2018年11月3日の日本テレビ系「世界一受けたい授業」では、8大名医が警鐘を鳴らす8つの病気を特集。それぞれの病気の予防対策法を教えてくれました。
ここでは、肺癌(肺ガン)についてご紹介していきます。
教えてくれたのは、高橋和久先生。
肺がんになりやすいのは男性か女性かや、肺がんのリスクを半減させる食べ物などをまとめていきます。
喫煙は肺がんのリスクを上げる
肺は、呼吸には欠かせない重要な臓器ですよね。
肺の病気は、痰の色を見ることで判別することが可能です。
たんの色が赤茶色の場合は、血液を含んでおり
- 肺がん
- 結核
などの可能性があります。
肺がんによる死亡者数は急増しており、男女別でみると7:3で男性が多くなっています。
これは、男性の方が喫煙者が多いためです。
女性ホルモンはがん細胞を増やしてしまう
たばこを吸わない場合、肺がんになりやすいのは男性より女性。
その割合は1.3倍にも上ります。
これは女性ホルモン・エストロゲンが関係しており、がん細胞を増殖させる働きがあることが分かっています。
1日1個のりんごで肺がんのリスクが下がる
フィンランドの研究において、りんごに含まれるポリフェノールの抗酸化作用が肺がんのリスクを下げることが判明。
1日1個りんごを食べている人は、全く食べない人に比べて肺がんのリスクが58%も下がることが分かっています。
最新の肺がん検査
最新の肺がん検査として紹介されたのが、呼気水素検知器検査。
今まではCTやMRIが必要でしたが、これは袋に息を吹き込むだけで良く、気軽に受けることができます。
袋に拭き込んだ息を分析してもらい、
- 健康
- 肺がんの疑い
のいずれかの結果が返ってきます。
今のところ、肺がんの発見率は約8割とのことです。
まとめ
今回は、肺がんの予防対策法についてご紹介しました。
ポイントをまとめると
- たばこはできるだけ吸わないようにする
- 女性ホルモンには、肺がんのがん細胞を増やす働きがある
- 1日1個のりんごで、肺がんのリスクを減らせる
- 呼気水素検知器検査は手軽に受診できるのでオススメ
是非参考にしてみてくださいね。
同日に放送された内容
【世界一受けたい授業】名医直伝8つの病気の予防対策法!便秘、乳がん、心臓病、認知症、肺ガンなど(11月3日)
2018年11月3日の日本テレビ系「世界一受けたい授業」では、8大名医が警鐘を鳴らす8つの病気を特集。それぞれの病気の専門医が予防対策法を教えてくれました。 胃癌(胃ガン) 肺癌(肺ガン) 認知症 心臓病 乳癌(乳ガン) 便秘 肝臓癌(肝臓...