2018年10月10日放送のNHK「ガッテン!」で、ピーマンをジューシー&パリパリな絶品にする方法『丸ごと加熱』が紹介されました!ピーマンと言えば、苦くて子どもから嫌われてしまうような存在・・・大人でも嫌いな人はいますよね。
しかし、ピーマンの特殊細胞をフル活用することでジューシー&パリパリになり、嫌いだった子どもも美味しいと喜んで食べるように!
さらに、お馴染みのピーマンの肉詰めもまるで小籠包のように!
そんな新感覚の絶品ピーマンに変える方法をご紹介していきます☆
福岡でパリパリピーマンが大ブーム!
皆さん、パリパリピーマンって聞いたことがありますでしょうか?
実は、今福岡で大ブームとなっている居酒屋のおつまみなんです。
ピーマンに軽く塩をふったもので、名前の通り口に入れるとパリパリッと音が鳴るのが特徴。
世界のホームラン王・王貞治さんも大好きなんだとか。
このパリパリピーマンの秘密は、ピーマンを氷水入りのボックスに二晩つけること。
これにより、ピーマンが水分を吸収してパリパリ食感になるんです!
そして、これにはピーマンの巨大細胞が大きく関係しています。
ピーマンを美味しくするカギは巨大細胞!
そもそもピーマンの原種は、乾燥した中南米産の唐辛子。
そのため、水分をぐんぐん吸収するような性質を持っており、氷水に二晩付けると19%も重さが増加します。
この水分を吸収するのが、ピーマンにある巨大細胞。
ピーマンの細胞には巨大細胞と呼ばれるものが存在し、名前のとおり、ほかの部分の細胞のよりも300倍の大きさがあります。
カットしたピーマンの皮を下にてして持ち、ぐにゃっと折り曲げてみると巨大細胞から噴水のように水分が出てきます。
初めから水分をたくさん含んでいる細胞ですが、ピーマンを二晩氷水につけておくことで巨大細胞がさらに水分を吸収します。
ピーマンの一番おいしい食べ方は丸焼き!
ピーマンを美味しくする秘訣は水分であり、巨大細胞がその水分をぐんぐん吸収してくれることをご紹介しました。
では、この特性を生かしてピーマンを1番美味しく食べられる調理法はというと・・・・
ホイルにピーマンを丸ごと包んで焼くだけ。
これだけで超ジューシーになり、ピーマン嫌いな子どもやゲストの勝俣さんも
「美味しい!」
「おかわり」
「水出る」
などと絶賛していました。
丸焼きにするだけで、ピーマンの苦みが消えてジューシーな野菜に早変わりするんですね!
丸焼きにするとなぜ苦くなくなるの?
では、なぜピーマンを丸焼きにすると苦みが無くなるのでしょうか??
そもそも、私たちがピーマンを口に入れた時、舌がえぐみを感じ、鼻が青臭さを感じます。
これが同時に脳に伝えられると、「苦い」と感じるそうです。
しかし、丸焼きにすれば、食べた時にジュワーっと水分が口に広がってジューシーになり、苦みを感じにくくなるんです。
つまり、食べる瞬間にいかにピーマンの水分逃がさないかが美味しく食べるポイントということですね。
通常、調理で細切りにしたり加熱したりすると、ピーマンに含まれる水分は30g⇒23.5gまで減ってしまいます。
しかし、ピーマンを丸焼きにすれば、水分をほとんど失わずにすみます。
さらに、焼くことで独特の青臭さが減り美味しく食べられるようになったと考えられます。
ピーマンの丸ごとホイル焼き&肉詰めのレシピ
●丸ごとホイル焼き
⇒先程ご紹介した、ピーマンを丸ごとホイルに包んで焼くレシピです。
●丸ごと肉詰め
⇒お馴染みのピーマン肉詰めを、ピーマンを丸ごと使って作るレシピです。
肉汁がジュワっと溢れ出て、まるで小籠包のような味わいが楽しめます。
まとめ
今回は、ピーマンをジューシー&パリパリな絶品にする方法についてご紹介しました。
おそらく大半の子どもが嫌いであろうピーマン。そして、大人でも嫌いな人がいるであろうピーマン(私もその1人です)。
しかし、ちょっとしたことで絶品に変身!!凄いですよね。
早速、ピーマンの肉詰めを作ってみようと思います♪
皆さんも是非参考にしてみてくださいね。