2020年6月6日に日本テレビ系列・教育バラエティ番組「世界一受けたい授業」で放映された、読書好き有名人おすすめの本をご紹介します。明治大学文学部教授の齋藤孝先生、EXILE・岩田剛典(いわたたかのり)さん、女優・上白石萌音(かみしらいしもね)さん、YouTuber・フワちゃんの4名が今こそ読んでほしい一冊を紹介してくれましたよ。
本を読むと世界観が広がったり人生観が変わったりするのでとても有益ですよね。今はおうちで過ごす時間が多いのでこの機会に芸能人の方のオススメ本を読んでみるのも良いですよね!記事にまとめましたのでぜひ参考にしてくださいね☆
読書好き有名人おすすめの本を紹介
齋藤孝先生おすすめ「記憶喪失になったぼくが見た世界」
著者の坪倉さんは、幼少期はやんちゃで絵が上手な少年。しかし大阪芸術大学に入学して2か月後、交通事故に合ってしまい記憶喪失に。過去の記憶や普段の言葉、お父さんやお母さんの存在もすべて忘れ、「美味しい」「まずい」といった認識を生み出す機能や、「熱い」「冷たい」などの感覚もすべてリセットされてしまいました。
ご両親のサポートもあり、食べる・眠る・お風呂・トイレなどを少しずつ学んでいかれ、事故から3か月後には大学に復学することに。これは、「人間は何をするために生きているのか?」という疑問が生じた坪倉さんをご両親が心配し、生きる目的を見つけてほしいと決断されたためです。
記憶は戻らないままでしたが、大学生活の中でさまざまな色を生み出す「染め物」に魅了され、生きる目的を見出された坪倉さん。今では職人の道へ進まれ、200回以上の展示会も開催されています。
人間は辛い経験があっても立ち直れる、何気ない日常も新鮮な気持ちで見ると素晴らしい、と前向きになれる一冊です。
フワちゃんおすすめの本「マリアビートル」
フワちゃんいちおしのミステリー小説。
舞台は東北新幹線で、いろいろな殺し屋が乗り合わせているという少し殺伐とした状況。息子の仇をとろうとしている殺し屋や双子の殺し屋など様々な悪役がいて、狙うもの・狙われるものが絡み合うストーリーとなっています。
殺し屋という怖いキャラクターですが、フワちゃん曰くそれぞれ個性があって愛せるんだそう!
岩田剛典さんおすすめの本「アミ 小さな宇宙人」
(※上記でご紹介していますが、現在売り切れとなっています。)
本が苦手な人こそ読んでほしいと岩田さんがオススメする一冊。
主人公である宇宙人アミの優しく投げかける言葉にハッとと気づかされ、読む前と呼んだ後でモノの考え方や世界が変わるような本なんだそうですよ。
今は絶版のため購入は難しいのですが、多くの図書館にあるのでぜひ見つけてみてください☆
上白石萌音さんおすすめの本「誰も知らない世界のことわざ」
世界のことわざを集めた一冊。
例えば、ポルトガルのことわざ「ロバにスポンジケーキ」。これは日本でいう「猫に小判」と同じ意味です。また、イラン(ペルシャ)のことわざ「あなたのレバーをいただきます」は、食べたいくらい愛しているという意味なんだそうですよ!
色々なユニークなことわざが学べるので面白いですね。
大人の流儀
直木賞作家の伊集院静さんが出版された、若者に今読んでほしいという本「大人の流儀」。シリーズ化されています。
現在はSNSやインターネットですぐに答えが手に入る時代ですが、「すぐに手に入るものはすぐに役に立たなくなる」「苦労して得たものでしか成長できない」と伊集院さんは話されています。
また、「人は己以外の人のために何かをすることだ」「自分の仕事で誰かを幸せにできると信じて挑戦し続けなければ新しい道が開けない」、「他人の痛みが分かれば教員の8割が終わる」という言葉も。自分のことばかり考えるのではなく、他人のことを思いやる気持ちが大切だと改めて感じますね。
美の旅人
こちらも伊集院静さんの著書で、フランスやスペインの絵画がをめぐって独自の視点で解説した本となっています。伊集院静さん曰く、「ルーブル美術館はフランス人の精神」。画家の心情や背景を理解することで新たな気付きを得ることができるかもしれません。
まとめ
今回は、世界一受けたい授業で放送された芸能人の方のおすすめ本をご紹介しました。
参考こちらもオススメです。


私は最近読書をしていないですが、昔は好きでよく本を読んでいました。個人的に好きなのは、ドキドキするミステリーや、人生を考えさせられる社会派の小説。面白い本といのうは、読み始めるとどんどんのめり込んでいくので時間を忘れて一気に読んでしまうんですよね。読み終わったあとに、「作者はこういうことが言いたかったのかな」などと永遠と考えていたりもします(笑)今日の番組をみて久しぶりに本が読みたくなりましたよ!
みなさんも気になる本がありましたらぜひ読んでみてください☆