この記事では、2019年11月21日の日本テレビ系列「ヒルナンデス!」で放送された、鶏胸肉のヘルシー小鍋の作り方についてご紹介します。料理研究家の浜内千波(はまうちちなみ)さんが教えてくださった、出汁いらずで手軽に作れる新感覚のお鍋料理です。小鍋とは、2人前ほどの小さめのお鍋を使い、調理工程を最小限に抑えているのが特徴。実際、このレシピで使う材料は鶏むね肉・大根・塩の3つだけ!大根すりおろし汁を鶏むね肉にかけておくことで、しっとり柔らかく仕上がりますよ。画像付きで作り方やポイントをまとめましたので、ぜひご家庭で試してみてくださいね☆
出汁いらず!鶏むね肉と大根のヘルシー小鍋のレシピ
(調理時間の目安:15分、料理カテゴリー:鍋料理)
材料(1人分)
鶏むね肉 200g
大根 300g
塩 2g
水 300ml
作り方
調理工程の流れは下記のとおりです。
1、鶏むね肉は、食べやすい大きさにそぎ切りにする。
2、大根の1/3量(100g)をすりおろし、「汁」と「汁気を切った大根おろし」に分ける。汁(大さじ1)は鶏むね肉にかけ、塩を加えて揉み込み5分ほどおく。汁気を切った大根おろしは、ポン酢(適量:分量外)と混ぜ合わせてつけダレにする。
3、鍋に水を入れ、残りの大根(200g)をピーラーで薄切りにして直接鍋に加える。中火にかけてひと煮立ちさせる。
4、(2)の鶏むね肉を加え、蓋をしてもうひと煮立ちさせれば出来上がり。(2)で作ったポン酢につけていただきます。
画像とともに作り方を詳しくご説明していきますね。
▼作ってみました(画像付きで説明)
使う材料は下記画像のとおりです。
え?これだけで鍋が出来るの?と心配になる程シンプルな材料です。
【工程1】
番組では鶏むね肉の下処理から取り掛かっていましたが、個人的には大根を鍋に入れるところから始めた方が作りやすいのでオススメです。まずは大根の皮をむき、水を入れた小鍋に直接ピーラーで剥き入れていきます。2/3量分の大根を鍋に入れたら、中火にかけてひと煮立ちさせます。生でも食べられる大根を薄く剥いているのですぐに火が通りますよ。
【工程2】
鶏肉をそぎ切りにします。写真のように包丁を寝かせて切ると簡単に切れます。胸肉は安くてヘルシーですが調理法を間違えると固くなってしまうので注意が必要ですね。
【工程3】
残りの大根(1/3量分)をすりおろし、大根おろしを作ります。その搾り汁(大さじ1)を鶏肉にかけ、塩を加えて軽く揉み込み、5分ほどおきます。今回使った大根は水気が多くスプーンで簡単にすくえましたが、難しい場合は手でギュッと絞れば良いですよ。
汁気を切った後の大根おろしは、ポン酢と混ぜ合わせて鍋の付けダレにします。
【工程4】
大根おろし汁につけた鶏むね肉を、ひと煮立ちした小鍋に加えます。蓋をして、さっと煮込めば完成です。鶏むね肉は加熱しすぎると硬くなるので、最後に入れるのがポインです。鶏肉のイノシン酸と大根のグルタミン酸で、出汁いらずで絶品鍋に仕上がります!下記が出来上がり画像です。
作ってみた感想・レビュー
番組で紹介された手順通りに、まず鶏肉を大根おろしの汁で漬け込み、その間に鍋の準備をしようとしたんですが、以外とピーラーで大根を剥く作業に時間がかかってしました(といっても5分ほどですが)。5分以上つけおきしてはいけないということを思い出した時にはもうすでに5分近く時間が経っていたので、大根を慌てて強火で煮込みました。「事件になる」のは困るので(笑)、安心して作るためには大根をピーラーでむく作業から始めるのをおすすめします。
とはいえ拍子抜けするほど簡単にできたこのお鍋ですが、たしかに鶏肉がとっても柔らかいです!大根の甘さも加わり、優しい味のお鍋でした。食べ盛りの中高生にとっては少し物足りないかと思いますので、やはり大人が手軽に楽しめるひとり鍋(小鍋)、という感じですね♪
食べた後は、なんとなく健康になった気分(笑)美味しくてヘルシーなお鍋料理でした☆
t参考同日に放送された小鍋レシピ4品は下記記事でまとめています。
当サイト「オーサムスタイル」では、話題のレシピを実際に作ったレビュー記事を他にもまとめております。宜しければ今回の内容とあわせてご覧になってくださいね。レシピ記事もたくさんありますよ!