2018年4月24日放送「名医とつながる!たけしの家庭の医学」で、骨密度をアップする『かかと落とし体操』のやり方が紹介されました。骨を丈夫にする栄養素を摂っていても、骨がスカスカになってしまう『骨粗しょう症』になる人がいることが判明。その原因である骨スカスカ物質『スクレロスチン』の分泌を抑えることができる、自宅で簡単にできる体操は必見です。
骨粗しょう症を防ぐためには?
骨粗しょう症とは、健康であればびっしり硬い組織が詰まっている骨の中が、隙間だらけのスカスカになってしまうもの。
少し転倒しただけで簡単に骨が折れてしまい、最悪寝たきりになってしまう可能性もあります。
予防するためには「骨密度を低下させない」ことが最も大切です。
しかし、骨を丈夫にする栄養素を摂っていても骨がスカスカになってしまう人がいるという驚愕の研究結果が判明。
その原因となるのが、 骨を作れなくする骨スカスカ物質「スクレロスチン」です(詳細は後述)。
骨スカスカ物質「スクレロスチン」とは?
骨は、壊す⇔作るを繰り返して新陳代謝を行っており、3~5年で全ての骨が入れ替わります。
骨スカスカ物質「スクレロスチン」は”骨を作るな”という命令を出すため、過剰に分泌されると骨を作る力が弱まり破壊ばかりが進みます。
そのため、骨スカスカ物質「スクレロスチン」の分泌が多いと、どれだけ生活習慣に気をつけていても骨密度が低下し骨折しやすくなってしまいます。
骨スカスカ物質「スクレロスチン」の分泌を減らせる運動とは?
骨スカスカ物質「スクレロスチン」の分泌量を決めるのは、ずばり運動習慣。
・早歩きウォーキング
・ジョギング
・テニス
など、骨への衝撃が大きい運動習慣がある人は、骨スカスカ物質「スクレロスチン」の分泌量を減らせます。
特に、足が地面に着く瞬間に衝撃が主に股関節に伝わると考えられ、骨への衝撃が大きいほど分泌を抑えることができます。
簡単!骨密度アップ体操「かかと落とし」のやり方
骨スカスカ物質「スクレロスチン」を減らし、骨密度をアップさせる効果が期待できます。
【やり方】
①できるだけ硬い床に立ち、かかとを上げます。
②そのまま、ストンとかかとから落ちればOK!
かかとが地面に着地した時に、大きな衝撃が骨にかかっています。
足の付け根を意識するとより効果的です。
30回を1セットとし、1日3セット行うようにしましょう!
まとめ
今回のテーマは、骨を丈夫する方法についてでした。
骨がもろくなると骨折しやすくなり、最悪寝たきりになってしまう可能性があります。
今回紹介された対策法以外にも下記で骨ケア術をまとめていますので、是非参考にしてみてくださいね。