2018年10月13日「ジョブチューン」の病気の危険度チェックSPで放送された、糖尿病の予防改善に効果的な食べ物『緑茶』と運動『かかと落とし』のやり方などをご紹介します。教えてくれたのは、糖尿病専門医の泰江慎太郎先生。
簡単にできる糖尿病の危険度チェック方法も必見です!
糖尿病の危険度チェック方法
糖尿病のリスクの目安は血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)であり、血糖値が常時140mg/dlになると糖尿病のリスクが高まります。
また、加齢に伴って血糖値を抑えるインスリンの働きも低下してしまうため、50代以降から要注意です。
糖尿病は
・1型糖尿病
・2型糖尿病
の2種類ありますが、1型糖尿病の方は原因がはっきりしておらず急に発症します。
一方、2型糖尿病の方は、食生活や生活習慣が原因で生じるものであり、ここでは2型糖尿病についてご紹介していきます。
下記項目をに該当するかをチェックしてみてください。
3個以上該当する場合は要注意です。
- 朝食を食べない
- 家族・親戚に糖尿病の人がいる
- 朝・昼・晩のいずれかの食事は5分以内に済ます
- 甘いものを毎日食べる
- 夕食はよく午後9時以降に食べる
- 定期的な運動はしない
- 睡眠6時間以下の日が週に1日でもある
- ちょっとしたことでイライラする
- 20歳の時と比べて体重が10kg以上増えた
5分以内に食事をしてしまうと、胃や腸に一気に糖が運ばれるためインスリンの分泌が追い付かなくなり、血糖値が急上昇し高血圧に繋がります。
食事は15分以上かけてゆっくり良く噛んで食べるのが理想です。
また、20歳の時と比べて体重が10kg以上増えると、糖尿病発症率は約3倍にも上るというデータもあります。
糖尿病を予防する食事のポイント
糖尿病を予防する食事のポイントは下記2点です。
- 緑茶を飲む
- 必ず朝食を食べる
緑茶を飲む
1日に緑茶を6杯以上飲む人は、糖尿病の発症リスクが約3割低いというデータがあります。
コップ1杯は約180mlなので、1日に500mlのペットボトルを約2本飲めば効果的ということですね。
これは、緑茶に含まれるカフェインに、基礎代謝を上げたり脂肪燃焼を促進してくれる働きがあるため糖尿病になりにくいと考えられています。
緑茶ではなくコーヒーでもOKです。
ちなみに、緑茶にはダイエット効果もあるので、気になる方は併せてチェックしてみてくださいね☆
必ず朝食を食べる
朝食をとらないと空腹状態が長く続くため、昼食・夕食を食べた後に血糖値が急上昇(血糖値スパイク)してしまいます。
朝に時間がない人は、飲み物を飲むだけでも食後の血糖値を抑える効果が期待できます。
尚、食前・食中にお酢を15ml飲むとさらに効果的!
お酢の酢酸は、食後の血糖値の急上昇を抑える効果があります。
舞茸もオススメですよ☆
血糖値の上昇を抑えるかかと落とし運動
かかとの骨を刺激することで骨ホルモン「オステオカルシン」が分泌し、すい臓に働きかけてインスリンを分泌してくれます。
別番組でも紹介されました☆
【やり方】
1、足を肩幅に開いて姿勢を真っすぐにして立ち、かかとを上げてつま先立ちになる
2、3つ数え、体重がかかとに伝わるように、ストンとかかとを落とす。
骨に衝撃を与えるように落とすのがポイントです。
まとめ
今回は、名医が教えてくれた糖尿病の予防改善方法についてご紹介しました。
糖尿病を防ぐためには、血糖値の上昇を防ぐことが大切ですね。
かかと落とし運動はどこでも簡単にできるので、是非参考にしてみてくださいね。
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