2018年3月20日放送「林修の今でしょ!講座」で、健康長寿がよく食べている『山菜』の老化を防ぐすごいパワー&おすすめレシピが紹介されました。健康長寿が最も食べている山菜(ヨモギ・フキノトウ・ウド)の、腸・血管・体を老けさせない驚きの栄養素とパワーは必見です。
健康長寿は食べていた!3大山菜のすごいパワー!
番組で健康長寿1000人にアンケートをとったところ、山菜の中でも「よもぎ」・「ふきのとう」・「うど」が最もよく食べられている山菜ということが判明しました。
①血管を老けさせないヨモギ
よもぎを生で食べると苦みがありますが、苦みにこそよもぎの健康パワーが凝縮されていると言います。
よもぎには血圧を下げる成分「カリウム」が豊富に含まれており、血管中の余分な塩分を排出して血圧が上がるのを防いでくれます。
ワカメにも同様の効果があります。
さらに、よもぎには抗酸化作用のある「βカロテン」が含まれており(かぼちゃの約1.4倍)、動脈硬化を防ぐ効果が期待できます。
動脈硬化とは、血管が酸化し錆びついたように硬くなることで、心筋梗塞や脳卒中に繋がる可能性があります。
βカロテンは、血管の酸化原因となる酸化物質からの攻撃を防いでくれます。
■血管に良いヨモギの食べ方3位「ヨモギふりかけ」
カリウムを無駄なく摂れる食べ方で、ワカメをトッピングに足せばW効果が期待できます。
①水で洗った生のよもぎをみじん切りにします。
②フライパンによもぎ・塩を入れ、水分が飛ぶまで煎れば完成です。
■血管に良いヨモギの食べ方2位「ヨモギ茶」
ヨモギ茶は、カリウムを効果的に吸収することができます。
カリウムはお湯に溶け出すため、吸収しやすくなると共に、水分と一緒に摂るため食べるより効果的とのことです。
①ヨモギをきれいに洗い、急須に入れてお湯を注げば完成です!
■血管に良いヨモギの食べ方1位「ヨモギ天ぷら」
天ぷらとβカロテンは相性抜群で、βカロテンの吸収率がUPするとのこと。
βカロテンは油に溶けやすいですが、天ぷらの衣が流出を止めてくれると共に、体内で油がβカロテンを溶かし吸収を高めてくれるそうです。
①生のよもぎに小麦粉をまぶし、小麦粉・塩・水で作った衣をつけて油で揚げれば完成です!
★苦みがマイルドになる効果もある
②腸を老けさせないフキノトウ
ふきのとうは山菜の中でも食物繊維が多く含まれており、その含有量はゴボウの約1.2倍。
さらに、香り成分「フキノリド」が消化液の分泌を促し消化を助けてくれると言います。
そのため、食物繊維・フキノリドの作用で胃腸の環境改善に効果的とのことです。
もずくにも腸をキレイにする効果があります。
■腸に良いふきのとうの食べ方3位「フキノトウの天ぷら」
食物繊維は量を摂ることが重要。
天ぷらにすれば、ふきのとうが柔らかくなると共にサイズが小さくなるため、多く食べられるそうです。
①水洗いしたフキノトウに天ぷらの衣をつけ、油で揚げれば完成です!
■腸に良いふきのとうの食べ方2位「フキノトウの薬味」
毎日食べられ、香り成分「フキノリド」で食欲アップも期待できるそうです。
①生のふきのとうを細かく刻めば完成です!
★お好みの料理の薬味として食べられる
■腸に良いふきのとうの食べ方1位「フキノトウの味噌和え」
味噌の「乳酸菌」&ふきのとうの「食物繊維」のW効果で、腸に良いそうです。
①生のふきのとうをみじん切りにし、味噌と和えれば完成です!
③体を老けさせないウド
体の中で酸化が起きると、正常な細胞が傷み癌細胞に変化する可能性があります。
うどには、体内の細胞の老化を抑える抗酸化パワー「クロロゲン酸」が多く含まれており、癌予防が期待できると言います。
■ウドの効果的な食べ方「ウドの酢味噌和え」
酢が水に弱いクロロゲン酸の流出を防いでくれるそうです。
血管を老けさせないその他の山菜
■アシタバ
アシタバには、血液の粘着や凝固を防ぐ成分「カルコン」が豊富に含まれているそうです。
■行者ニンニク
行者ニンニクには、血液中の脂肪を減らす成分「硫化アリル」が豊富に含まれているそうです。
まとめ
今回のテーマは、健康長寿がよく食べている「山菜」がもつ老化防止パワーでした。体は日々摂取している食べ物から形成されるため、健康に良い食材を積極的に取り入れることが大切です。下記記事でも健康に効果的な食材をまとめていますので、是非参考にしてみてくださいね。
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