2018年5月8日放送「林修の今でしょ!講座」の健康長寿がよく食べる朝食SPで、牛乳の認知症予防効果、筋肉の衰えを防ぐ効果、効果的な飲み方が紹介されました。牛乳には、骨を丈夫にするだけではない驚きの力があります。
健康長寿が朝食で欠かさず飲んでいる牛乳と長生きの秘密をまとめています。
牛乳で認知症を予防できる!
牛乳を1日1杯飲むと、アルツハイマー型認知症の発症リスクが下がるという研究結果が出ています。
牛乳に含まれる「カルシウム」は骨を丈夫にするだけではなく、脳の情報伝達に重要な役割があるため、認知症対策には必要不可欠な栄養素。
「カルシウム」の摂取量が減ると、記憶を司る海馬の機能が低下してしまいます。
カルシウムは他の食材にも含まれますが、大事なのは吸収率!
牛乳には、乳製品にしか含まれないカルシウム吸収率をあげる栄養成分「カゼイン」が含まれているため、小魚よりも吸収率が高くなっています。
さらに、牛乳には認知症予防に効果的な「ホエイたんぱく質」や「ビタミンB12」も含まれています。
牛乳は筋肉の衰えを防ぐ!
筋肉を作るためには、たんぱく質が分解されてできる栄養成分「必須アミノ酸」が重要です。
アミノ酸は全20種類あり、そのうち、食べ物からしか摂取できない「必須アミノ酸」は9種類!
牛乳には、「必須アミノ酸」が全てバランスよく含まれています。
「必須アミノ酸」の1日摂取目安量は、牛乳だけで摂るとコップ約3杯分必要。
しかし、必須アミノ酸が含まれる豚肉・牛肉・鶏肉・いわし・鮭・卵・大豆と一緒に摂るとことで、牛乳は1日1杯でOKです。
より効果的な牛乳の飲み方
認知症予防に効果的な飲み方
認知症リスクを減らす牛乳の「カルシウム」をより吸収しやすくするためには、食事前に飲むのがベスト。
食事前は胃酸が酸性になっており、カルシウムイオンが溶け込んで「カルシウム」の吸収を高めてくれます。
筋肉がつきやい効果的な飲み方
筋肉がつきやすい牛乳を飲むタイミングは、運動後がベスト。
運動後30分以内に飲めば、「必須アミノ酸」が効率よく吸収され筋肉がつきやすくなります。
さらに、「糖質」が豊富なバナナと一緒に摂ることでより筋肉が衰えなくなります。
名医オススメの飲み方
名医オススメの飲み方は、牛乳×きなこ×ハチミツ。
牛乳が苦手な方でも美味しく飲め、健康パワーもアップします。
きなこに含まれる「食物繊維」&「オリゴ糖」は整腸作用があり、イソフラボンは美肌効果が期待できます。
ハチミツに含まれる「たんぱく質」「糖質」は、筋肉を増やしてくれます。
また、ホットミルクやシチュー、グラタンもオススメ。
牛乳の栄養成分は熱を通しても損なわれないため、苦手な方にはオススメです。
まとめ
今回は、健康長寿が朝食でよく摂る『牛乳』の健康パワーについてご紹介しました。
いつまでも健康でいるためには、身体を作る食べ物・飲み物がポイント!!
健康に効果的な食材や正しい食べ方を知っているか否かで大きく違ってきます。
皆さんも今回の内容を是非参考にしてみてくださいね。