2018年10月22日「ヒルナンデス!」で放送された、新米の美味しい食べ方をご紹介します!教えてくれたのは、五つ星お米マイスターの西島豊造さん。今年のお米は超不作で味が心配ですが、プロが伝授してくれた対応策を行えば美味しくいただけます☆正しい炊き方・オススメの銘柄・保存法などをご紹介してきます。
新米を買う時にやってはいけないことは?
今年の新米は、酷暑・大雨の影響などで「水分が少ない」「もろくて割れやすい」といった特徴があります。そのため、大量購入するのはNG!
保存がきかないので、1週間単位など食べきれる量で購入するのがオススメです。
お米の正しい保存法は?
お米は購入したらすぐにチャック付き保存袋に移し、冷蔵庫で保存するようにします。
常温保存はNG!特に今年のお米は水分が少ないので、乾燥してしまうと割れやすくなり美味しさが減ってしまいます。それに虫もつく可能性もあるので要注意です。
今年の新米の炊き方
新米はお水の量を減らして炊きがちですが、今年のお米は水分が少ないのでお水の量を減らす必要はありません。炊飯器の目盛り通りに入れるようにします。
また、つけおき時間をゼロにするのもポイント!今年のお米は浸水することでお米が割れてしまうこともあるので、研いだらお水を入れてすぐに炊くのがオススメです。
今年のお米の研ぎ方
通常のお米であれば、下記のような手順で研ぎます。
①、ミネラルウォーターで軽くすすぎ、すぐに水を捨てる
②、水道水で軽くすすいで汚れを落とし、すぐに水を捨てる
③、お米同士の摩擦で20回ほど優しく研ぐ
④、2回すすぎを行う
⑤、再び水を切り、仕上げに10回研ぐ
しかし、今年の新米の場合、最後の「手順5」は不要!もろくて割れやすいので、研ぐ回数はなるべく減らして優しく行うようにします。
オススメの銘柄
今年は全国的に不作ですが、中には悪天候にも負けなかった品質の良い銘柄があります。お米マイスター・豊島さんが、全国のお米を約200銘柄食べ比べて厳選した2品をご紹介します!
富富富(富山県)
粒のそろいがよく、透明感がありさらさらした食感が特徴です。14年にもわたる品種改良の末、夏の厚さにも負けない強い稲ができたそうです。今年デビューしたばかりの新銘柄です!
島の香り 隠岐藻塩米(島根県)
ミネラルたっぷりの藻塩を稲に与えて育てた、甘味・香り・しっかり感のあるふっくらとモチモチしたお米が特徴です。コシヒカリの香りが強く、ここ数年の中で抜群の出来なんだそうですよ。
まとめ
今回は、緊急企画として今年の超不作のお米を美味しく食べる方法をご紹介しました。
今年の新米は台風・猛暑などの影響でとにかくデキが悪いそうです。28年間特Aランク魚沼産コシヒカリも今年初めてランクを落としたんだとか。しかし、正しい扱い方を知れば美味しく食べることができますね☆
参考炊き込みごはんの美味しい食べ方も紹介されましたので、あわせてチェックしてみてくださいね!
是非参考にしてみてください!
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