2019年5月23日の日本テレビ系列「ヒルナンデス!」で放送された、正しい洗濯方法についてご紹介します。教えてくれたのは、洗濯ソムリエの松延友記さん。梅雨になると洗濯物が乾きづらくなって困りますよね!生乾きになると病源菌の発生も。そこで、室内部屋干しのやり方やアイロンがけの順番、漂白剤の使い方など今の時期に知りたい役立つ知識をまとめました☆
梅雨に役立つ正しい洗濯法
これから梅雨を迎える時期に突入しますが、洗濯物が乾きづらいという悩みがありますよね。
特に生乾き臭!!雑巾みたいないや~な臭いがするんですよね。
この嫌な臭いの正体は、湿った洗濯物に潜む「モラクセラ菌」のフン。水分や皮脂を栄養分にして排出されたフンが生乾き臭の原因となるのです。肺炎などの様々な病気を引き起こす元にもなるので、しっかりと対策が必要です。
▼過去にも洗濯ソムリエが梅雨の洗濯法を教えてくれました!
梅雨の時期に部屋干しするなら廊下で
梅雨の時期に洗濯物を部屋干しする機会も多くなりますが、窓際に干すのはNG!!
太陽に当たって早く乾きそうなイメージですが、生乾きを防ぐポイントは乾いた空気の通り道を作ること。窓際に干すと乾いた空気の通り道が狭くなり、湿った状態になって生乾きの原因になってしまいます。
オススメの場所は、廊下。空気の流れが良いので早く乾きます!ドアを開けて空気の通り道ができるように干しましょう。
なお、どうしても窓際に干さないといけない場合は、くしゃっと丸めた新聞紙を干した洗濯物の下に置くのがオススメ!湿気を吸い取ってくれるので早く乾きます。
生乾きの嫌な臭いを防ぐには、アイロンをかけてから干す
生乾き臭を防ぐには、洗い立ての洗濯物にアイロンをかけてから干すようにします。
高温のアイロンは熱に弱い雑菌を死滅させてくれるので、臭いの素を取り除いてくれます。シワもにびて一石二鳥♪
アイロンがけはドライで
アイロンがけをする際は、スチームではなくドライで。水分が飛ぶまで2~3回かけるのがオススメです。スチームにすると水分が余計含まれて生乾きの原因に繋がってしまいます。
パーカーは逆さに干す
パーカーは、そのまま干すとフードや脇の部分の生地が重なって分厚くなり乾きづらくなってしまいます。
そのため、裾をハンガーピンチでとめ、逆さに万歳したように干すようにしましょう!こうすることで脇やフード部分の生地が重ならなくなりが乾きやすくなります☆
より効果的なのは、角ハンガーを使うこと!
角ハンガーで逆さ干しにすることで、パーカーの中に空洞を作ることができより乾きやすくなりますよ。
洗濯物を早く乾かすコツ
角ハンガーを使う場合、洗濯ものを早く乾かすためには「長いものを外側に、短いものを内側に」干すようにします。また、洗濯物同士はこぶし1つ以上の間隔をあけて干すようにすると早く乾くようになりますよ☆
脱いだ洗濯物を洗濯機に入れておくのは間違い
洗濯物を脱いでそのまま洗濯機に入れておくのはNG!!前回洗濯して洗濯槽に残った水分が蒸発しにくくなり、モラクセラ菌などの雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
雑菌を防ぐためには、洗濯槽を乾燥させることが大切!!洗濯が終わったら洗濯機の蓋を開け、脱いだ洗濯物は洗濯かごへ入れるようにしましょう。
おすすめの洗濯かご
洗濯ソムリエがオススメする洗濯かごは、メッシュ状のブラスチックのかご。
通気性がよく菌が繁殖しにくいですし、汚れがついても水洗いできて便利♪軽いので運ぶのも楽チンですね。
色が濃い物・柄物でも漂白剤を使う
色が濃い物や柄物の洋服でも、漂白剤は使うようにします。
ただし、酸素系の漂白剤を使うのがポイント!漂白剤には大きく分けて2種類ありそれぞれの特徴は下記のとおり。
酸素系:色の成分を脱色しにくく色柄ものにも使える
塩素系:漂白力が強く色の成分を脱色してしまう恐れがある
洗濯する前に必ず洗濯表示を確認しましょう!
△印⇒塩素系・酸素系のどちらの漂白剤も使用可能
△に2本線が入った印⇒酸素系漂白剤のみ使用可能
漂白剤は汚れを落とすだけでなく臭いの素である菌を死滅させる効果もあるので、生乾き臭予防にも効果的。つけ置きするとより効果が期待できるそうですよ。
まとめ
今回は、梅雨前に知っておきたい正しい洗濯法をご紹介しました。
ジメジメした梅雨は気分も下がりますが、何といっても洗濯物が乾かないのがストレス。部屋干しする場所もあまりないですし、イマイチ乾きが悪かったり・・・お日様が恋しくなります(笑)
同じように悩みを抱えている方は、是非今回の内容を参考にしていただいて悩みを解決してくださいね☆
これまでに紹介された洗濯ワザ
これまでにも「ヒルナンデス」で洗濯ソムリエが教えてくれた洗濯ワザが紹介されました!宜しければ下記記事もあわせて参考にしてくださいね!