2018年5月21日放送「名医のTHE太鼓判」で、中性脂肪・コレステロールを改善する香り野菜『パクチー』『ニラ』が紹介されました。教えてくれたのは、管理栄養士・浅野まみこ先生。心筋梗塞・脳梗塞・動脈硬化を防ぐためにも必見です。
中性脂肪の原因・リスクとは?
中性脂肪は、増えすぎると体脂肪として蓄積します。
その結果、
- 身体中の脂肪が増える
- 脂肪肝
- 心筋梗塞
といったリスクに繋がります
原因は、炭水化物・甘い物・果物などに含まれる「糖質」の摂り過ぎ。
糖質は生きていくために大切なエネルギー源ですが、加齢による筋肉量低下などに伴いエネルギーが余ることで、中性脂肪として血中に溢れてしまうのです。
そして、中性脂肪の最大の難点は、身体に溜まりやすく減らしにくいこと。
薬だけではコントロールが難しく、簡単には改善できません。
コレステロールの原因・リスクとは?
コレステロールは、細胞膜やホルモンを作るのに必須の材料。
大きく分けて
- 悪玉コレステロール(LDL)
- 善玉コレステロール(HDL)
に分けられ、どちらも重要な役割をしています。
体内のコレステロールの8~9割は肝臓で作られますが、悪玉コレステロールは生命維持に必要なコレステロールを全身に運ぶ運搬役をしています。
一方、善玉コレステロールは、余ったコレステロールを回収して肝臓まで戻す回収役をしており、どちらも重要です。
しかし、悪玉コレステロールが増えると「プラーク」と呼ばれる血管のこぶができ、動脈硬化や心筋梗塞のリスクを高めます。
中性脂肪は、悪玉コレステロールが増える原因となります。
中性脂肪&コレステロールを改善する食材とは?
中性脂肪・コレステロールを改善する食材は、香り野菜。
香り野菜とは、
- パクチー
- セロリ
- ニラ
といった香りが強い野菜のことです。
これらの野菜は「βカロテン」「ビタミンE」「ビタミンC」が豊富に含まれており、血管をケアしてくれる抗酸化作用の働きがあります。
そのため、プラークを作る”悪玉コレステロールの酸化”を防いでくれます。
さらに、香り野菜に豊富に含まれる食物繊維は、体内の余分なコレステロールの吸収を抑え排泄を促す働きがあるため、中性脂肪・コレステロール改善に効果的です。
中性脂肪&コレステロールを改善するレシピ
中性脂肪&コレステロールを改善するのに効果的な、香り野菜「ニラ」「パクチー」を使ったレシピです。
効果の詳細・作り方は下記でまとめています。
中性脂肪・コレステロールを改善するのに「生姜」も効果的です。
効果の詳細・生姜のレシピは下記でまとめています。
まとめ
今回は、中性脂肪&コレステロールを改善する方法についてご紹介しました。
中性脂肪やコレステロールが溜まると、動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞などのリスクに繋がります。
下記記事でも、中性脂肪やコレステロールに関する記事をまとめていますので、是非参考にしてみてくださいね。