2018年3月7日放送「ヒルナンデス!」で、庭がなくてもガーデニングを楽しめる『春の寄せ植え』について紹介されました。教えてくれるのは、フラワーデザイナー・まゆみ先生。大人気・多肉植物の寄せ植え技や、花苗購入の狙い目など、意外と知らない裏テクニックは必見です。
STEP1:器選び
スタンダードな器を使うのも良いのですが、「雑貨」を器にすることでよりオシャレになるそうです。
基本的に、花・土が入れば寄せ植えの器になり、穴があいている器も麻布を敷けば器として使えます。
どこに飾るかを考え、場所にあった器・花を選べばOKです(少しの時間でも日の当たる場所に飾るのがポイント!)。
■玄関に飾る場合
玄関に飾る場合、器はシンプルなものを選び、華やかな春の花をさして明るくすると良いそうです。
■白を基調とした場所
白を基調とした場所には、派手過ぎない植物が良いとのこと。特に、サボテンやアロエなどの多肉植物は、水やりなどの手間が少なく育てやすいためオススメとのことです。
■木製の器
木製の器を使うと、暖かみのあるオシャレな寄せ植えになるそうです。
■明るい色の器
明るい色の器を使うと、リビングの窓際など、寂しい場所のアクセントになるそうです。
■シンプルなカゴ
ワイヤー製のカゴなど、シンプルなカゴは派手過ぎない落ち着いた寄せ植えになるそうです。
■透明な器
透明な器を使うと、シックで落ち着いた仕上がりになるそうです。
■寄せ鉢
寄せ鉢とは、小さなプラスチックカップなど、統一感のある器に植えた植物を並べる飾り方。ミニ多肉を使うとよりオシャレになり、卵の殻を器として使用してもOK!
STEP2:花選び
最初に旬のメインとなる花を1つ選び、次にメインを引き立てる脇役の植物を選びます。
飾る際は、花と葉のバランスを半々にするのがベストなバランスとのことです。
■開花期
ラベルに記載されている開花期を確認し、できるだけ長い花を選びます。
■苗を買いに行くベストな曜日
苗を買いにくベストな曜日は火木土。花苗の市場が開かれているため、午後に行くと新鮮な苗が手に入るそうです。
■つる性植物
つる性植物は、器から垂れ下がるように植えると立体感が出てオシャレさがアップするそうです。
■多肉植物
多肉植物は、質感・形・高さが違うものを選ぶとオシャレさがアップするそうです。
その他の植物も、葉の色や形が違う苗を選ぶとより華やかに!
STEP3:植え込み
必要なものは、麻布・軽石・お花用の土。
手順は下記のとおりです。
①器に麻布を敷きます。
②軽石を約2cm敷き詰め、土を容器の半分ほど入れます。
★土は肥料が入ったものがオススメ
★セラミスグラニュー(粘土を原料にした粒状の土)は、土臭さがなく見た目がキレイ
③苗を植える前に、根をチェック。
根が固まっていると栄養や水が行き届かないため、根を切ってほぐしておくと長持ちします。
④植える際は、高低差をつけたり横の空間を広く使うなど、表情をつけるようにします。ダイナミックで立体感のある寄せ植えになります。
⑤寄せ植えの水やりは、朝するようにします。夜は気温が下がるため、冷たい水をあげると根っこが痛んでしまうためです。
また、毎日声をかけて褒めてあげると元気に育ってくれるそうです。
まとめ
今回は、達人が教える春の寄せ植えについてご紹介しました。寄せ植えは、ひとつの鉢で複数の植物が楽しめるのが魅力♪自分好みにアレンジできるので楽しいですよね。しかし、その反面、複数の植物の性質などを把握する必要があるためでそれなりの知識は必要です。下記記事ではガーデニングDIYやオリーブの育て方などを紹介していますので、今回の内容と併せて是非参考にしてみてくださいね。
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