2019年5月4日のTBS系列「ジョブチューン」で放送された、足指のばしストレッチについてご紹介します。教えてくれたのは、考案者でみらいクリニック院長の今井一彰先生。寝たきりの原因になる転倒・つまずきによる骨折も防いでくれる、簡単体操です!やり方・方法や効果についてまとめました☆参考動画も合わせて紹介しますのでぜひ試してみてくださいね!
足指のばしストレッチとは?
足指伸ばしストレッチ(ゆびのば体操)とは、その名前の通り変形してしまった足指を伸ばすことで体の様々な不調を改善する簡単体操です。
私たちの足は本来、体を支える土台の役割をするために足の指がきれいに広がった扇形をしています。しかし、サイズの合わない靴・靴下・ストッキングなどを履いて圧迫することで段々と足指の間が狭くなって歪んでいき、扇形が崩れてバランスの悪い足になってしまいます。
例えば・・・・
・外反母趾
・浮き指(直立した時に地面につかない足の指がある状態)
は、バランスが悪くなった足の代表的な例です。
足が変形してしまうと足裏の小さな面積で大きな体を支えることができなくなるため、体のバランスが崩れて無理な姿勢になったり無駄な筋肉を使ったりするようになります。
その結果、転倒・つまずきやすくなったり、肩こりや腰痛といった不調に繋がるのです。
足指伸ばし体操は、足指を本来の扇形に戻して安定した土台を作ることができるので
- 転倒・つまずき予防
- 外反母趾・浮き指改善
- 腰痛・肩こり改善
- 血流改善による冷え性・むくみ改善
- 足指の筋力アップ
- 土台が安定し体幹が鍛えられることによる姿勢の改善
といった様々な効果が期待できます☆
▼別番組でも紹介され話題となりました!
足指チェック法
足指の形が崩れて筋力が衰えてしまっていないかをチェックできる簡単方法です。
やり方
1、裸足になって椅子に座る。
2、足の両側に棒を置く。
親指や小指と棒との間に隙間がある人は、足の指が衰えている可能性があります。そのほかにも、足の小指の爪が小さかったり外側を向いている人も要注意!
足指のばしストレッチのやり方
1日わずか3分でできる、足指のばしストレッチのやり方をご紹介します!!椅子に座りながらできる簡単体操なので、高齢者の方でも行いやすいものとなっています☆何歳からでも効果が期待できます。
やり方
1、椅子に座り、右ひざの上に左足をのせる。
床に座って行ってもOK!
2、左足の指の間に右手の指を入れ込むように、足と手を組み合わせる。
右手の指の根元と、左足の指先を合わせるように組み合わせます。強く握り過ぎず、指を奥までまで入れ過ぎないのがポイント!
3、右手の指を軽く握り、左足の指を足裏側へ押して伸ばし、5秒キープする。
このとき、右の手首を使って押すのではなく、ひじを使って押すのがポイント!足指を強く曲げ過ぎないように注意し(30度ほど曲げるのが理想)、痛みが生じない程度に優しく足指を反らすようにします。
4、今度は足の甲側へ伸ばし、同様に5秒キープする。
1日、左右10セットを目安に行います。朝行うと効果的ですよ!
参考動画
今井一彰先生らが、やり方を詳しく解説してくれているYouTube動画を参考に掲載しておきますね☆上記でご説明したやり方とあわせてチェックしてみてくださいね。
正しい靴を選ぶことも足指には大切
足にフィットしていない靴を履いていると、足指が歪んでしまう原因となります。
理想は、履いた時に靴とつま先の間に1cmの隙間があること。
また、靴紐をきちんと結ぶことも大切です。紐で足の甲をしっかり固定できる靴を選ぶようにしましょう。
「足指のばし」の本
今回紹介された「足指のばし」の本はこちらです。より詳しい内容を知りたい方はぜひご覧になってくださいね!
まとめ
今回は、転倒・つまずき、肩こり・腰痛などを改善できる足指のばしストレッチについてご紹介しました。
普段当たり前のように歩いていますが、考えてみれば小さな足裏の面積で重たい体を支えているというのはすごいことですよね!しかし本来の扇形が崩れてしまうことで、体を支えることができなくなるので様々なトラブルを招いてしまいます。
このストレッチは簡単にできるので、是非日常生活に取り入れてみてくださいね☆