2019年3月13日のNHK「ガッテン」では、洗濯シリーズ第3弾を放送!!今回のテーマは洗濯機の使い方!!古着屋さんも実践している伸び伸びヨレヨレ洋服・Tシャツを元に戻す技や、洗濯槽の回転盤を活かす方法、洗濯ネットの使い方、洗濯物の適量など、衣服の傷みや汚れを防ぐ洗濯機の活用法についてまとめました☆
洗濯槽の回転盤の働きとは?
洗濯機で洗っている間に衣類同士が絡まると、お互いがひっぱり合って均等だった繊維が偏ってしまいます。
これが、ヨレや伸びの原因となるのです。
ヨレたり伸びたりしないようにするポイントは、洗濯槽の底にある回転盤!!
回転盤には、衣類を傷めないよう下記2つの機能が備わっています。
- 右回転・左回転を交互に繰り返す
- 回転盤の近くにある洋服と、遠くにある洋服を入れ替える
右回転・左回転を交互に繰り返す
回転盤が右回転・左回転を自動で繰り返してくれるため、衣類が絡みにくくなっています。
回転盤の近くにある洋服と、遠くにある洋服を入れ替える
回転盤の近くにある洋服はこすれてしまうため汚れが落ちやすいのですが、衣類が傷みやすいというデメリットがあります。
逆に上の方にある洋服は、傷みにくいものの洗浄力が弱いというデメリットがあります。
そのため、上下を自然に入れ替えるように設定されているといわけです!
回転盤が機能しない原因とは?
衣類を傷めないポイントは回転盤であることは上記でご説明しましたが、回転盤が機能しないこともあります。
その原因は、洗濯物の量!!
洗濯物が重量制限内でも容積が多いと、回転盤の近くにある洋服と遠くにある洋服が入れ替わらなくなり、下の方の洋服ばかりが傷んでしまうということになってしまいます。
逆に洗濯物の量が少なすぎても、上下の洋服を入れ替えることができないので同様に傷んでしまいます。
衣類が傷むだけでなく、
・保温力が下がる
・乾きが悪くなる
という原因にも繋がります。
洗濯槽に入れる洗濯物の適量は?
洗濯槽に入れる洗濯物の適量は、5~7割。
中でも7割がベストです。
縦型洗濯機の場合、洗濯槽の上のプラスチック部分に小指を置いて、手を広げて親指の先が当たる部分が7割の目安です。
いつも洗濯機にめいっぱい入れる方は、バスタオル2枚、Tシャツ3~4枚ほど抜けばOK!
ドラム洗濯機の場合は、横から見て洗濯物の量が5~7割にします。
洗濯ネットの正しい使い方
洗濯ネットは、1枚につき衣類1枚が理想です。
1つの洗濯ネットに複数の衣類を入れてしまうと、衣類が絡まり傷んでしまう原因になります。
伸びたヨレヨレ衣類は、柔軟剤で元に戻す
ここでは、既に襟元やすそが伸び伸びヨレヨレになってしまった洋服やTシャツを、まるで新品のように元に戻す方法をご紹介します☆
使うのは、柔軟剤!!
柔軟剤には衣類繊維1本1本をコーティングして滑りを良くする働きがあるため、伸びやヨレの原因となる頑固な繊維の偏りをほぐしてくれるんですね。
やり方
1、10リットルの水をため、柔軟剤(キャップおよそ1杯分)を入れてよく溶かす。
2、気になる衣類をつける。奥まで成分が染み渡るように30秒ほどしっかりもみこむ。
3、気になる部分の形を整える。
伸びてしまった方向と逆方向に力を加え、形を整える!
4、すすがずに、軽く畳んで洗濯機で脱水をし、余分な水分を取り除けば完成。
すすがずに繊維にしっかり柔軟剤を残すことが大切!薬剤や香りが気になる方は、乾燥させた後にもう一度洗濯をするようにしましょう。
月に1回、ダメージが気になってきたときに処理すればOKですよ!!
まとめ
今回は、洗濯機をフル活用する使い方についてご紹介しました!
何回も洋服を洗っていると、どうしても襟元やすそが伸び伸びヨレヨレになってしまうんですよね。
お気に入りの洋服はできるだけ洗わないように・・・としていましたが、今回の使い方をマスターすれば安心ですね♪
傷みを防いで汚れを落とす方法、みなさんも是非参考にしてみてくださいね。
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