2018年5月7日放送「名医のTHE太鼓判」の血糖値72時で、血糖値上昇を予防改善する対策方法が紹介されました!
高血糖や血糖値スパイクは、様々な病気の引き金となります。
予防・改善するためには、血糖値が上がる原因を減らすよう生活習慣を改善することが大切!!
そこで、血糖値の急上昇を抑える舞茸レシピ「豆乳と白味噌の舞茸スープ」の作り方や、「かかと上げ下ろし体操」のやり方、おすすめ調理法などについてまとめます☆
血糖値が高くなることによるリスクとは?
血糖値とは「血液中のブドウ糖の濃度」のことで、筋力や臓器のエネルギーになります。
しかし、血糖値が高くなる(高血糖の状態になる)と
・2型糖尿病
・動脈硬化
・腎臓病
など様々な病気の引き金となります。
さらに、今注目されているのが血糖値スパイク。
空腹時は正常な血糖値であるものの、食後短時間で血糖値が140mg/dl以上に急上昇することで、急激に増えたブドウ糖によって血管が傷み
・脳卒中
・心筋梗塞
・がん
など様々な病気のリスクに繋がることが分かってきています。
血糖値スパイクになりやすいタイプかのチェック法
血糖値スパイクが起こりやすいかは、普段の食生活・ライフスタイルに起因します。
下記項目について、該当数が4つ以上の人は要注意です。
●朝食を食べない |
●食べるのが早い |
●野菜をあまり食べない |
●甘いものをよく食べる |
●お腹が出ている |
●普段運動をしない |
●睡眠時間6時間以下の日が週3日以上ある |
●家族・親族に糖尿病の人がいる |
血糖値が上がる原因とは?
血糖値が上がる原因は様々ですが、今回番組で紹介されたものをご紹介します。
タバコ
タバコは、交感神経を刺激し血糖値を抑えるインスリンの働きを妨げるため、血糖値上昇に繋がります。
ストレス
興奮してストレスを感じると、脳から闘争ホルモンが分泌され血糖値が上昇します。
長時間の空腹状態からの一気食い
長時間の空腹状態からの一気食いは、通常より早いペースで糖質を吸収するため血糖値が上昇します。
血糖値を上げないための空腹時間の目安は、約6時間です。
緊張
緊張すると、肝臓に蓄えた糖が血液内に放出されるため血糖値が上昇します。
早食い
早食いをすると、食べ物の消化・吸収も早くなり血糖値を急上昇させます。
過度の運動
適度な運動は健康に良いものですが、激しい運動をすると闘争ホルモンが出て血糖値が上昇します。
また、空腹で行う運動もリスクを高めます。
血糖値スパイクを改善する料理術
血糖値スパイクを改善する料理術です。
筑前煮
筑前煮を作る際は、糖質が高いレンコン・里芋を「ブロッコリー」に変えると糖質が半減します。
さらに、リコピンを含んだ「トマトジュース」、食物繊維が豊富に含んだ「こんにゃく」を加えるとより効果的です。
パスタ
水で戻した糸寒天を、通常の半分量にしたパスタに加え、ミートソースをかければ糖質半減のミートパスタが作れます。
舞茸は、血糖値スパイクを予防・改善してくれる食材
血糖値スパイクを予防するためには、2つの重要成分
- 食物繊維
- MX-フラクション
が大切です。
舞茸にはこの2つの成分が豊富に含まれています。
詳細や食べ方については下記記事でまとめています。
『豆乳と白味噌の舞茸スープ』のレシピ
名医オススメの、朝飲むだけで血糖値の上昇予防に効果的な舞茸レシピです。
材料
・水 250cc
・豆乳 50cc
・顆粒だし 小さじ1
・白みそ 大さじ1
・舞茸 50g
作り方
①鍋に水・豆乳・顆粒だしを入れて沸騰させます。
②煮立ってきたら、白みそ・舞茸を加えて約3分煮れば完成です!
血糖値の急上昇を抑える「かかと上げ下ろし体操」のやり方
血糖値の急上昇を抑える、名医オススメの「かかと上げ下ろし体操」のやり方です。
筋肉が7割集中している下半身に血流を送ったり、かかとの骨を刺激することで、下記のような効果が期待できます。
●腸に血液が集中するのを防いで消化速度を落とし、食後の血糖値上昇を抑える
●かかとの骨を刺激することで骨の細胞から「オステオカルシン」というホルモンが分泌され、すい臓の働きを活発にしてインスリンの分泌を増加させる
これにより、糖尿病を予防することができます。
- つま先立ちでかかとをあげ、3秒間数えて下ろす
- 食後に10回繰り返せばOK
まとめ
今回のテーマは、血糖値についてでした。
高血糖や血糖値スパイクは様々な病気を引き起こす要因となります。
血糖値の上昇を抑えるためには、効果的な食材の摂取の他、運動習慣など生活習慣を改善することも大切です。
いつまでも健康でいられるために、早めの対策を心掛けていきたいものですね。
是非参考にしてみてくださいね。