2018年2月27日放送「名医とつながる!たけしの家庭の医学」で、名医がオススメする花粉症対策3か条が紹介されました。その3か条とは、花粉を持ち込まない・排除する・まき散らさない。辛い症状が劇的に改善する、家庭で徹底すべき対策は必見です。
家庭で徹底したい「花粉症対策3か条」とは?
花粉症の名医曰く、当たり前の対策を徹底的に行えば花粉症を改善できるとのことです。
例えば、マスクは、より肌との密着度が高い花粉症用マスクを使うなど。
そこで今回は、辛い症状が劇的に改善する「家庭で徹底したい花粉症対策3か条」を名医が教えてくれましたのでご紹介します。
花粉を持ち込まない
帰宅したら玄関先ではらう
帰宅したら、花粉を必ず玄関先(ドアの外)でしっかりはらうようにします(家族全員)。
外で浴びた花粉が服に付いているため、家の中に花粉を持ち込まないようにするためです。
アウターはポリエステル系を着用する
花粉がつきやすい毛足が長いアウター(ウール系など)は避け、表面がさらっとしたポリエステル系のものを着用することで、花粉を家の中に持ち込むのを防げます。
洗濯物は「部屋干し」もしくは「朝に干す」
洗濯物は、部屋干しか、無理なら午前中の早い時間に干すようにします。
花粉が飛び始めるのは朝であり、山間部から都市部に飛んでくるピークは13~15時頃のため。
部屋干しができない場合は、花粉の少ない夜に洗濯し、午前9時までに外で干すようにしましょう!
花粉を排除する
花粉を排除するためには、鼻うがいが効果的。
【やり方】
1、市販されている生理食塩水・器具を使い、鼻から入れて口から吐き出せばOK。
「あー」と声を出しながら行うと、生理食塩水が喉に入らずむせるのを防げます。
花粉をまき散らさない
フローリングは拭き掃除(濡れ雑巾)にし、掃除機は控えめにします。
掃除機の気流によって花粉が舞い上がってしまうためです。
また、空気清浄機をリビングの入り口あたり(人通りが多く風通しの良いところ)に置くことも花粉をまき散らさないポイント。
さらに、加湿器で湿度を約60%に保つのも効果的です!
湿度を約60%に保つことで、花粉の舞い上がりを防ぐだけでなく、鼻や喉の炎症も抑えてくれますよ。
まとめ
今回は、名医が教える「花粉症対策」についてご紹介しました。
今年はスギ花粉の量が昨年より1.5~2倍多いようなので、花粉症の方はより注意が必要です。
花粉症の自覚がない人でも、皮膚にだけ症状が出る花粉皮膚炎も要注意です。