2019年5月25日の日本テレビ系列「世界一受けたい授業」で放送された、生乾き臭を予防する洗濯方法についてご紹介します。教えてくれたのは、家事研究家の高橋ゆき先生。梅雨の時期は洗濯物が乾きづらくなって嫌な臭いが残ってしまいますよね。そこで、長袖シャツを早く乾かすお化け干しやジーンズの干し方、洗濯ネットの正しい使い方などこれからの時期に役立つ知識をまとめました☆
梅雨時の洗濯物の生乾き臭撃退方法
今回のテーマは、梅雨時の洗濯物の生乾き臭撃退法!!
ジメジメした気候が続くとせっかく洗濯をしてもなかなか乾かないので厄介ですよね。さらに嫌なのが、雑巾のようないや~な生乾き臭。実はこれ、湿った洗濯物に潜む「モラクセラ菌」のフンが原因なんです。
生乾き臭を防ぐポイントは、5時間以内に乾かすこと!!
それでは洗濯テクニックについてご紹介していきますね☆
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洗濯物の下に新聞紙を置いて干す
洗濯物を干す際、下に古新聞を置くことで生乾き臭を防ぐことができます!
新聞紙が湿気を吸い取ってくれるので、乾くまでの時間が短縮できますよ☆
ジーンズは裏返して干す
分厚い生地で乾きづらいジーンズは、ピンチハンガーに筒状にして裏返して干すようにします。
丸く裏返して干すことで、生地が重なり合っているポケットも素早く乾かすことができます!
洗濯前に洗濯槽を掃除する
洗濯をする間には、洗濯槽を掃除するようにします。
実は、洗濯槽には衣類の汚れ・ホコリ、水垢、洗剤の残りなどが蓄積されて雑菌がいっぱい!これでは洋服をいくら洗っても雑菌がついてしまい臭いの原因になってしまいます。さらには肌荒れの原因にも。
特にドラム式の場合は、ゴムパッキン・乾燥フィルター・排水フィルターといった部分がホコリまみれになりがちなので要注意です!
掃除のやり方
1、洗濯槽の一番高い位置まで水を張る。
2、市販の洗濯槽洗剤を加え、標準コースを1サイクルすればOK!
▼フィルターの汚れを取る場合:
フィルターのホコリをふき取って水洗いした後、中性洗剤(泡タイプ)をかけてポリ袋の中に入れる。水を注いで口を閉じ、袋を何回か振って汚れを落とす。仕上げに水洗いすればOK!
フィルターは毎回、ゴムパッキンは週1回、洗濯槽は月1回を目安に掃除を行うようにしましょう!
洗濯物はアーチ干しに
洗濯物を干す際は、長いものを外側に、短いものを内側にしてアーチ状に干すようにします。これによって空気が流れて早く乾くようになりますよ☆
また、扇風機の風の力を使って乾かすのも効果的!
生乾き臭を防ぐためには、洗った洗濯物を5時間以内に乾かすことが大切です!
長袖シャツはおばけ干しで
わきの下が乾いていないことも多い長そでシャツ。早く乾かすためには、2本のハンガーを使って下記画像のように干すおばけ干しが効果的!
袖をハンガーにかけてあげることで、肩回りも袖も同じくらい早く乾かすことができます☆
実際、通常の干し方だと袖まで乾くまで6時間ほどかかりますが、おばけ干しなら4時間半で乾いたという実験結果が紹介されました。
洗濯ネットの正しい使い方
洗濯ネットは、ぴったりなサイズを選ぶのがポイント!
デリケートな衣類の形を崩さないようにするのが目的で使用しますが、大きいサイズだとネットの中で衣類が泳いでしまうので洋服を傷めてしまいます。
大きめのサイズの場合は、余った部分をゴムで縛るようにしてジャストサイズにするようにしましょう。
まとめ
今回は、梅雨の洗濯物の生乾き臭を解消する方法についてご紹介しました。
乾かないだけでもストレスなのに、乾いた後も雑巾のような臭いがしてさらにストレスですよね。生乾き臭の原因は雑菌なので、健康にも良くないんですよね。
しかし、干し方や洗濯ネットの使い方などを少し変えるだけでこれらの悩みを解決することができます。
是非参考にしてみてくださいね☆