2017年10月25日放送「ごごナマ」の知っトク!らいふで、日常動作が楽になる運動術を、なでしこジャパンのフィジカルコーチが伝授!!荷物を持ち上げる、階段を上るなどの日常動作が楽になる『体の使い方』や、怪我予防の『歩き方』は必見です♪
日常動作が楽になる運動術!
今回の知っトク!らいふでは、『日常動作が楽になる運動術』が紹介されましたよ~~!!
教えてくれるのは、なでしこジャパンのフィジカルコーチを務め、スポーツ科学が専門の広瀬統一さん。
広瀬統一さん曰く、動作を行うのに最適な筋肉の動き・使い方をすれば、体に負担がかからないと言います。
アスリート指導の第一人者が伝授する『理にかなった日常動作』を、早速ご紹介します♪
『物の持ち上げ』の運動術
1つ目は、『物の持ち上げ』の運動術。
膝や足首をあまり曲げず、腰を曲げて荷物を持つと、腰に負担がかかり、ぎっくり腰や腰痛に繋がると言います。
腰にかかる負荷は、なんと荷物の重さの6倍も!!
正しい動きは、足首・膝・股関節をしっかり使って、足腰全体で荷物を持ち上げること。
自分の体の真下に荷物があると良いそうです。
ちなみに、便座や椅子から立ち上がる際も、同様に足腰を使って立ち上がると良いそうですよ!!
手を挟み込むスクワット
荷物を楽々持ち上げられるようになるエクササイズです。
①足を片幅に開き、両手をそけい部に置きます。
②そのままお尻をつきだすように膝・股関節を曲げ、手を挟み込むようにスクワットします。
★膝は、つま先の方向に出すようにします。
★背中は丸めないようにし、股関節をしっかり動かすようにします。
10回を1セットとし、1日1~3セット行います。
『階段を上る』運動術
2つ目は、『階段を上る』運動術。
前かがみになりながら上ると膝に負荷がかかり、バランスが悪い上り方も体に負担がかかってしまうそうです。
正しい上り方は、着いた足側のお尻の筋肉(大殿筋・中殿筋)を使って上ること!!
自然に姿勢も良くなり、楽に上れるそうです。
お尻上げ
階段上りが楽になるエクササイズ(1)です。
①横向きになり、下側の脚は膝を曲げ、上側の脚の膝はまっすぐ伸ばします。
肘をつき、反対側の手は腰に当てます。
②そのまま体を一直線に保ちながら、腰を持ち上げたり、元の体勢に戻したりを繰り返します。
左右10回を1セットとし、1日1~3セット行います。
段差上り
階段上りが楽になるエクササイズ(2)です。
①腰に両手をあて、安定した台や低めの椅子に片脚をのせます。
②お尻・お腹の筋肉を意識しながら、台の上で片脚立ちになったり、元の体勢に戻したりを繰り返します。
★台は、階段程度の高さでOK!!
左右10回を1セットとし、1日1~3セットします。
『歩く・走る』の運動術
3つ目は、『歩く・走る』の運動術。
前かがみで歩くと体重が膝にかかてしまったり、お尻が外側に出てしまうとつまずきやすくなったりするそうです。
正しい歩き方は、体の軸(体幹)がぶれず、スムーズに体重移動をさせること!!
進んだ位置に骨盤があるイメージを持つと良いそうです。
大股歩き
体重移動の感覚をつかむエクササイズです。
①両手を腰にあて、片足の膝を90度にして大きく前に踏み出します。
★腰はまっすぐ下に落とします。
②踏み出した足を戻し、次は逆側の足を大きく前に踏み出します。
この動きを繰り返します。
左右10回を1セットとし、1日1~3セット行います。
まとめ
年々動きが鈍くなって、ちょっとした動作でも辛くなるんですよね。。。特に、階段!! でも、これからは楽にできそうな気がします!! 皆さんも是非参考にしてみて下さいね♪