2017年12月26日放送「名医とつながる!たけしの家庭の医学」で、認知症の予防・改善に効果的なカレースパイスを使ったレシピを奥薗壽子さんが伝授!認知機能を改善する、名医が教える認知症対策は必見です。
名医が薦める、2大認知症予防&改善法!
今回は、名医が薦める『2大認知機能改善法』が紹介されました。
- コグニサイズ(運動)
- ターメリック(食材)
ここでは、ターメリックの効果・レシピついてご紹介していきます。
教えてくれたのは、認知症研究の第一人者・遠藤英俊先生と、料理研究家・奥薗壽子さん。
コグニサイズについては下記記事でまとめています。
医学界が注目するカレーライス
医学界が今注目する認知症予防効果のある食べ物。
それは・・・カレーライス!!
インド人とアメリカ人の認知症リスクを10年間比較調査したところ、カレースパイスをよく使うインド人はアルツハイマー病の発生率が約4分の1だったことが判明しています。
しかしながら、60代以上の高齢者はカレーを食べる機会が減る傾向にあるそうです。
名医曰く、「高齢者にこそカレーを食べてほしい」とのことです。
カレーをよく食べる人は認知機能が良いかの検証
実際、カレーをよく食べている高齢者は認知機能が良いかを検証したものです。
週の半分はカレーを食べるというカレーのお店を営む高齢者2人に、色読みテストを実施ししました。
【色読みテストのルール】
①漢字そのものではなく文字の色を読み上げる
②左上から順番に出来るだけ早く読む
色読みテストをした結果、実年齢が70代の2人とも、脳年齢が実年齢より若いということが判明しました。
カレーのスパイスが認知症予防に効果的
なぜカレーが認知機能の低下を防ぐかというと、カレーに使われるスパイスが関係しています。
それは・・・ターメリック(ウコン)!!
ターメリックは、肝臓に良いとされ2日酔い対策ドリンクに使われていますが、近年の研究で認知症予防効果にも期待できることが判明しました。
ターメリックに含まれるクルクミンが、認知症を引き起こす物質「アミロイドβ」を脳から除去し溜まるのを防ぐ効果があるのです。
アミロイドβは50代くらいから溜まり始まり、70~80代で認知症を発症することが多くなります。
ターメリックを使った和風レシピ「ターメリック味噌」
ターメリックを使った和風レシピ「ターメリック味噌」を、料理研究家・奥薗壽子さんが教えてくれました。
材料
・味噌 100g
・酒 大さじ1
・ターメリック 小さじ1
・オリーブ油 大さじ1
・かつお節 20g
作り方
①かつお節を耐熱容器に入れ、電子レンジ600Wで1分~1分半加熱します。
②加熱したかつお節を手で細かくしたら、味噌・酒・ターメリック・オリーブ油を加えて混ぜ合わせます。
ターメリックは脂溶性のため、油と合わせることで吸収率が高まります。
③ラップを広げ、その上に②を敷きます。
ラップの上から形を長方形に整えたら、ナイフで10等分に切り込みを入れればターメリック味噌の完成!!
10等分にすることで毎日食べる量に小分けでき、保存も楽に。
④あとは、お椀に1回分のターメリック味噌を入れてお湯を注げば、ターメリック味噌汁として飲むことができます。
かつお節が入っているので出汁をとる手間も省けます。
まとめ
今回は、認知症予防&改善法をご紹介しました。
認知症は早めの対策が必要です。
今回の対策法以外にも下記記事でまとめていますので、是非参考にしてみてくださいね。