2018年5月8日放送「林修の今でしょ!講座」の健康長寿がよく食べる朝食SPで、コーヒーの認知症予防効果や、血管を強化して心筋梗塞・脳卒中を予防する力、より効果的な飲み方が紹介されました!
健康長寿が朝食で欠かさず飲んでいるコーヒーと長生きの秘密をまとめています。
コーヒーで、心筋梗塞や脳卒中などの死亡リスクが減る!
血管が老けると心筋梗塞や脳卒中に繋がったり、最悪死に至る危険もありますが、コーヒーには血管と脳を老けさせないパワーがあります。
国立がん研究センターの最新研究において、1日3~4杯のコーヒーで心筋梗塞や脳卒中などの死亡リスクが減ることが判明!!
インスタントコーヒーでもドリップコーヒーでもOKです。
ただし、妊娠中や授乳中の方など、不安がある方はかかりつけの医師にご相談してくださいね。
また、カフェインの摂り過ぎには注意しましょう。
コーヒーの血管を老けさせない2大栄養素
カフェイン
カフェインは血管の拡張作用があり、血液の流れを良くしてくれます。
特に、血液をろ過しキレイにしてくれる腎臓の働きを強くする作用があります。
クロロゲン酸
「クロロゲン酸」とはポリフェノールの一種で、動脈硬化を防いでくれます。
心筋梗塞や脳卒中は、血管が酸化してサビ付いたように硬くなることが要因ですが、抗酸化作用がある「クロロゲン酸」は血管を酸化から守ってくれます。
また、認知症予防にも効果的!!
最新研究で、1日3~5杯のコーヒーで認知症発症リスクが65%も低下したことが判明しました!
認知症の代表であるアルツハイマー病は、「アミロイドβ」という異常なたんぱく質が脳に沈着することが要因ですが、「クロロゲン酸」は「アミロイドβ」が溜まるのを防いでくれます。
コーヒーの正しい飲み方
コーヒー×豆乳
コーヒーに砂糖を入れると血糖値が上がるため、血管により良い飲み方はブラック。
ブラックで胃が荒れるという人は、胃を保護するミルクを入れるのがオススメです。
最も良い組み合わせは、コーヒー×豆乳。
豆乳は胃を守ってくれるだけでなく、抗酸化作用のある「イソフラボン(ポリフェノールの一種)」が含まれているため、血管に良い飲み方です。
さらに、ポリフェノールを数種類同時に摂ることで効果が倍増することも最新研究で判明しているため、コーヒー×豆乳は医学的にオススメです。
飲むタイミング
血糖値の上昇を抑えるコーヒーを飲むタイミングは、朝の食前がベスト。
コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」は、血管に吸収される糖や脂質を防ぐ働きもあるため、食前に飲めば血糖値の急上昇を防ぐことが期待できます。
朝飲むことで、1日の血糖値の上昇が緩やかになりますよ☆
また、睡眠を妨げない為には、寝る4時間前までに飲むのがベスト。
コーヒーに含まれるカフェインは眠気を覚ます働きがあり、この作用はコーヒーを飲んでから30分後に効き始め、3時間後にピークを迎えるためです。
コーヒーと一緒に食べる飲み物
コーヒーと一緒に食べるとより脳を老けさせない食べ物は、ビターチョコレート(ブラックチョコレート)、ナッツ。
ビターチョコレートやブラックチョコレートには「カカオポリフェノール」が含まれているため、認知症予防に効果的です。
また、ナッツには「レシチン」が含まれており、脳を活性化させる働きがあります。
まとめ
今回は、健康長寿が朝食でよく摂る『コーヒー』の健康パワーについてご紹介しました。
いつまでも健康でいるためには、身体を作る食べ物・飲み物がポイント!!
健康に効果的な食材や正しい食べ方を知っているか否かで大きく違ってきます。
皆さんも今回の内容を是非参考にしてみてくださいね。