この記事では、2019年11月21日の日本テレビ系列「ヒルナンデス!」で放送された、サバとトマトの洋風小鍋の作り方についてご紹介します。料理研究家の浜内千波(はまうちちなみ)さんが教えてくださった、出汁いらずで手軽に作れる新感覚のお鍋料理です。2人前ほどの小さめのお鍋を使い、調理工程も最小限に抑えているのが特徴。実際、このレシピでは一切包丁を使いません!さば水煮缶・コーン缶・トマトソース缶・大豆缶と調味料をあわせて煮込むだけ。ミネストローネ風味の給食のような懐かしい味が楽しめます。そして、シメのパングラタンが絶品!画像付きで作り方やポイントをまとめましたので、ぜひご家庭で試してみてくださいね☆
出汁いらず!サバとトマトの洋風小鍋のレシピ
(調理時間の目安:10分、料理カテゴリー:鍋料理)
材料(1人分)
サバ水煮缶 1缶(200g)
トマトソース缶 1缶(295g)
ホールコーン缶 200g
大豆缶 1缶(100g)
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
お酢 大さじ1
<シメ>
食パン(8枚切り) 1枚
ピザ用チーズ 20g
黒こしょう 適量
作り方
調理工程の流れは下記のとおりです。
1、鍋にトマトソース缶・ホールコーン缶・大豆缶・サバ水煮缶をそれぞれ汁ごと入れ、中火にかける。
2、塩・こしょうで味を調え、お酢を全体に回しかける。
3、蓋をしてひと煮立ちさせれば出来上がり。
画像とともに作り方を詳しくご説明していきますね。
▼作ってみました(画像付きで説明)
使う材料は下記画像のとおりです。調味料以外は缶詰のみ!笑
余談ですが、食材を買いに行った時に誤ってカットトマト缶を買ってしまいました。パスタやトマト煮込みなどによく使うのがこれで、トマトソース缶は普段あまり使用しないのでうっかりしていました・・・。トマトソース缶は色んな調味料が入り程よい味付けがされています。皆様もお間違えのないようにご注意ください(笑)
【工程1】
料理というほどのこともないのですが、番組の手順に従い、トマトソース缶・ホールコーン缶・大豆缶・サバ水煮缶をそれぞれ汁ごと鍋に入れていき、中火にかけます。
【工程2】
塩とコショウで味を整えて、お酢を全体にまわしかけます。これがポイントで、お酢はサバの水煮缶の臭みを取り除いてくれるそうですよ。
【工程3】
あとは、蓋をしてひと煮立ちさせれば完成です。どれも火が通った食材なのでぐつぐつ煮込む必要はなさそうですが、サバに味がしみこむように10分ほど弱めの中火で煮みました。下記が出来上がり画像です。
【シメ】
お鍋といえばシメも楽しみのひとつですよね!雑炊やラーメン、うどんがメジャーですが、このレシピではパン&チーズでまさかのグラタン風。折角なのでこちらも作ってみました。痛恨のミスで食パンを切らしてしまっていたので、冷凍庫で眠っていたフランスパンで代用しました。
パンをちぎり、溶けるチーズをのせて、鍋の残ったスープに加えればOK!蓋をしめて、チーズがとろ~ととければ完成です。仕上げに黒コショウをふれば、トマト味のパングラタンが出来上がります☆
作ってみた感想・レビュー
包丁いらずな料理のレシピは数ありますが、だいたいは代わりにはさみやピーラーを使います。まさかの本当に何も切らずに作るという嘘みたいなレシピです。事実、作り始めてから完成まで、途中で手を洗う回数がゼロ!こんなこと初めてです。ズボラ主婦としては涙が出るほど嬉しい簡単さなので、これで美味しかったら毎日作りたいメニューです。
もはや料理と言っていいのかわからないこのお鍋、おそるおそる味見をしてみます。これは・・・学校給食の味!ミネストローネ風味の給食です。そういえば小学生の頃トマトと豆が入った料理が給食で出てたような気がします。鯖とトマトの見事なマリアージュ!というほどではなく、「ああ、鯖とトマトですね」といったテンションのお味(笑)しかし、調理工程の簡単さを考えれば十分なクオリティなのかもしれないですね!
シメのパングラタンは、うって変わってかなりの美味しさです!パンの下半分がトマトソースを吸ってしっかりした味が付いていていますし、トマト×チーズ×パンの間違いない組み合わせが期待を裏切りません!むしろこっちがメインで良いのではないでしょうか?
簡単さにパラメーターを全振りしたレシピです。缶詰の汁ごと全て鍋に入れるので、汁に滲み出た栄養素が余すことなく摂取できるのは優秀なポイント。日持ちのする缶詰のみで出来るので、いざという時(どうしても料理がしたくない時)のために常備しておくのはアリですね!
参考同日に放送された小鍋レシピ4品は下記記事でまとめています。
当サイト「オーサムスタイル」では、話題のレシピを実際に作ったレビュー記事を他にもまとめております。宜しければ今回の内容とあわせてご覧になってくださいね。レシピ記事もたくさんありますよ!