【たけしの家庭の医学】食後低血圧はよく噛んで食べれば予防できる!食後の眠気を改善し認知症予防!

食後低血圧・認知症を防ぐ食べ方 たけしの家庭の医学

2018年10月2日放送の朝日放送テレビ「名医とつながる!たけしの家庭の医学」で、認知症を予防する食事の食べ方が紹介されました!教えてくれたのは、東京都健康長寿医療センターの原田和昌先生。

食後に強い眠気がくるのは、認知症のサインなので要注意!

眠気を引き起こす食後低血圧とは何かや、それを改善し認知症予防に効果がある食事の食べ方などについてご紹介していきます☆

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認知症の新たなサインは、食後に起きる眠気

認知症の主な原因は加齢であり、高齢化が進んでいる日本では、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると推測されています。

認知症のサインと言えば、

・何をするのか忘れる
・人の名前を思い出せない

・複数のことが同時にできない

などが思いつきますが、最新の研究で全く新しいサインがあることが判明しました。

その新たに分かってきた認知症のサインとは、食後にあらわれる眠気。

つい眠ってしまうほどの強い眠気です。

食後の強い眠気は、食後低血圧が原因

食後にあらわれる強い眠気は、食後低血圧が原因です。

食後低血圧とは、食後30分~1時間の間に食前と比べ血圧が20mmHg以上低下する現象のこと。

健康な人でも食後に血圧は多少下がり眠気を招くこともありますが、加齢などで動脈硬化が進んでいると、血圧がコントロールできず大きく下がってしまいます。

食後低血圧が起こると脳内で発生する毒性物質「アミロイドβ」が溜まりやすくなり、強い眠気がおき認知症のリスクも高まります。

赤い頃と比べて、食後に

  • 眠くなる頻度が増えた
  • 眠気が強くなり、いつの間にか寝てしまう

といった症状がある人は要注意です。

簡易版脳年齢検査

簡易版脳年齢検査が番組で紹介されました。

番組でこの検査を受けた人の中で脳年齢が高いと判定された人は、食後低血圧であり食後に強い眠気があらわれていました。

【検査内容】

15個の単語が順番に表示され、最終的にどんな単語が出てきたかを思い出すというものです。

例)ズボン、テレビ。スキー、韓国、コーヒー、バラ、ライオン、りんご、バス、白
、バイオリン、トマト、クッキー、歯、クレヨン

【検査結果】

正解数によって脳年齢が分かり、実年齢と大きく差がある場合は要注意です。

正解数と脳年齢

10個以上:30歳未満
9個:30~40代
8個:50代
7個:60代
6個:70代
5個以下:80代

ただし、この検査はあくまでも簡易版です。

よく噛んで食べることで食後低血圧を予防!

食後低血圧になる人は、食事の後に

  • 胃腸の血液が増える
  • 脳の血液が減る

という症状が起きます。

健康な人でも脳の血流は多少減りますが、食後低血圧の人は減り方が大きいのが特徴です。

なぜ脳の血流が減ってしまうのかは下記のとおり。

胃腸の血流が増える

血圧を保てなくなる

血圧が下がると脳の血流量が急激に減る

脳に十分な血流があれば認知症を招く「アミロイドβ」は溜まりにくいのですが、食事のたびに脳の血流量低下が起きると、どんどん溜まっていってしまいます。

これが認知症へと繋がってしまうのですね。

しかし、原田先生によると、食事をする際に一口30回噛むことで血圧のコントロールを助けるホルモンが出てくるとのこと。

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3食の食事で一口30回以上噛むだけでOKです。

これにより、食後の血圧がコントロールできるようになり、食後低血圧を改善し認知症を防ぐ効果が期待できます。

まとめ

今回は、認知症に繋がる食後低血圧を防ぐ食べ方についてご紹介しました。

要点をまとめると・・・・

  • 食後の強い眠気は、認知症の新たなサイン
  • 食後の強い眠気は、食後低血圧が原因
  • 一口30回以上噛むことで、食後低血圧・認知症を予防できる

皆さんも是非参考にしてみてくださいね。

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