【世界一受けたい授業】初期のアルツハイマー病改善予防法(日本人向け)をデール・ブレデセン医師が解説【11月30日】

世界一受けたい授業の初期のアルツハイマー病改善法 世界一受けたい授業

2019年11月30日の日本テレビ系列「世界一受けたい授業」で放送された、初期のアルツハイマー病の予防改善方法についてご紹介します。教えてくれたのは、これまでに初期のアルツハイマー病を9割改善させた実績をもつ、世界的権威のデール・ブレデセン医師。以前も番組に講師として出演され、効果的な治療法であるリコード法を教えてくれました。今回は、緑茶でうがいをすると良い、サツマイモは脳に良い野菜など、日本人のための対策法を新たに紹介してくださいましたよ。内容をまとめましたのでぜひ参考にしてくださいね。

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名医が教える、日本人向けの初期のアルツハイマー病予防改善法

初期のアルツハイマー病改善法

そもそも認知症は、炎症などのダメージでアミロイドβというゴミが脳内に蓄積することが原因。神経細胞を破壊するため、脳が萎縮して働きが低下してしまうのです。デール・ブレデセン医師が提唱する治療法は、アミロイドβの発生を生活習慣の改善で抑えることができるものです。

参考前回デール・ブレデセンが教えてくれたリコード法は下記記事でご紹介しております。
【世界一受けたい授業】リコード法でアルツハイマー病治療!認知機能を回復するやり方!

世界一受けたい授業の記事一覧はこちら

朝起きる時間を一定にする

1日の睡眠時間は7~8時間が理想ですが、難しい場合は朝起きる時間を一定にするだけでも効果的。脳と体の生活リズムが整い、アルツハイマー病の予防改善に繋がります。

朝に3分以上太陽を浴びる

朝起きたら、すぐにカーテンを開けて太陽の光を浴びるようにします。日光浴をすることで体内にビタミンDが生成されるのですが、これがアルツハイマー予防に効果的。3分以上太陽を浴びるようにしましょう。

緑茶でうがいをする

朝1番にうがいをする際は、緑茶でうがいをするようにします。緑茶のカテキンがアルツハイマー病の原因となるアミロイドβの蓄積を予防する効果があるため、睡眠中に増えた細菌を出して脳への細菌の侵入をおさえてくれます。

カビが生えやすい場所はこまめに掃除をする

アルツハイマー病の患者の脳にカビがいた、という論文が存在するそうです。特に日本は湿度が高くカビが生えやすい環境のため、キッチン・エアコン・浴室などカビが生えやすい場所はこまめに掃除をし、毒素を吸い込まないようにすることが大切です。

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毎日必ず日記を書く

日記を書くと、その日の出来事を思い出そうとするため脳の記憶する部分が活性化します。

歯磨きは両手を使って行う

歯磨きを両手で交互に行うことで、片手で行うよりも広範囲に脳を刺激することができます。

発酵食品・青魚・ナッツや豆類・さつまいもが効果的

アルツハイマー病の改善に効果的な食べ物として下記が紹介されました。

・発酵食品
・青魚
・ナッツや豆類
・さつまいも

≫発酵食品

みそ・醤油・納豆などの発酵食品は、腸内環境を調えて栄養の吸収率を高めるため、脳に栄養が届きやすくなりアルツハイマー病の改善に効果的。発酵食品が多く使われている日本食はとても良いですね!

≫青魚

いわし・さばなどの青魚にはDHAが豊富に含まれており、脳の神経細胞を活性化させて記憶力・注意力の低下を防いでくれます。週に2回は食べるようにすると良いそうですよ。

≫ナッツや豆類

間食をするならナッツや豆類(枝豆)がオススメ。血糖値を急激に上げる食べ物は脳に良くないのですが、ナッツや豆類は血糖値が上がりづらく記憶力アップに繋がる栄養成分も含まれます。

≫さつまいも

さつまいもは、腸内環境を調える食物繊維や、脳に必要なブドウ糖の代謝に欠かせないビタミンB1が豊富に含まれています。血糖値の上がり方も緩やかなので、脳に良い野菜とのことです。

お酒を飲むなら赤ワイン 

お酒は脳に良くないのですが、赤ワインは脳の認知機能を高めるポリフェノールが多いため、飲むなら赤ワインがオススメです。

脳トレ逆読みウォーキング

アルツハイマー病の予防改善に効果的なウォーキング方法です。やり方は簡単。

歩きながら、言われた言葉を逆読みする。

例えば、「ブタ」と言われたら「タブ」と返します。「スイカ」と言われたら「カイス」と返します。これをウォーキングしながら行えばOKです。

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デール・ブレデセン医師の紹介と著書

デール・ブレデセン医師は、アルツハイマー病などの神経変性疾患の世界的権威。カリフォルニア工科大学の卒業後、デューク大学メディカルセンターでMDを取得。カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)で神経学のチーフ・レジデントを務めた後、ノーベル賞受賞者のスタンリー・B・プルシナー博士に師事し、プリオンとアルツハイマー病の関連性について多くの研究を実施されました。UCSF、UCLA、カリフォルニア大学サンディエゴ校で教職を歴任し、バーナム研究所にて高齢化プログラムを指導後、1998年に加齢専門研究所であるBuck Instituteの創業時社長兼最高経営責任者(CEO)に迎えられました。「リコード法」の教育・普及を行うMPI Cognitonを創立、最高医療責任者を務められています。

デール・ブレデセン医師の著書はこちらです。

まとめ

今回は、名医が教えてくれた初期のアルツハイマー病改善方法をご紹介しました。

アルツハイマー病になったとしても、初期の段階で対策すれば直る可能性が十分にあるということですよね。これを知っておくだけでとても心強いですし、早めに気付けるよう周りの協力も大切になってきそうですね。前回紹介されたリコード法は下記記事でまとめておりますので、ぜひ今回の内容とあわせてご覧になってくださいね。

【世界一受けたい授業】リコード法でアルツハイマー病治療!認知機能を回復するやり方!
2018年5月5日放送「世界一受けたい授業」で、アルツハイマー病の新治療法『リコード法』が紹介されました。教えてくれたのは、世界的権威のデール・ブレデセン医師。初期のアルツハイマー病なら、9割は認知機能回復が期待できるという画期的な改善法で...

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世界一受けたい授業」は、日本テレビ系列で毎週土曜日の19:56~20:54に放送されている教育バラエティ番組です。校長先生として堺正章さん、教頭先生として上田晋也(くりぃむしちゅー)さん、学級委員長として有田哲平(くりぃむしちゅー)さんほかゲスト陣が出演され、特別講師を招いて授業形式で色々な知識を学べるものです。
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