2017年10月24日放送「名医とつながる!たけしの家庭の医学」で、便秘薬の新常識が紹介されました。便秘薬の間違った使い方や、名医が教える正しい便秘解消法などについてまとめました☆
知っておくべき「便秘薬の新常識」を名医が伝授!
今回のテーマは、今知っておくべき「便秘薬の新常識」。
教えてくれたのは、約2万人の大腸を診てきた便秘外来の名医・水上健先生です。
実は、2017年10月に設けられた日本で初めてとなる『便秘治療のためのガイドライン』の中で、やってしまいがちな便秘対策の中に症状を悪化させ治りづらくしてしまう危険な落とし穴があるという事実が判明。
使い方を間違えると大変なことになる便秘対策の新常識・・・・・
早速ご紹介します!!
便秘薬の間違った使い方
便秘対策として便秘薬を使っている方も多いですよね。
しかし使い方を間違えると、大腸が異様な形に変形して難治性便秘になる「弛緩性便秘」に繋がる可能性があります。通常は腸管神経が働いて大腸を収縮させることで便の排出をしますが、腸管神経が正常に働かなくなり便が大腸に溜まってしまう病気です。
便秘薬の間違った使い方として紹介されたのは、
- 自分の判断で毎日服用する
- 規定以上の量を服用する
といったこと。これによって弛緩性便秘を引き起こしてしまう危険があります。
例えば、腸管神経に直接働きかける「刺激性便秘薬」を使う場合は、効果が高い一方で長期連用しないことが前提条件です。
便秘で悩まないための新常識
便秘で悩まないための新常識・対策法が紹介されました!
●週に3回、排便があれば便秘ではない。
必ずしも毎日出ていなくても便秘ではないそうです。忙しい平日は出ないが、週末に出るという方もいるそうです。
●刺激性の便秘薬の使用は週に2回まで。
週2回程度の使用であれば大腸に問題がないそうです。
●腸に優しい便秘薬がある。
非刺激性の便秘薬は、毎日服用しても量さえ気を付ければ問題ないそうです。見分けがつかない場合は、薬剤師の方に聞くようにしましょう!
まとめ
普段当たり前のように使っている便秘薬に、こんな危険な落とし穴があったとは驚きですね。
理想は薬に頼らずに便秘を改善することですよね。
下記で便秘を解消するストレッチ法や食材をまとめていますので、宜しければ参考にしてみてくださいね。