テレビ朝日系列『たけしの家庭の医学』では、頻尿を改善する対策方法についてこれまでに紹介されてきました。
頻尿に関するガイドラインでは、トイレに行く回数が日中(起きている間)に8回以上あると頻尿と定義されています。
さらに、就寝中に1回以上トイレに行く場合は夜間頻尿とされます。
番組によると、頻尿の原因の2割は脳疾患、8割は加齢とのこと。
ここでは、これまでに番組で紹介された、加齢によって生じる過活動膀胱(膀胱周りの神経が過敏になり、すぐに尿意を感じる病)などの改善方法を主にご紹介していきます。
少しでも参考になれば幸いです☆
足踏み(青竹踏み)
頻尿の主な原因は、膀胱周りの神経が過敏になり、膀胱に少量の尿しか溜まっていないのに尿意を感じること(全てではありません)。
そのため、膀胱の神経を刺激し興奮状態を抑えることで、この異常な尿意を抑えて頻尿を改善することができます。
膀胱の神経は足裏にまで伸びているため、「足踏み竹」というものを使って足踏みし、足裏のツボを刺激します。
この青竹踏みは医療現場でも使われている頻尿治療法です。
詳細は下記記事でまとめています。
体幹を鍛えるヨガ
頻尿の新たな原因として、膀胱そのものが変形する「垂れ下がり膀胱」が番組で紹介されました。
膀胱の底が下に垂れ下がってしまい、尿意を頻繁に感じるようになるのです。
この垂れ下がり膀胱は、体幹を鍛えるヨガを行うことで改善することができます。
実際、頻尿患者の7割が改善したというデータも報告されているとのこと。
やり方や詳細は下記記事でまとめています。
くるぶし周りマッサージ
くるぶし周りマッサージは、欧米で実際に行われている頻尿治療法をもとに名医が考案した方法。
前述でご紹介した足踏み(青竹踏み)と同様、膀胱周りの神経を刺激することで頻尿を改善することができます。
膀胱周りの神経は足の裏にまで伸びており、体の表面近くを通っているくるぶし辺りの神経を刺激することで効果が期待できます。
やり方や詳細は下記記事でまとめていいます。
睡眠4時間前の入浴
副甲状腺にできた良性の腫瘍などによる「副甲状腺機能亢進症」が原因で起こる頻尿を改善する方法についてです。
副甲状腺機能亢進症になるとホルモンが過剰分泌され、排尿に関係する腎臓・骨盤底筋が異常をきたし、夜間頻尿に繋がります。
夜間頻尿を改善するには、睡眠4時間前に入浴するのが効果的。
詳細や、夜間頻尿のなりやすさをチェックする方法などは下記記事でまとめています。
まとめ
今回は、頻尿の改善対策法についてご紹介しました。
頻尿になると、日々の生活に支障をきたしたり夜も熟睡できなくなりますよね。
しかし、なかなか周りに相談できず一人で悩んでしまいがち。
今後番組で紹介された対策法については、このページに随時追記していきます。
是非参考にして頂き、少しでも症状の改善に繋がれば幸いです。