もしっかり閉じ込めることができます☆
やり方は下記画像のようなイメージで。鍋に耐熱皿をしくのは、高温になった鍋底にポリ袋がくっつかないようにするためですね。
このポリ袋湯せんをするにあたっての注意点は、ポリ袋・耐熱皿ともに湯せんを想定した耐熱温度のものを選ぶこと!!耐熱と一言で言っても、電子レンジ用・オーブン用・食器乾燥機用など用途によって耐熱温度が変わります。
私が使っているポリ袋は、耐熱温度110度の下記商品です。冷凍にも使えて、厚手なので嫌な臭いのゴミ捨てにも重宝しますよ。
沸騰したお湯は100度ですが鍋底や鍋肌は110度以上になります。ポリ袋の耐熱温度が110度でも鍋に触れないよう十分気を付けてください。
味付けなどをポリ袋の中で行う
材料を混ぜ合わせたりする作業をポリ袋の中で行うことで、洗い物を増やさずキッチンも汚れません!加熱が必要なものはそのまま「ポリ袋湯せん」で♪
レシピ本
今回料理を教えてくれた家政婦マコさんのレシピ本はこちらです☆
まとめ
今回は、伝説の家政婦マコさんのレシピをご紹介しました。
マコさんは、とにかく素早く、キッチンを汚さず、栄養も考えた美味しい料理を作ってくれるのが特徴。さすが一流のハウスキーパーですよね。好き嫌いのあるお子さんも、マコさんにかかればあっという間に克服ですっ!!
ポリ袋を使ったレシピや味付け法など、皆さんも是非取り入れてみてくださいね。