2019年6月5日のテレビ東京系列「ソレダメ!」で放送された、体臭の予防対策法についてご紹介します。世代によって違う三大体臭や、洗っても落ちない疲労臭など、臭いの原因や解消する方法などをまとめました☆
世代によって違う三大体臭とは?
これからの汗ばむ季節は体臭が気になりますよね!実際、5~9月のクールビズ時期に気になることNO1は体臭(臭い)なんだそうですよ。
実は3つの世代によって臭いのタイプが違い、三大体臭と呼ばれています。
- 汗臭:10代半ば~30代半ば
- ミドル脂臭:30代半ば~50代半ば
- 加齢臭:50代半ば以降
汗臭:10代半ば~30代半ば
汗臭は、体全体から(特に脇の下から)すっぱい匂いが出るもの。
汗腺は体全体にありますが、脇の下に集中しています。汗腺から汗が出た時点では無臭なのですが、皮膚の細菌と反応すると酸っぱい臭いに変化してしまうのです。
10代半ば~30代半ばは代謝が活発でたくさん汗をかくので、汗臭に繋がるんですね。
ミドル脂臭:30代半ば~50代半ば
ミドル脂臭は、使い古した油やチーズのような臭いがするもの。
30代半ばから汗に乳酸が含まれるようになり、皮膚の細菌が食べることで主に後頭部から発生します。
加齢臭:50代半ば以降
加齢臭は、耳の裏から多く発生する枯葉や古本のような臭いがするもの。耳の裏だけでなく。胸・お腹・背中などからも多く発生します。
通常、皮膚の潤いを保つために皮脂腺から皮脂が分泌されますが、50代半ば以降になると皮脂の成分が変わって酸化しやすくなります。これが加齢臭の原因となるのです。
三大体臭を予防する対策方法
汗臭の対策法
汗臭は、汗腺の働きが悪い時にかくネバネバ汗が原因!ネバネバ汗はミネラルを多く含んでおり乾きにくいのが特徴で、皮膚にいる常在菌を繁殖させやすくするためです。
汗腺は使わないと衰えるため、普段から運動をするなど汗をかくようにすると良いそうです。
▼下記のような人は要注意です!
・クーラーに長くあたっている
・普段から運動をせず汗をかく習慣がない
ミドル脂臭の対策法
ミドル脂臭は主に後頭部から発生します。
臭いを防ぐためには、シャンプー前にブラッシングをするのが効果的!髪の毛や頭皮の汚れが浮き上がり、シャンプー効果がアップするためです。手ぐしでもOKですよ。
正しい髪の毛の洗い方
1、入浴前に頭全体をブラッシングする。
2、シャワーを頭皮に対して90度で当ててすすぐ(お湯だけで予洗い)。
毛穴の汚れが浮き上がって落ちやすくなる!
3、シャンプーを手で泡立て、襟足⇒もみ上げ⇒前頭部⇒後頭部⇒頭頂部の順に洗う。
襟足はおろそかになりがちなため先に洗うのがポイント!この順番を意識することで全体をくまなく洗える!
4、襟足⇒もみ上げ⇒前頭部⇒後頭部⇒頭頂部の順に洗い流す。
5、タオルを髪の毛にかぶせ、指を立てて頭皮をしっかり拭く。
頭皮に残った、流し切れなかった汚れや泡をふき取ることができる!
加齢臭の対策法
加齢臭を防ぐためには、体を優しく洗うのがポイント!ごしごし洗って皮脂を落としすぎると、逆に必要以上の皮脂が分泌されてしまうためです。
石鹸でふわふわの泡を作って手の平で優しく洗うようにしましょう。
カシスを食べるのも効果的
カシスには抗酸化作用を含む成分が多く含まれるため、食べると加齢臭の原因となる皮脂の酸化を防いでくれます。市販のカシスジャムでもOKです!粉末状のカシスの場合は、1日にスプーン1杯を目安に摂ると効果的なんだそうですよ。
▼カシスパウダー
▼カシスジャム
疲労臭の予防対策法
疲労臭とは?
三大体臭とは別に、第4の体臭「疲労臭」が最新研究で判明したとのこと!この疲労臭は洗っても取れないそうです。
体全体からアンモニア臭のような臭いが出るのが特徴で、肝機能が低下すると発生します。具体的には下記のような症状がある人は要注意。
・肉体的な疲れ
・ストレス
・便秘
特に、疲れやストレスを感じる機会の多い30代半ばから50代半ばの人に多く発生しているようです。
疲労臭の対策法
疲労臭を防ぐためには下記対策が効果的!
- 十分な睡眠をとる
- しめじやしじみなどを食べて「オルチニン」を摂取する⇒肝機能改善
- ラクチュロースを食べる⇒ビフィズス菌を増やして体内のアンモニアを減らす
▼ラクチュロースシロップ
▼ラクチュロースを原料としたドリンク
まとめ
今回は、体臭の原因と対策をご紹介しました。
加齢とともに気になる体臭。自分では気付きにくいので、知らないうちに臭ってしまっていたら嫌ですよね。洗っても落ちない疲労臭があるなんて・・・結構ショックでした。
これから汗をかきやすくなる季節なので、臭い対策をしっかりやって予防したいものですね!是非参考にしてみてくださいね☆