2018年1月23日放送「名医とつながる!たけしの家庭の医学」の3つの老化ストップ法で、血管の老化防止に絶対欠かせない最重要栄養素『亜鉛』が紹介されました!動脈硬化を予防・改善するその栄養素をたっぷり含んだ食材は必見です。
動脈硬化とは?
健康な血管は、弾力性が保たれており柔らかくしなるのが特徴で、血液の圧力に耐えられます。
この柔らかさこそ、血管の若さの象徴。
しかし、動脈硬化の血管は弾力性がなくなるため、血液の圧力に耐えられず破裂してしまいます。
これこそが、血管の老化。
老化し硬くなった血管は一瞬の血圧の上昇であっけなく破れ、脳出血や大動脈の破裂など命にかかわる重篤な病に繋がる可能性があります。
血管の老化を防ぐ「最重要栄養素」とは?
血管の老化を予防する最重要栄養素は、亜鉛!!
亜鉛は常に体内に存在し、動脈硬化を進める「活性酸素」を除去するのに役立っていますが、ひとたび不足すると血圧が上昇し動脈硬化が進行します。
いくら他の栄養素を摂取していても、亜鉛が不足すれば血管の老化を避けられません。
亜鉛が多く含まれる食材は、含有量が多い順から下記のとおりです。
- カキ
- 肉類
- ナッツ
- かに
- チーズ
亜鉛不足を簡単にチェックする方法とは?
亜鉛不足を簡単にチェックする方法として、下記2つが紹介されました。
- 2種類の煮物で検証
- 塩水で検証
2種類の煮物で検証
この検証は、下記のような2種類の煮物・・・
- 砂糖・塩・醤油をレシピ通りの分量使用した煮物
- 砂糖・塩・醤油を2倍使用した煮物
を食べ比べ、美味しいと思う方を選ぶというもの。
これにより、味覚チェックができます。
亜鉛が不足すると、味を感じる細胞が減少するため、濃い味を好む「味覚異常」になります。
味覚異常が起こると塩分量が増加し、高血圧を引き起こすリスクに繋がります。
塩水で検証
下記の手順で検証します。
【やり方】
- コップ1杯の水(約200ml)に、耳かき3杯分の塩(約0.08g)を入れます。
- 飲んでみて、塩味を感じたら異常なし。
普通の水と違いが分からない場合は、亜鉛不足による味覚異常の可能性があります。
取り入れやすい「ちょい足し」亜鉛食材&その効果とは?
ちょい足し亜鉛食材
亜鉛が豊富に含まれるちょい足し食材として名医がオススメしたのは3つ。
- 卵
- 粉チーズ
- ゴマ
それぞれの亜鉛の含有量は下記のとおりです。
●卵
⇒卵黄には亜鉛がたっぷり入っており、含有量は、卵黄約5個あたり亜鉛量4.2mgです。
●粉チーズ
⇒粉チーズに使われているパルメザンチーズは、チーズの中でも最も亜鉛が豊富な食材。
含有量は、パルメザンチーズ100gあたり亜鉛量7.3mgです。
●ゴマ
⇒ゴマにも亜鉛がたっぷり含まれており、含有量は、ゴマ100gあたり亜鉛量5.9mgです。
血管改善効果
上記3種類の食材を1週間積極的に「ちょい足し」して取り入れた結果、血管がどの程度改善されるかを番組で検証した結果です。
実年齢60歳の被験者女性は、なんと、血管年齢71歳から49歳へと若返りました!
わずか1週間でここまで若返るのはすごいですね。
まとめ
今回は、血管の老化を防ぎ、動脈硬化を予防・改善方法する亜鉛についてご紹介しました。
血管年齢を若く保つことは、健康維持だけでなく美容にも効果的です!!
皆さんも是非参考にしてみてくださいね。