2018年10月29日の日本テレビ系「ヒルナンデス!」では、料理の超基本検定が新企画としてスタート!松本伊代さん、浜口京子さんが挑戦しました♪
記念すべき第1回目では、塩少々とひとつまみの違いや、油の温度の見極め方、切り方の名前など、誰もがつまずく疑問を解決!
さらに、中華料理のプロが教えてくれたパラパラチャーハンの作り方もご紹介します☆
3倍濃縮とは、めんつゆ1に対し水をいくつ入れる?
めんつゆには、2倍濃縮、3倍濃縮などの表示がありますよね。
そのまま使うと濃いので水などで薄めて使うという意味ですが、具体的にどれだけ薄めれば良いか間違っている人も多いそうです。
正しくは、3倍濃縮と書かれていたら、めんつゆ1に対して水を2入れます。
水を加えて元の3倍の量にしてください、という意味なんですね。
間違える人が多いので、ラベルの裏側にはめんつゆと水の比率が書かれているものもあるそうですよ!
塩少々と塩ひとつまみの違いは?
レシピには、「塩少々」や「塩ひとつまみ」という言葉がよく出てきますよね。
塩少々は、親指と人差し指の2本でつまみます。
塩ひとつまみは、親指・人差し指・中指の3本でつまみます。
つまむ指が2本か3本の違いということなんですね。
味を調えたい場合は塩少々、しっかり味をつけたい場合は塩ひとつまみ、という感じで使い分けられています。
切り方の名前
レシピでは、●●切りという言葉がよく出てきますよね。
例えば大根を例にとると、丸く切ったものは輪切り。
輪切りを半分に切ったものは、半月切り。
半月切りをさらに半分に切ったものは、いちょう切りと言います。
見たままの形が切り方の名前になっているんですね。
温度計を使わずに油の温度を知る方法は?
揚げ物を作る際、「油を●●℃に熱して」という言葉がよく出てきますよね。
温度計があればすぐに分かりますが、温度計を使わなくても衣を少量落とすことで把握することができます。
190℃前後の高温の油に衣を入れると、パーっと広がります。
170℃前後の中温の油に衣を入れると、中頃まで一回沈んですぐに浮きます。
160℃前後の低温の油に衣を入れると、一旦鍋の底まで沈み、少ししてから浮かんできます。もっと低い温度だと沈んだままなかなか浮かんできません。
ステーキの正しい作り方
ステーキを作る際、間違いやすいポイントを3つご紹介します!
- お肉を焼くとき何度もひっくり返さない
- きのこは水で洗わない
- 塩・こしょうした後に放置しない
ポイント1:
お肉をフライパンで焼くとき、何度もひっくり返すと肉汁が流れ出てジューシーに仕上がりません。
厚さ1.5cm、150gのお肉の場合、フライパンを熱してからお肉を入れ、片面を20秒強火で焼いてから2分弱火で焼き、ひっくり返して裏面も同じように焼きます。
ポイント2:
付け合わせにきのこを使う際、水で洗うと味や風味が落ちます。
きのこは水で洗わず、濡らしたキッチンペーパで拭くようにします。
ポイント3:
お肉に塩・こしょうをふった後、そのまま放置してしまうと肉がかたくなったり肉汁が流れ出てしまいます。
塩・こしょうをふるのは焼く直前にしましょう!
いくらと筋子の違いは?
いくらは鮭の卵だと思いますよね。
しかし、マスの卵でもあるのです!
そもそもいくらはロシア語で魚の卵という意味。
鮭やマスの卵を塩漬けや醤油漬けしたものを指すんですね。
さらに、いくらと見た目が似ている筋子も、鮭やマスの卵を指します。
では、いくらと筋子の違いはというと・・・・・成熟度で卵巣幕があるかないかの違い。
筋子は、いくらに比べて成熟が足りず、薄い卵巣幕に包まれた状態で市場に出回っています。
パラパラチャーハンの作り方
中華料理の五十嵐美幸シェフが教えてくれた、家庭でも作れるパラパラなチャーハンの作り方です。
下記記事でまとめています☆
まとめ
今回は、料理の超基本検定についてご紹介しました。
皆さんは全てご存知でしたでしょうか?。
レシピで当たり前のように使われている用語も、実はよく分からないままスルーしてしまっていることってありますよね(;^ω^)
ヒルナンデスは、料理初心者にも優しいレシピやテクニックを教えてくれるので有難いですね♪
▼その他の料理の基本検定の内容はこちら。
是非参考にしてみてくださいね。