2019年5月13日の日本テレビ系列「ヒルナンデス!」で放送された、血糖値ダイエットについてご紹介します。教えてくれたのは、アキバ水野クリニック院長である水野雅登先生。実は太る原因はカロリーではなく糖質!血糖値を上げにくいスイーツ・おつまみ・麺類や、一緒に食べると効果的な食材など、上手に糖質制限(オフ)できるやり方・食事方法についてまとめました☆
ダイエットには糖質制限(オフ)が大切
今ダイエットで注目されているのが糖質!!最新の医学では、太らないためにはカロリーよりも糖質を控える方が大事だとされているのです。
糖質の多い食事をして体内に糖分が吸収されると、血糖値が急上昇します。すると余分な糖質が脂肪になり、肥満や病気へと繋がってしまうのです。
特にこれからの季節は要注意!!気温が上がり甘いアイスやジュースを摂りすぎてしまいがちなので十分に気を付ける必要があります。
関連記事2019月6月24日に血糖値ダイエットの最新版が放送されました!
血糖値ダイエットの食事方法
おにぎりの具で「昆布」は要注意
おにぎりの具であるツナマヨ・明太子・昆布のうち、最も血糖値が上がりやすいのは昆布!!
カロリーは最も低いので太りにくいと思いがちですが、糖質は他の2つに比べてダントツ多くなっています。
冷たいスイーツで「シャーベット」は要注意
かき氷・シャーベット・アイスクリームのうち、血糖値が上がりやすいのはシャーベット!
それぞれに含まれる糖質の量を比較するとこちら。
シャーベット:34.4g
アイスクリーム:27.8g
かき氷:17.3g
かき氷はシロップをかけても大部分が氷なので糖質は少なめ。シロップはどの味でも糖質量は変わりませんが、甘い加糖練乳は多くなるので気を付けましょう!
シャーベットとアイスクリームでは、生クリームを使っているか否かが糖質量のポイント!
シャーベット:生クリームなし
アイスクリーム:生クリームあり
生クリームには糖質がほとんど含まれませんが、生クリームを使っていないシャーベットにはその分糖(果汁)が使われているため血糖値が上がりやすいんですね。
甘い物を食べる効果的なタイミング
甘い物を食べる時は、運動後がオススメ!糖質を摂取しても筋肉に取り込まれるため、脂肪になりにくいんですね。ただし、運動後30分~1時間程度と短い間なんだそうですよ。
ビールのおつまみで「フライドポテト・魚肉ソーセージ」は要注意
枝豆・フライドポテト・ネギチャーシュー・ウインナー・魚肉ソーセージ・厚揚げのうち、ビールのおつまみとして血糖値が上がりやすいのはフライドポテト・魚肉ソーセージ!!
フライドポテト:材料のジャガイモに糖質が多く含まれる
魚肉ソーセージ:すり身につなぎや調味料を加えるので糖質が多くなる
ウインナー:ほとんどが豚肉なので糖質は低い
6つのおつまみのうちフライドポテトの糖質量が最も多いのですが、揚げ物全てが糖質が多いのではなく、素揚げならOK!油には糖質は少ないのですが、粉もので作る衣が要注意なんですね。
ちなみにビールにも糖質が含まれており、350mlで11~16g程度。ノンアルコールビールであれば8g程度とやや少なめになっています。最近は糖質ゼロのビールも増えているのでオススメです☆
オススメのおつまみ「オクラの鰹節和え」
先生オススメのおつまみは、オクラの鰹節和え!!オクラのネバネバ成分が糖質の吸収を穏やかにしてくれ、鰹節も血糖いの上昇を抑えてくれる食材です!
輪切りにしたオクラ・鰹節・梅干しを和えるだけなので簡単です♪
麺料理で「冷やし中華」はオススメ
冷やし中華・そうめん・もりそばのうち、血糖値が上がりにくいのは冷やし中華!
麺の糖質量はあまり変わらないのですが、冷やし中華のタレには食後血糖値の上昇を緩やかにする酢が使われているためです☆
ごはんを食べるときも酢飯の方がオススメですよ。
ちなみに、ごまダレはごまの脂分と麺の糖質を一緒に摂ることになるので脂肪が増える原因になります。先生曰く醤油味が良いそうですよ!
冷やし中華の具材で「トマト」は血糖値を上げやすい
錦糸卵・ハム・トマトのうち、冷やし中華の具材として血糖値を上げやすいのはトマト。
トマトのカロリーはダントツ少ないのですが、糖質量は逆にダントツ多くなっています。野菜は低糖質なイメージがありますが、トマトは要注意なんですね。
きゅうり・もやしは糖質量が少ない野菜なので具材にオススメですよ☆
蕎麦と一緒に食べるのは「舞茸」がオススメ
レンコン・舞茸・玉ねぎのかき揚げのうち、蕎麦と一緒に食べると最も血糖値が上がりにくいのは舞茸!!
舞茸にはMXフラクションという成分が含まれており、体内のインスリンの働きを高めて血糖値の上昇を抑えてくれます☆舞茸だけでなくきのこ類は糖質量が少なく食物繊維も豊富なのでオススメの食材ですよ♪
逆にレンコンのような根菜類は糖質量が多いので太りやすくなってしまいます!
ちなみに、舞茸以外にとろろもオススメ!!糖の吸収を抑える食物繊維が豊富なのでとろろ蕎麦にして食べると良いですね☆
なお、蕎麦つゆは砂糖が多いのですがつけて食べる程度なら大丈夫とのことでした。
水野雅登先生の著書
今回教えてくれた水野雅登先生の著書はこちらです!糖質オフのレシピなど、血糖値を下げてダイエットをする方法が分かりますよ。
まとめ
今回は、血糖値に関する新常識についてご紹介しました。
ダイエット中にはついついカロリーや脂質などを気にしがちですが、実は「糖質」が一番肝心なんですね!これに関しては他の番組でも紹介されており、徐々にダイエット方法の認識が変わってきているところではないでしょうか(*^^*)
血糖値が上がると肥満に繋がるだけでなく様々な病気のリスクも高めてしまいます。上手に糖質制限をすることで健康に肥満も防ぐことができます♪
是非参考にしてみてくださいね☆