2018年3月13日放送「この差って何ですか?」で、危ないイビキ&睡眠時無呼吸症候群になる人ならない人の差と、対策方法が紹介されました。原因は、加齢や肥満だけでなく女性にも多い下アゴの形。病気を防ぎ健康を維持するためにも必見です。
いびきや睡眠時無呼吸症候群になる人・ならない人の差
いびきの原因は、舌がのどに垂れること
いびきをかく人の割合は、20歳なら約20%、60歳なら約60%と年齢に比例して割合が増えていくと言われています。
いびきの原因は、ずばり、寝ている時に舌がノドに垂れること。
舌が垂れると気道が細くなり空気の流れが悪くなるため、呼吸に伴う空気が振動してイビキに繋がるのです。
いびきをかく人は睡眠時無呼吸症候群にも要注意
いびきをかく人は、睡眠時無呼吸症候群の危険性があります。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に『10秒以上の無呼吸が1時間に5回以上』ある人のこと。睡眠時に舌が完全に落ち込み気道を塞いでしまうと、空気が遮断され睡眠時無呼吸症候群になってしまいます。
空気が遮断されると心臓に酸素が行き届かなく無くなるため、心筋梗塞・脳卒中などを発症するリスクが生じ、最悪の場合突然死の可能性もあるので危険です。
舌が垂れる原因は3つ
舌が垂れる原因は3つ。
加齢 | 舌の位置を正確に保つ筋肉「舌筋」が衰え、喉の奥に垂れる |
肥満 | 体重が増えると舌も太り重くなるため、支え切れなくなり喉の奥へ垂れる |
下あごが小さい | 下あごが小さい人(小顔の人)は、舌を収めるスペースがもともと狭いため気道を塞ぎやすい。 |
いびき・睡眠時無呼吸症候群の対策法
重症の人ならCPAP療法が有効。
鼻に専用マスクを装着し、鼻から空気を絶えず送り続けることで、空気の圧力で舌を持ち上げ強制的に気道を確保するものです。
軽症の人は、「横向きで寝る」ことで8割の人がイビキが半減するとのことです。就寝中に横向きを維持するためには、リュックサックを背負って寝たり、片側にだけ小さな照明を置くと良いそうです。抱き枕も効果的なのでオススメですよ。
まとめ
今回のテーマは、危険ないびき&睡眠時無呼吸症候群でした。睡眠時無呼吸症候群は放置しておくと心疾患や脳卒中に繋がる危ない病気。寝ている間のことは自分では気づかないため、周囲の人にチェックしてもらうことが大切ですね。下記記事でもいびき・睡眠時無呼吸症候群に関する記事をまとめていますので、健康を維持するために是非参考にしてみてくださいね。
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