2019年10月29日のテレビ朝日系列「名医とつながる!たけしの家庭の医学」で放送された、関節痛を改善するおしりエクボ体操ついてご紹介します。今回のテーマは、ステルス医療費を防ぐSP。教えてくださったのは、順天堂大学医学部附属練馬病院の野沢雅彦先生です。ステルス医療費とは、市販薬など病院以外でかかる医療費用のこと。自己流で対処しているといつの間にか高額にかさんでしまうこともあるので要注意です。この方法は名医が教えてくださった改善方法で、ご家庭でも手軽に実践できる運動療法です。やり方や効果について記事にまとめましたのでぜひ参考にしてくださいね。
股関節痛を改善する運動療法を紹介!ステルス医療費を予防
ステルス医療費とは?
今回は、怖いステルス医療費を防ぐSP。ステルス医療費とは、ドラッグストアで買える処方箋のいらない市販薬や湿布、サプリメント、マッサージなどにかかる費用のこと。つまり、病院以外でかかる医療費のことを指します。
「ステルス」とは「隠れた」という意味なので、ステルス医療費は「知らない間に出ていくお金のこと」を表しているんですね。市販薬や湿布など1つ1つはそこまで高くはないので病院へ行くよりお財布に優しいと思いがちですが、思うように効果が出ないと長期間続けることになります。そして気が付いた時には高額に膨れ上がってしまっている可能性も。まさに「塵も積もれば山となる」です。
最終的に振り返ってみると、少し高くても病院で診察してもらった方が健康のためにもお金の面でも良かった、ということになりかねません。
変形性股関節症とは?
番組では、変形性股関節症に悩む女性が自己流の対処法を続けたあげく、ステルス医療費がかさんでしまった例が紹介されました。
変形性股関節症とは、足の付け根と骨盤を防ぐ軟骨(クッション)がすり減り、痛みを引き起こす症状のこと。高齢女性に多く見られ、腰やひざに痛みが表れることもあるのが特徴です。
現在約400万人の患者がいると考えられており、股関節以外の部位に痛みが生じることから真原因を見落としてしまう人も多いそうです。
股関節痛を改善する運動療法「おしりエクボ体操」のやり方
おしりエクボ体操は、名医が教えてくれた股関節の痛みを予防・緩和するのに効果的な運動療法です。おしりの筋肉をしっかり鍛えることで、1か月ほどで痛みが軽減し、半年ほどで歩行も楽になるようです。おしりの筋肉がつけば、えくぼのようなくぼみがお尻にできるようになります。
①「つま先立ちでかかとをつける」のやり方
1、まっすぐ立ち、足を4~5cm幅に開く。そのまま、できるだけ高くつま先立ちをする。
2、両足のかかとをくっつけて力を入れ、姿勢をまっすぐにして10秒キープする。
このとき、股関節を守るお尻の筋肉に効果的に力が加わる。ふらつく方は椅子の背もたれなどを持ってもOKです。
②「かかとをつけてスクワット」のやり方
1、まっすぐ立ち、両足のかかとをつけて足先を約90度に広げる。
2、そのままの姿勢でゆっくりしゃがむ。
自然とかかとが上がり、剣道や相撲などの「そんきょ」の姿勢になる。できるだけ足を広げ、姿勢をまっすぐにするのがポイント。
3、そのまま立ち上がり、元の姿勢に戻す。
まとめ
今回は、関節痛を改善する名医直伝の簡単運動をご紹介しました。
ステルス医療費とはあまり聞きなれない言葉ですが、病院以外でかかる医療費と思えば色々と思い浮かびますよね。私自身、なんとなく病院に行きたくなくて市販で売られている薬を自己流で使っていた経験も多々あります。しかし、結局効果が得られずズルズルと長期間続けて、振り返ってみたら「こんなにお金を費やしていたのか」とびっくりしたりもしました。やはり専門医に相談するのが一番ですね。
関節痛に悩まれている方はぜひ参考にしてくださいね。
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