【たけしの家庭の医学】隠れ悪玉レムナントコレステロールを減らす対策方法を紹介!心筋梗塞予防【5月14日】

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2019年5月14日のテレビ朝日系列「名医とつながる!たけしの家庭の医学」では、心筋梗塞の新原因となるレムナントを紹介!健康診断で見つからない隠れ悪玉コレステロールです。悪玉コレステロール値を下げ心臓老化を予防改善する対策方法などについてまとめました☆

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悪玉コレステロールのリスク

乱れた食生活をし続けると悪玉コレステロールが血管内にどんどん入り込み、プラークを形成する可能性があります。プラークが増えて大きくなれば、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まります。

特に50歳以上の女性は要注意!コレステロール値が基準値を超えている人が7割もいるというデータがあるそうです。女性の場合、40代を過ぎると悪玉コレステロールが急上昇するというデータもあるようなので早めの対策が大切です。

コレステロールを上げやすい食材はどっち?

卵orお肉

コレステロールを上げやすいのはお肉。原因はお肉に含まれる脂肪分で、脂肪分の摂り過ぎがコレステロール上昇の最大のリスクとなります。

逆に健康な人が卵などのコレステロールの多い食材を摂取しても、肝臓が調整してくれるので血液中のコレステロール値に影響はほぼありません。

揚げ物or肉の脂身

コレステロールを上げやすいのは、肉の脂身。そもそも油には下記2種類あります。

・サラダ油やごま油などの植物性脂肪

・肉の脂身などの動物性脂肪

植物性脂肪よりも動物性脂肪の方が、体内に入るとコレステロールに変化しやすい性質があります。

隠れ悪玉コレステロール「レムナント」とは?

今回悪玉コレステロールの中でも注目されたのが、レムナントコレステロール。通常の悪玉コレステロールとは別物で、健康診断では調べることができない隠れ悪玉です。

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そもそも私たちは食事をすると小腸で吸収されますが、脂肪分は肝臓でコレステロール中性脂肪に変化します。コレステロールはトラックのような役割をし、中性脂肪を積みながら血管を巡り、それぞれ下記のような使われ方をします。

中性脂肪⇒細胞が活動するエネルギーに。

コレステロール⇒(積んだ中性脂肪を全て下ろした後に)細胞の膜などを作る材料に。

しかし必要以上に脂肪分が増えると中性脂肪を消化しきれず、コレステロールは中性脂肪を積んだまま血液中を漂うことになります。これがレムナントコレステロールの正体!!

レムナントコレステロールが増えると傷ついた血管の壁から侵入し、プラークを作ってしまいます。

レムナントコレステロールが多い人の特徴

レムナントコレステロールが多い人は、下記2つの特徴があります。

  • 20代の頃よりも10kg以上太った
  • 食後に甘い物を食べる

20代の頃よりも10kg以上太った

内臓脂肪が溜まっていることが多く、溜まった脂肪が肝臓でどんどん吸収されるのでレムナントコレステロールが増える原因となります。

食後に甘い物を食べる

レムナントコレステロールが増える原因となる中性脂肪は、糖分で増えやすくなります。糖分は甘い物だけでなく炭水化物にも多く含まれるため要注意です。

レムナントコレステロールは「LPL」を増やせば減らせる

LPLとは誰でも持っている脂肪を分解する酵素のことで、血液中を漂うレムナントコレステロールを分解してくれる作用があります。

LPLは主に筋肉で作られますが、加齢とともに筋肉量は減っていきますよね。しかし、少ない筋肉でも有効に使うことでLPLを増やすことができます!

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筋肉を効率的に使ってLPLを増やす方法「階段1階分上り下り」

筋肉を効率的に使うためには、いつもよりも階段1階分の上り下りを増やすのが効果的!!

階段では最も大きな太ももの筋肉を使うため、少なくなった筋肉でもLPLを効率的に活性化できるんですね☆

1階分の上り下りは、30段ほどが目安です。日常生活の中で、普段の階段の上り下りよりも1日30段増やすよう意識的に行動するようにしましょう。番組では1週間続けただけでも効果が表れていましたよ☆

まとめ

今回は、隠れ悪玉コレステロール「レムナント」と改善方法についてご紹介しました。

医学界が今注目している心筋梗塞の新原因とのことなので、早めに知識をつけて改善していきたいものですね。ポイントは、いつもよりも1日30段多く階段の上り下りをすること。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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