2019年7月26日のTBSテレビ「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」で放送された、医者が教える正しい食べ方についてご紹介します。好評につき第4弾です!教えてくれたのは、出版本が80万部突破の大ヒットとなっているAGE牧田クリニックの院長・牧田善二先生。今回は、ニンニクの疲労回復効果や魚卵の痛風への影響、牛肉と赤ワインの食べ合わせなどに関する新常識を続々紹介!名医が教えてくれた食事術を、第1弾~第3弾の内容と合わせてご紹介します。みなさんの口コミも集めましたので参考にしてくださいね☆
医者が教える正しい食事術、第1弾~第3弾までの内容をおさらい
大好評の「医者が教える正しい食事術、最強の教科書」シリーズも、今回で第4弾になりました!そこで、これまでに放送された第1弾~第3弾までの内容を一挙おさらい♪見た方も見ていない方も、いまいちど参考にしてくださいね。
医学的なデータに基づいた、健康・ダイエットに関する正しい食べ方の新常識が盛りだくさんです!!
本日放送の第4弾の内容を早く知りたい!という方は、下記リンクをクリックして頂くと途中の内容を飛ばせます。
第1弾の内容まとめ
●卵は1日何個食べてもコレステロール値にほぼ影響なし。
●三角食べはデブのもと。タンパク質や脂質から食べ、最低でも3分後に炭水化物を食べるようにすると肥満予防になる。
●フルーツジュースは肥満の原因となる「果糖」を多く含む。食事の最後に、ゆっくり果物をそのまま食べるようにするとダイエットや健康に良い。
●油は脂肪燃焼効果があるため、ダイエットのために油抜きはNG!特に酸化しにくいオリーブオイルがオススメ。
●抜け毛予防にワカメを食べても効果なし。タンパク質、亜鉛、ビタミンBが豊富な食材を摂るようにする。
●コラーゲンは体内で作られるため、食べても意味がない。ビタミンA、ビタミンCを摂取すればコラーゲンの生成を促進できる。
●肉の脂身は脂肪にならないので肥満に繋がらない。太るのは糖質のみ。
第1弾では、ダイエット効果のある食べ方を中心とした食事術が紹介されました。中でも1番インパクトを残したのは、肉の脂身は太らないということ。太る原因は糖質のみとのことで、ダイエット中の方には嬉しい新常識でした。
▼詳しい内容は下記記事でまとめています。
第2弾の内容まとめ
●骨を強くするには牛乳(カルシウム)だけでは不十分。単体ではほぼ吸収されないので、吸収率をアップさせるビタミンDと一緒に摂取することが大切。
●1食抜きはダイエットに逆効果(特に朝食抜き)。脂肪が溜めまれるため、3食きっちり食べるようにする。
●頭を働かせるために甘い物を摂り過ぎると、インスリンが働き逆に脳の活動が鈍くなるのでNG。1日10g以下にし、ゆっくり食べるようにすると効果的。
●ツナ缶の油は太らない。EPA・DHAが豊富なので捨てるともったいない。太る原因は糖質のみ。
●卵は、卵黄や殻の色で栄養価は変わらない。成分表を参考にするのが正しい。
●カレーを1日寝かせると食中毒のリスクが高まる。翌日も食べるときは、早めに冷蔵庫か冷凍庫へ入れると菌の繁殖を防げる。
●ニンニクだけ食べても疲労回復効果はない。ビタミンB1と一緒に摂ることで効果が期待できる。
第2弾では、カレー・牛乳・ニンニクといった身近な食材に関する正しい食べ方が紹介されました。また、第1弾に引き続き「ツナ缶の油はOK」「1食抜きはNG」などダイエットに関する新常識も大反響でした!
▼詳しい内容は下記記事でまとめています。
第3弾の内容まとめ
●バターは、脂質が多いが糖質は少ないので太らない。太る原因は糖質のみ。
●卵白は納豆の栄養の吸収を妨げる。納豆を食べる時は卵黄のみのせるようにする。
●わさびを醤油で溶くと、わさびの栄養素が流れ出てしまうのでNG。刺身に直接わさびのせて食べるようにする。
●銀杏は認知症改善に効果的。おすすめレシピは「銀杏のオイスターソース炒め」。
●緑茶のカテキンは糖分の吸収を抑えダイエットに効果的。
●ヨーグルトに含まれるビフィズス菌は胃酸に弱いため、食前より食後に食べる方が効果的。
●枝豆は脂肪燃焼効果をアップさせる栄養素をもつが、茹でると流れ出てしまうのでNG。焼いたり蒸したりするとダイエットに効果的。
●程良いアルコールは長寿の秘訣。ただし飲み過ぎは逆効果なので注意。
第3弾では、栄養素を無駄にしない効果的なレシピや調理法など、具体的な食べ方も合わせて紹介されました。しかし、アルコールが長寿の秘訣であることが最も驚いた新常識でした!
▼詳しい内容は下記記事でまとめています。
医者が教える食事術、第4弾の内容
さて、ここからは本日放送された第4弾の内容をご紹介していきますね!
2019/9/13追記第5弾が紹介されました!
良かれと思っていたら逆だったBEST4
健康や美容に興味がある20~60代女性の女性100人にアンケートをとり、「今まで良かれと思っていたら逆だった!」と驚いた順からランキングにしたものです。
ランキング結果
第4位:ビール・魚卵と痛風は関係ない
第3位:キムチは汁まで食べないと腸内環境内にもったいない
第2位:肉と一緒に赤ワインを飲むと鉄分の吸収を妨げる
第1位:ニンニクをそのまま食べても疲労回復効果ゼロ
第4位:ビール・魚卵と痛風は関係ない
痛風になるのを気にして、プリン体が多いビールや魚卵を避けても意味がないんです。その理由は下記2つ。
- 食べ物から摂取するプリン体は2割で、8割は体内で作り出される
- 痛風の主な原因は、尿酸の排出がうまく出来ていないこと
プリン体の8割は体内で作りだされる
ビールや魚卵にはプリン体が多く含まれますが、食べ物からよりも常に体内で作り出されるプリン体の方がはるかに多くなっています。食事の影響を受けるのはわずか2割。そのため、過剰に摂取しなければプリン体をとっても控えても痛風の発症にはほとんど影響がないんですね!
痛風の主な原因は尿酸の排出がうまく出来ていないこと
実は、痛風を発症する1番の原因は体質。尿酸の排出がうまく出来ていない人が発症しやすくなります。
そもそもプリン体は、肝臓で尿酸に変化します。通常は尿や便として排出されるのですが、排出されずに体内に溜まると尿酸結晶のトゲトゲが炎症や痛みを引き起こすのです。
実際、牧田先生が診てきた患者さんの8割が食べ物と関係なく痛風を発症したとのこと。
牛乳の「タンパク質」は尿酸の排出を促す作用があります。1日1杯飲むだけで効果があるのでオススメ!他の乳製品でも効果はあるそうですよ☆
第3位:キムチは汁まで食べないと腸内環境内にもったいない
キムチは、汁を捨ててしまうともったいないんです。汁には腸内環境を整えてくれる乳酸菌がたっぷり含まれているのです!
もともとの白菜には乳酸菌はほとんど存在しないのですが、発酵することで爆発的に増え(ヨーグルトと同じ程度)、汁にも多く溶け出しています。具材と汁に含まれる乳酸菌量を比べてみると、1:10!つまり、汁には具材の10倍の乳酸気が含まれているんですね!
乳酸菌は、大腸がんの予防や体内の免疫を維持する効果があるのでできるだけ摂取するようにしましょう。キムチは漬物の中でも塩分が少ないので、この点でも安心です。
【キムチ汁のおすすめの食べ方】
・キムチ汁にマヨネーズ・リンゴ酢を混ぜ、サラダに使うドレッシングにする。
・麺つゆにキムチ汁を混ぜて特製つゆを作る。
第2位:肉と一緒に赤ワインを飲むと鉄分の吸収を妨げる
肉には、女性に嬉しい鉄分が豊富に含まれています。鉄分が不足すると貧血・イライラ・集中力低下などに繋がりますし、鉄分は体内では作られないためしっかり摂取することが大切。
しかし、赤ワインに含まれる「タンニン(ポリフェノールの一種)」は鉄分の吸収を阻害してしまうのです。タンニンは鉄分と結合して不溶性物質となり、腸に吸収されなくなってしまうんですね。
【鉄分を摂取できるオススメの食べ方】
・肉を食べた後、赤ワインなどタンニンを含むものは1時間後に摂取する。
・鉄分の吸収を助けてくれるオレンジジュース(ビタミンCを含むもの)を一緒に飲む。
第1位:ニンニクをそのまま食べても疲労回復効果ゼロ
ニンニクが疲労回復効果があると言われているのは、アリシンという成分を含んでいるため。単体で食べるのではなくビタミンB1と一緒に摂取することで、アリシンの吸収率がアップし疲労回復が期待できます。
しかし、このアリシンはニンニクの細胞壁を壊さないと外へ出てこないもの。そのため、丸ごと調理して食べても吸収できないんですね。しかも、加熱してしまった後は細胞壁を壊しても出てこなくなってしまいます。
ニンニクは、生のうちに刻んだりすりおろしたりして食べましょう。
ヨーグルトは食後に食べないと効果が減る
ヨーグルトに含まれるビフィズス菌は、整腸作用・便秘解消・ダイエット効果といった嬉しい作用があるのは広く知られていますよね!
しかし、胃酸に弱いため食前に食べてしまうと腸に届く前に死んでしまうのです。
ヨーグルトを食後に食べれば、食べた物で胃酸が中和されているので生きたまま腸まで届けることできます。オススメは野菜を食べること!野菜はアルカリ性なのでビフィズス菌の効果がよりアップします☆
納豆に卵を入れると栄養を大損する
納豆には、美肌効果のあるビタミンBの一種「ビオチン」が含まれています。体内のコラーゲン生成を助けたり頭皮の血行を促進するなど美容に効果的。
しかし、卵白の「アビジン」というタンパク質は「ビオチン」の吸収を妨げてしまいます。そのため、納豆を食べるときは卵黄だけを入れるようにしましょう!
頭を働かせるため甘い物を食べるのは逆効果
甘い物には脳の栄養である「ブドウ糖」が多く含まれていますが、一度にたくさん糖質をとると低血糖になり、眠くなって集中力が低下するなどの症状が出てしまいます。
実は、甘い物を多くとると血糖値が急上昇しインスリンが大量分泌されます。すると、インスリンが過剰に働き血糖値を基準よりも下げ過ぎてしまいます。血糖値が下がりすぎると栄養であるブドウ糖が脳に行き渡らなくなるため、脳の活動が鈍くなるのです。
甘い物を食べる際は、食べる量を減らしたり、ゆっくり食べるようにします。一度に食べる量は、10g以下。名医オススメは、糖質の少ないカカオ70%以上のチョコレートです。
口コミ
実際にこの食事術の本を読んだり実践された方の口コミを集めてみました!やはり説得力があるのか、男性・女性共に役立ったと感じている方が多いようです。
評価している口コミ
食材の選び方、献立、食べる順番、外食時など先生の本を参考にして実践するようになりました。おやつやパンを食べなくても過ごせてます。体調も良いです。
こども(小学校高学年×2)にも何点かのポイントを聞かせ、メロンパン、ポテチはやめよう!と(笑)食べるにしても年に一回とかにしよう、と、話しました。
清涼飲料水は良くないから飲まない方が良いと主人に言っても聞く耳を持ってくれませんでしたが、お酒をほとんど飲まないのに肝数値の改善がみられないので、この本を読ませたらよく理解できたのか飲まなくなりました。
今も、本を読んでは食事に気を付けています。少し太り気味なので大いに参考になりました。
食べ物を扱う職業なので夫婦で読んでます。食べ物だけで病気予防できるんじゃないかと試しています。結果は嫁さんは効果ではじめてます。私は体重2kg減った程度ですが何回か読み返しして毎日楽しんでます。
あまり評価していない口コミ
食べるものが限りなく少なくなりそう。こんなに心配して食べるのが嫌になりそうです。
実践するのが難しそうです。
食事に気を付けようとすると、これまでのように好きなモノを好きなだけ・・・というわけにはいきませんよね。また68もの食べ方の新常識があるので覚えるのにも一苦労。しかし、健康のためにはある程度の努力も必要なので、無理なく少しずつ実践していけば良いかと思います。
牧田善二先生の紹介と著書「医者が教える食事術」
今回正しい食事術を教えてくれた牧田善二先生は、AGE牧田クリニック院長で糖尿病専門医。糖尿病合併症の研究や治療に長年取り組まれており、糖尿病により引き起こされる様々な病気から多くの患者さんを守ってこられた名医です。まさに糖質に関するスペシャリストですね。診察された患者さんの数は20万人以上となっています。
著書
牧田善二先生の著書をご紹介しますね。今回取り上げられた本「医者が教える食事術」は、80万部を突破し大ヒットとなっています!
糖質制限など、糖質に関する正しい知識をまとめた一冊「糖質の話」も必見です!
まとめ
今回は医者が教える食事術第4弾についてご紹介しました。毎回大反響ですね!
毎日当たり前のように食事をしていますが、私たちの体というのは「食べた物」から出来ているので、健康や美容面を考えれば「何を食べるか」がとても重要だと改めて実感しますよね。特に様々なメディアで最近注目されているのが糖質。摂りすぎはダイエットの大敵であり病気を引き起こす源となります。
「医者が教える食事術」では様々な食の新常識を知ることができるので、健康に良い正しい食べ方を学ぶことができて有難いですよね。なかなか名医と直接話すことはできないので、こういった番組は嬉しい限りです♪
体に良い食事をして元気をキープしていきましょう!!
当サイト「オーサムスタイル」では、健康・ダイエット法に関する様々な記事をまとめています。宜しければ今回の内容とあわせてぜひご覧になってくださいね☆