2019年8月13日のテレビ朝日系列「名医とつながる!たけしの家庭の医学」では、つまずき・転倒を防ぐスーパー食材・とろろ昆布が紹介されました。講義してくださったのは、板橋中央総合病院の内科統括部長である塚本雄介先生。腎臓の専門医として国際的な学会でも数多くの功績を残されれている世界的な名医です。実は、運動をしているのに足腰の筋肉が衰えてしまう人が増えているとのこと。原因は、高血圧による腎臓機能の低下。そこで、減塩しなくても血圧を改善し腎機能・筋力アップが期待できるとろろ昆布の効果や食べ方など、先生が番組で教えてくれた対策方法を記事にまとめました。
つまずき・転倒予防にはとろろ昆布が効果的、名医が講義
近年、ウォーキングなど運動をしているのに筋肉が衰える人が急増しているとのこと。足腰の筋力が弱くなればつまずき・転倒に繋がり、骨折のリスクを高めてしまいます。
今回は、足腰が弱くなる新原因を特集!根本から改善する対策方法を名医が講義してくださいました。
運動しても転ぶリスクが高いかどうかのチェック法
いくら運動をしても、つまずき・転倒のリスクが高くなってしまうかどうかを診断できる簡単方法が紹介されました。自分は該当するのかどうか、ぜひチェックしてみてくださいね。
4項目でチェック
下記4つの項目をチェックし、該当するかどうかを確認してみてください。
・最近買い物に行くだけでも疲れてしまうようになった
・夕方などに靴がきつくなり履きづらいと感じる時がある
・階段を上がっただけでも息切れや動機がすることが増えた
・以前に比べて肌が乾燥してかゆみがある
1つでも当てはまれば、運動をしても転倒リスクが高いということ。将来筋肉がやせ細り、最悪の場合死亡リスクが約2倍になってしまう可能性があります。
夜間頻尿があるか
夜間に尿意でよく目を覚ます「夜間頻尿」がある人は、運動をしても転倒リスクが高くなります。
これらの2つの方法でなぜチェックできるのかは、このあと紹介する「運動をしても筋力が衰えるのは腎臓機能の低下が原因」で説明しています。
足腰の筋力チェック法「立ち上がりテスト」のやり方
こちらは、現在の足腰の筋力をチェックできる簡単方法です。実際に医療現場でも行われている診断方法です。
やり方
1、40cmの高さの椅子に座り、両手を交差して胸に当てる。
2、反動をつけずに片足で立ちあがり、3秒キープする。
うまく立ち上がれなかったりバランスを崩してしまった場合、足腰の筋力が衰え始めている可能性あり。
運動をしても筋力が衰えるのは腎臓機能の低下が原因
運動をしているのに筋肉の衰えが進むのは、腎臓の機能低下が原因であるとのこと。腎臓の機能低下が衰えると
・倦怠感
・むくみ
・動機、息切れ
・乾燥肌
・夜間頻尿
といった症状があらわれます。これらは上述したチェック項目に出てきたものですよね。
腎臓から分泌されるホルモンは、筋肉細胞の栄養分を作る大切な働きをしています。腎臓機能が低下するとホルモンの分泌が減少するため、いくら運動をしても筋肉細胞が栄養不足になり筋力が衰えてしまうのです。
高血圧が腎臓の機能を低下させる
筋力低下を招く腎臓機能の低下を引き起こす原因は、ずばり高血圧。
腎臓には血液の老廃物をこしだして尿を作る「ろか装置(糸球体)」が左右で約200万個も存在しています。しかし高血圧になると「ろか装置(糸球体)」が破壊されて減っていき、腎臓機能が低下して筋力の衰えに繋がってしまうのです。
腎臓は体内でも特に細い毛細血管の集まりで、太い血管から大量の血液が常に流れこんでいます。そのため、大きな負荷がかかり血圧の影響を受けやすいのです。
とろろ昆布は高血圧を改善し筋力アップに効果的
とろろ昆布は、体内の余分な塩分を排出してくれるカリウムを多く含む食材。そのため、食べるだけで高血圧を改善し、ひいては腎臓機能を回復して筋力アップに繋がるのです。
食べ方
1日にとろろ昆布を食べる量は、6g以上。片手でひとつまみ程度の量で充分です。普段の食事にとろろ昆布を加えるだけでOKです。番組では、
・ざるそば
・かぼちゃの煮つけ
・キャベツの炒め物
・チーズトースト
・冷やし中華
などにとろろ昆布をトッピングして食べている様子が紹介されました。
1週間続けるだけでも血圧・筋肉量共に大幅に改善したことが番組検証の中で紹介されていたので、継続することでより筋力アップが期待できそうですね。
とろろ昆布の通販・お取り寄せ
とろろ昆布は通販でお取り寄せが可能です。
これまでに放送されたつまずき転倒予防法
当番組では、これまでにもつまずき・転倒を予防する方法が放送されました。記事にまとめていますのでぜひ参考にしてくださいね。
当サイト「オーサムスタイル」では健康に関する記事もたくさんまとめております。宜しければ今回の内容とあわせてご覧になってくださいね☆