この記事では、ウサギを飼うために必要な備品や選ぶポイント、実際に我が家で使ってみて良かった商品を感想と合わせてオススメグッズとしてご紹介します。ウサギを初めて飼う方はワクワク感がある一方で、どんな用品が必要になってくるか分からず不安になりますよね。また、どれを選んで良いかも迷いますよね。そんな方の悩みを解消できるよう、ケージ&周辺用品、えさ、キャリー、掃除道具、ケア用品、サークル、ハウス&おもちゃに関して、飼い方のイメージが湧くようできるだけ具体的にまとめました☆ぜひ参考にしてくださいね。
これだけあればうさぎを飼うのに困らない
我が家では、もうすぐ8か月になるホーランドロップのオスを買っています。名前はモカ。今日も元気いっぱいです!
ドアップですね(笑)さて、今回はうさぎを飼うために必要なものや選び方、オススメグッズについてご紹介していきたいと思います。
うさぎを飼いたいと思っていても、どんなものが必要になるのかイメージがつかずなかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか。また、必要なものは分かっていてもどれを選んで良いか分からない、という方も多いと思います。
何を隠そう私自身もそうでした。インターネットで調べたりレビューを見たり、ペットショップの店員さんに聞いたりと色々リサーチしました。そして、モカをお迎えしたアメリカンラビット専門店「九州うさぎCLUB」の方にも色々と教えていただき、これだけあれば困らない!というものを買い揃えました。
選び方のポイントや、実際に使ってみて良かったものを感想と合わせてオススメ商品としてご紹介しています。皆様にとって少しでも参考になれば幸いです☆
うさぎを飼うのに必要になるもの&おすすめグッズ一覧
まずは、必要用品と、あった方が良いと思うオススメ用品の一覧です。リンクをクリックするとページ内の該当箇所にとびます。
(●:必要用品、△:おすすめ用品)
ケージと周辺用品 (夏冬は要エアコン) |
ケージ&ケージカバー | ● |
すのこ | ● | |
トイレ | ● | |
給水ボトル | ● | |
牧草入れ | ● | |
ペレット入れ | ● | |
室温度計 | ● | |
エサ | 牧草 | ● |
ペレット | ● | |
サプリメント | △ | |
キャリー | – | ● |
掃除用品 | ペットシーツ | ● |
消臭砂 | ● | |
消臭水 | ● | |
ラビハーブ | △ | |
ケア用品 (爪切りは毎月店舗へ) |
ブラシ | ● |
スプレー | ● | |
サークル&サークルマット | – | ● |
ハウス&おもちゃ | ハウス | △ |
トンネル | △ | |
かじれるおもちゃ | ● | |
ホリホリ用タオル | △ |
このあとそれぞれの用品について詳しくご紹介していきます。
ケージと周辺用品
うさぎの家となるケージは、快適に過ごせて安心できる場所にしてあげる必要があります。うさぎは環境の変化に弱いため、初めのうちはお店のレイアウトと同じようにしてあげると良いと思います。育った環境とできるだけ近い環境を作ってあげることで、うさぎのストレスが減って早く馴染んでくれるようになります☆
ケージ&ケージカバー
ケージを選ぶときに見るポイントとしては下記のとおり。
・掃除がしやすいか
・キャリーが付いているか
・尿の飛び散り対策がしてあるか
私がオススメするケージは、サンコーの下記商品です。実際に我が家でも使用しています!
大きさ
ケージはうさぎが快適に過ごせる場所でないといけませんよね。お店ではだいたい横幅約60cm~約80cmくらいのものが売られていると思います。私がオススメするのは、約80cmのケージ。商品名では「80」と書かれています。
というのも、うさぎがまだ小さい頃は「60」のものでも良いのですが、大きくなってくるとかなり窮屈になってしまうんですよね。ケージの中にはトイレ・エサ置き場・ハウス・給水器など色々置いたりしますし、うさぎってあっという間に大きくなるんです。
うさぎの種類によっても成長した時の大きさが違うと思いますが、ミニウサギなんかは特に大きくなると聞きます。私が今飼っているのはホーランドロップで、当初お店では「60」のケージに入っていました。我が家に迎えた時はまだ2か月半と小さかったのですが、「80」のケージに移すと垂直ジャンプをして大喜びしていましたよ!
うさぎはケージの中でジャンプしたりダッシュしたりと遊んだりもするんですよね。広々と使える方がうさぎにとってもストレスなく過ごせるはずです。うさぎが成長してから買い替えるよりは、初めから大きめのものも買っておくとコストも手間もかからないのでオススメです。
ただ、ケージを置く部屋の広さも考慮しないといけないので、両方の観点で商品を選ぶと良いと思います。
掃除がしやすいか
掃除がしやすいかもとても大切。掃除は毎日するものなのでできるだけ負担が少ない方が良いですよね。ケージ内が不衛生になるとうさぎも病気になってしまったりするので、選ぶときには考慮して頂いた方が良いと思います。
私が今使用しているサンコーのケージは、トレイが引き出し式になっているのがポイント。すのこから落ちた尿・糞・牧草などを掃除する際、引き出しを取り出して掃除をするだけなのでとっても楽チンです。毎回分解する必要があるものはあまりオススメできません。
しかも、引き出しが1つではなく左右に2つ付いているのも良いところ。汚れるのが左半分とか右半分だけの時もあるので、汚れた方だけ掃除すれば良いんですよね。また、引き出しを取り出した後はすのこから落ちるものを受け止めるものが無くなるので、床やマットに直接ウンチや牧草が落ちてしまいます。そのリスクを低くするためにも半分ずつ掃除できる方が良いかと思います。
さらに、ケージの天井部分が開閉式になっているところもポイント。すのこを取り出して掃除したい時や、ハウスやトンネルなど大きなモノを出し入れしたい時に便利です。
キャリーが付いているか
ケージの下にキャリーが付いていると移動が楽になるので、掃除もしやすくなります。結構ケージ周りも汚れるんですよね。抜けた毛がたくさん落ちていたり、コロコロの糞や牧草が飛び散っていたり(笑)ケージをちょっと移動させたい時にも便利です。
尿の飛び散り対策
オスのうさぎの場合、お年頃になると尿を飛ばしたりする行動があります。私が使用しているサンコーのケージには、正面以外の周りにプラスチックの板が程良い高さで設置されているので安心です。尿だけでなく、牧草やウンチの飛び散りも防いでくれるのでオススメですよ。
さらに、ケージ用のカバーをつけるとより安心です。
私はサンコーのケージ&カバーの両方を使用しています。カバーを買う場合は、ケージのメーカーと同じものを購入した方がサイズ感が合うので良いですよ。
カバーをつけることでうさぎの安心感も増すので、ケージと一緒に購入されると良いかと思います☆
すのこ
すのこは基本的にケージに付いてくると思いますが、木製・プラスチック・金網の3つのタイプがあります。木製は汚れが落ちにくいのでプラスチックか金網がオススメなのですが、我が家では金網タイプを使用しています。
プラスチック、金網を比較した時の一般的な特徴はこちら。
・金網⇒ウンチや尿が下に落ちやすいので清潔
私はうさぎの足に優しい方が良いと思って初めはプラスチックのすのこを選びました。しかし、モカをお迎えしたうさぎ専門店のスタッフさんに聞いたところ「育った環境が金網だったので今後も金網の方がうさぎの足に優しい」とのアドバイスがありました。金網の方が衛生的に良いので、その専門店では初めから金網すのこを使用しているようです。
一般的にプラスチックの方がうさぎの足に優しいとされていますが、実はどのような環境で育ったのかも大事なんだということをその時知りました。そのため、皆さんも購入する際はどのタイプのすのこで育ったのか確認してみると良いかもしれません。また、その時になぜそのすのこを選んだのか理由も聞くと良いと思います。
ちなみに、どのタイプのすのこを選ぶにしても、手や足がハマってしまうような大きい穴のものはNGです。怪我をしてしまうリスクがあるため、穴の大きさもちゃんと確認されると良いですよ。
トイレ
トイレの形は、大きく分けて三角形と四角形があります。また、大きさもバリエーションがあります。
私がオススメするのはこちらの四角形のトイレ。下記商品はプラスチックのネジでケージに固定できるようになっており、実際に我が家でも使用しています。
実はこのトイレ、幅40cm・奥行20cm・高さ16cmとかなり大きめです。ケージの中に入れると結構スペースを取られてしまうのですが、下記のような良い点があります。
・粗相が少なくなる
・牧草を一緒に置ける
三角形のトイレはコンパクトなのですが、ウサギが成長するにつれて窮屈になり尿が外に漏れてしまいがちです。そのため四角形の方が粗相が少なくなると思います。
ちなみに、我が家では元々ひと回り小さい下記のトイレを使用していました。
うさぎは自分がした尿の臭いをチェックしたりペロッと舐めたりすることもあるのですが、そのときに上記トイレでは完全にお尻が外へ出てしまい、そのままシャーッとしてしまうことも多々ありました・・・。また、気になるものがあった時にもお尻が外側を向き、そのままシャーッと。
ということで、しっかり周りが囲まれていて真横を向いてもお尻が外に出ない今の大きめトイレに替えました。すると粗相をする回数が減り掃除が楽になりました。
また、しつけが大変だと言われるウンチも、牧草をトイレに置いておくことで食べながらポトポトと落としてくれます。いつも右側でおしっこをるウサギなら、左側に牧草を置いておくと良いですよ。
給水ボトル
給水器は、お店で使っているものと同じものを使うのが1番良いと思います。というのも、給水器を違うものに替えた瞬間お水を飲まなくなってしまったという話もよく聞くからです。種類によって飲み口の大きさが微妙に違いますからね。
我が家で使用しているものはこちらです。モカをお迎えしたうさぎ専門店で使われていたものと同じものです。
ちなみに、ケージのメーカーと同じメーカーのものがあればそちらを選ぶと良いと思います。メーカーによってケージのフェンスの網目の大きさなどが違うので、同じ方が取り付けもすんなりできるので安心です。
また、給水ボトルを使わずに器を置いて水を入れるケースもありますが、ゴミが入るのでオススメできません。それが固定できない器であれば、ひっくり返して水が全部こぼれてしまうので尚更NGです。
基本的には給水ボトルを使い、給水ボトルではどうしても飲まないウサギにはやむを得ず器を使うようにすると良いと思います。
牧草入れ
牧草はうさぎの主食です。牧草を毎日十分に食べないと健康が損なわれてしまうため、食べやすい環境を作ってあげることが大切です。
実は、我が家では牧草入れ選びにとても苦戦しました。というのも、うちの子はペレットが大好きで牧草をあまり食べなかったので、できるだけ食べてくれるにはどれが良いだろうか?と色々と試してみたんです。その結果辿り着いたいくつかのオススメアイテムをご紹介しますね。
ちなみに、木製よりもプラスチック製の方がオススメです。木製を使っていたら虫がわいた・・・なんていうレビューも見かけたからです。
牧草+ペレットが置けるタイプ
こちらの商品はペレットと牧草と両方入れられるので、スペースも取らずとっても便利です。もちろんケージに固定することもできますよ。ペレットを別容器に入れる場合は、堺の柵のようなものを取り外して牧草のみを入れて使用することも可能です。我が家では、牧草入れの部分に長めの牧草を入れ、ペレット入れの部分に短く切った牧草を入れていました。
しかし、トイレの粗相が多い子の場合はトイレ代わりにされる可能性もあります。ちょうどお尻がすっぽり入るサイズなので。うちの子はそうでした・・・。トイレから距離を離して設置すると良いかもしれません。
ケージのフェンスに取り付けるタイプ
こちらの商品はケージの側面に取り付けられるタイプなのでトイレ代わりにされる心配もありません。上からでも横からでも牧草を食べられるようになっています。食べやすいように、鷹さは一番低く設置すると良いですよ。
直置きと併用するなら
我が家で最終的に使用し続けている牧草入れです。実はこの商品はペレット用の容器です。
うちの子はなんだかんだで牧草を直置きにするのが1番食べやすそうでした。何か平ぺったい容器に入れても良かったのですが、トイレ代わりにされそうだったのですのこの上に直接置いています。しかし、短い牧草の場合はすのこの穴から落ちてしまうんですよね。そんな時に活躍するのがこの容器。小さめなのでトイレ代わりにされることもなく、短めの牧草を入れるのにちょうど良いサイズです。直置きに近い感覚で食べられるのでうちの子も気に入ったようです。
ペレット入れ
ペレットの容器でオススメなのが、先ほど牧草入れとしても紹介した下記商品。
何が良いかというと、器の部分がワンタッチで取り外しできるんです。基本はケージに固定しているので、器部分を取り出したい時は普通なら一旦全部取り外す必要がありますよね。しかしこれは片手でポンと器部分のみが外れるので、ペレットを入れ替えたり器を掃除したりする時にとっても便利です。
あと、深さが浅めなのもポイント。以前深さがある容器を使用していたのですが、食べている時に器の縁がちょうど首に当たって苦しそうに見えました。この容器に替えてからはとても食べやすそうにしています。
温湿度計
うさぎを飼う際は、部屋の温度や湿度に気を付ける必要があります。基本的には夏は冷房を、冬は暖房をつけっ放しにします。湿度が高い時は除湿をつけてコントロールする必要もあります。
エアコンの温度設定と実際のケージの中の温度は違ったりもするので、温度・湿度が計測できるものを買っておくと便利です。
マグネット式のものならケージにペタッと貼り付けておけるのでオススメです。
エサ
うさぎのエサといえば、牧草とペレット。初めて買う場合は、お店で与えていたものと同じモノを用意してあげると良いと思います。
いきなり違う牧草やペレットをあげてしまうと食べなくなってしまうことがあるためです。ゆくゆく違うものに変更する場合は、新しいものを少しずつ混ぜていき、様子を見て問題なさそうであれば移行すると良いですよ。
牧草
牧草はうさぎの主食。ペレットやおやつなどもありますが、あくまでもエサは牧草が中心です。牧草は食べ放題にして毎日たっぷりあげるものなので、良いものをしっかり選ぶようにしましょう!
初め買う場合はお店で与えていたものと同じものを用意するのがベストですが、違うものへの変更を検討されている場合は下記商品がオススメです(チモシーの場合)。まとめ買いもできますよ☆
牧草は大きく分けてチモシーとアルファルファの2種類がありますが、我が家ではうさぎ専門店の方のアドバイスに従ってチモシーのみあげています。チモシーはカロリーが低く繊維質が豊富なのが特徴で、アルファルファはタンパク質やカルシウムが多くカロリーが高いのが特徴。カロリーの摂り過ぎは肥満に繋がるので、低カロリーなチモシーを食べ放題にしてあげた方が良いと思います。
上記商品は、色々なチモシーを試した結果うちの子が一番美味しそうに食べてくれたものです。お店のチモシーはあまり食いつきが良くなかったので。。。
チモシーは1番刈り、2番刈り、3番刈りとありますが、やっぱりオススメは青々とした繊維質の多い1番刈り!少し茎は硬いですが、歯の伸びすぎを防いでくれます。こちらの商品は牧草専門店で品質も良く、香りもとっても良いです。青々とした葉や穂も多く入っているので、茎をあまり食べない子でも食いつきが良いと思います。うちの子もほとんど茎は食べません(笑)
チモシーを保存するときは
うさぎはチモシーの香りが無くなってくると食いつきが悪くなります。そのため、チモシーを保管する時は密閉袋や密閉ケースなどに入れておくと安心です。我が家では乾燥剤も一緒に入れています。香りが無くなった時は天日干しをしたり電子レンジで加熱すれば復活する・・・なんてことも聞きますが、香りが無くならないよう保存しておくのがベスですよね!
また、無農薬で新鮮なチモシーほど虫が湧きやすくなります。しっかり密閉しておくことで虫対策にもなりますよ。私はとにかく虫が嫌いなので・・・。
ペレット
ペレット(ラビットフード)もうさぎの大事なごはん。基本的にペレットが大好きなうさぎは多いと思います。うちの子もチモシーより断然ペレットです。
ペレットも牧草同様、初めに買う場合はお店で与えていたものと同じものを用意すると良いと思います。我が家では、うさぎ専門店が与えていたペレットと同じものをずっとあげています。
ペレットはカロリーが高いので、体重や年齢によって与える量を管理する必要があります。美味しそうに食べているのを見るのは嬉しいことですが、あげ過ぎてしまうと肥満に繋がってしまうので、あげ方もお店の人に聞いておくと良いですよ。
サプリメント
うさぎにサプリ?と驚く方もいると思いますが、チモシーやペレットでは不足する栄養分を補うことができます。必須ではありませんが、個人的にはあった方が良いと思います。
我が家ではうさぎ専門店の方のアドバイスに従い、2種類の栄養補給サプリと、毛球症を防ぐためのサプリをあげています。計3種類ですね。私はサプリなんてほとんど飲まないので、かなり贅沢だな~と時々羨ましく思うこともありますよ(笑)
3種類もサプリはあげないとしても、やはり毛球症を防ぐサプリはあげた方が安心です。我が家では下記商品を購入しています。
その他2つのサプリも一応ご紹介しておきます。
キャリー
キャリーは、うさぎをお迎えする際や、病院やサロンなどに連れていく際に必要になります。選ぶときのポイントはこちら。
・風通しが良いか
・十分な大きさがあるか
・給水ボトルは付けられるか
・カバーが付けられるか
正直、私は最初どんなものでも良いのかなと思って安いものを購入していました。しかし、うさぎ専門店のスタッフさんに色々とアドバイスを頂いてお店オリジナルのキャリーに替えました。実際月1回は使用しているのですが、しっかりしたキャリーを選んで正解でした。
我が家で使用しているのは下記のキャリーです。少し見にくいですが、モカをお迎えした時の写真です。この時うちの子は2か月でしたのでまだちっちゃいですね(笑)
すのこが付いているか
移動している間、ウンチやおしっこをしてしまうこともあります。その際すのこが付いていないと排泄物で体が汚れてしまうので不衛生になってしまいます。また、移動の際にキャリーが揺れるのですのこが無いとツルツルと滑って危険です。
風通しが良いか
冬はまだしも、夏はかなりキャリーの中は暑苦しくなります。少し空気穴が付いているだけでは不十分です。ケージと同じように格子になっているものが良いと思います。
十分な大きさがあるか
我が家で使用しているキャリーは、幅472×奥行280×高さ285(mm)のものです。うさぎが大きくなってくると、これくらいのサイズがないと身動きがとれずストレスになってしまいます。移動中もできるだけ快適にしてあげたいですよね!
給水ボトルは付けられるか
短時間の移動ならまだしも、長時間の移動になってくるとお水は必要です。特に暑い夏は必須。キャリー用のミニボトルが付けられるようなものを選ぶのがオススメです。
カバーが付けられるか
風通しの良いキャリーを選ぶと必然的に外から丸見えになります。うさぎは環境の変化に弱いので、移動だけでもストレスなのに外からジロジロと見られてしまっては余計に負担になってしまいます。キャリーと一緒にカバーを購入すると良いですよ。
掃除用品
掃除は衛生状態を保つために毎日するものです。特にピックアップして記載はしませんが、ティッシュやキッチンペーパー、ごみ袋などをたくさん消費しますので用意しておくと良いと思います。
ペットシーツ
ペットシーツは、ケージのトレイやトイレに使用すると便利です。我が家では下記商品を愛用しています。
サイズは3種類あり、薄型・厚型と選べるので用途にあったものを選べます。消臭水がおまけで付いてきていたのでかなりお得だったのですが、どうやら最近おまけは無くなった?ようです。
我が家の場合はペットシーツはトイレにだけ使用しています。上記商品でいえばレギュラーサイズの厚型タイプ。薄型も使ったのですが、尿が吸いきれずトイレに染み出てしまうんですよね。ちなみにトイレ掃除は1日3回やっています。
ケージのトレイには、チラシやキッチンペーパーなどを敷いています。初めはペットシーツを敷いていたのですが、トイレの粗相をすることもなくなったので今は使用していません。費用が減るので助かっています(笑)
消臭砂
ペットシーツと併せて使うのがオススメ。我が家では下記商品を使用しています。
尿の臭いを吸い取ってくれるので便利。水分を吸うとカサが増すので、少量入れておくだけでOKです。
ただ、うさぎは臭いに敏感です。初めのうちはお店で使っていた消臭砂と同じものを買っておくと良いと思います。臭いが変わるとトイレをしなくなったりもするので、お店のスタッフさんに確認してみると良いですよ。
うちの子の場合もはじめはお店と同じ消臭砂を使用していました。そのあと少しずつ混ぜながら違う商品へ変えていき、問題無さそうだったので今は完全移行しています。
消臭水
うさぎ用の消臭水は掃除の時にあるととっても便利です。我が家では、ペットシーツにおまけで付いてきた下記商品をずっと使用しています。今後は自分で買わないといけないのかな・・・(笑)
うさぎの尿やウンチ(盲腸糞の方)は、結構臭いがきついんですよね。掃除をするときに消臭水を使うと臭いまで取り除いてくれるので持っておいた方が良いと思います。
人間にもうさぎにも優しいものを選ぶと安心ですよ!
ラビハーブ
ラビハーブは、うさぎ専用の虫よけスプレー。天然のハーブ100%でできているので安心して使えます。
必須用品ではないのですが、私はとにかく虫が嫌いでチモシーやかじり木などに虫が湧かないか・・・と心配していた時にこの商品を見つけました。
香りも爽やかで、掃除のついでにシュッシュッとケージやサークル周りに吹きかけて使っています。虫が気になる方は1本持っていると安心です。
ケア用品
ウサギはシャンプーはしないので、ケアといえばブラッシング・爪切りになります。我が家では毎月店舗へ爪切りをしてもらいに行っているので、自宅ではブラッシングのケアのみ行っています。爪切りは慣れないで行うと出血してしまう可能性もあるので、初めのうちは店舗や病院でやってもらうことをオススメします。
ブラシ
うさぎは換毛期になるとかなり毛が抜けます。毎日掃除をしてもすぐにケージ周りに毛が溜まります。自分で毛づくろいを頑張っていますが、毛球症を防ぐためにもこまめにブラッシングをしてあげると安心です。
我が家では、うさぎ専門店でオススメされた下記ブラシを使用しています。
もともと市販で安く購入したブラシを持っていたのですが、毛の取れ方が全然違いますし、なによりブラシの先が柔らかいのでうさぎの体を傷つける心配もありません。
ブラッシングをすることでうさぎとのコミュニケーションもとれるので、持っておかれると良いですよ。
スプレー
ブラシと一緒に使いたいのがスプレー。そのままブラッシングしても良いのですが、かなり毛が舞います。私はくしゃみや鼻水が止まらなくなったり、顏がかゆくなったりもしました(笑)
ブラッシングする前に専用スプレー液をうさぎの毛に揉み込んであげると毛が舞うのを防げます。毛も効率良く取れる気がします。
我が家で使用しているのは、ブラシ同様うさぎ専門店でオススメされた下記商品。
これを使った後は毛がつやつやに輝くんですよ!適度にしっとりし、ブラッシングした感が出るのでお気に入りです。善玉菌で皮膚の状態も健康に保ってくれるようなのでオススメです!
サークル&サークルマット
サークルは、うさぎの遊び場。狭いケージの中にずっといたのではストレスもたまりますし運動不足になってしまうので必要です。
部屋に放し飼いをされている方も多いようですが、初めのうちから放し飼いにするとワガママになったり、あちこちカジられたり掃除が大変です。コードなどカジると危ないものもあるので、個人的には遊び場を作ってあげるのがオススメです。
我が家で使用しているサークルはこちら。
6枚入っていて、自由に繋げてスペースに合わせた遊び場を作ることができます。しっかりした作りになっているので安定感もありますし、格子状になっているので中も見えます。ケージと繋げることもできるので、我が家ではずっと繋げて自由に行き来できるようにしています。
サークルがあればおもちゃもたくさん置けますし、飼い主が中に入って一緒に遊ぶこともできます☆コミュニケーションが取りやすく、信頼関係を築く大切な場所になると思いますよ。
そして、サークルとあわせて買いたいのがサークルマット。
うさぎはサークルでもおしっこやウンチをしてしまいます。かといってラグやジョイントマットのようなものをひくと、カジカジして食べてしまう可能性もあります。
このサークルマットはサークルと同じメーカーが販売しているもので、我が家では気に入って2枚も購入しました。撥水性なので粗相をしてしまっても掃除がとっても楽なんです。しかもウサギの足にも優しい素材で作られていますし、カジカジしても破けないので安心です。
ハウス&おもちゃ
ハウスやおもちゃは必須ではないですが、かじれるおもちゃは必要用品です。しかし、それ以外のおもちゃもたくさん用意してあげるのが個人的にはオススメ。遊べるものがないとストレスも溜まりますし、ウサギは実は遊ぶことが大好きです。一緒に遊んであげればコミュニケーションもとれて距離も縮まりますよ。
ハウス
ハウスはケージの中に設置するもの。うさぎは狭いところが好きなので、より安心できる空間を作ってあげることができます。我が家で使用しているのはこちらのハウス。
適度な大きさもあり、上にも乗って遊べるのでオススメです。ケージのフェンスに固定できるようネジ穴も2つ開いているのでぐらつきも防ぐことができます。木製なのでカジカジすることもできますよ☆
うちの子の場合、ハウスの中にあまり入ることは無く上に乗って遊んでいます。
トンネル
うさぎはトンネルのような狭いところををくぐるのが好きです。うちの子も大好きでしょっちゅうくぐって楽しそうに遊んでいます。
ケージの中に取り付けるのであれば下記商品がオススメ!
ケージのフェンスに設置できる空中トンネルです。空間を有効に活用できるのでケージ内も狭くならずにすみます。フェンスに取り付けられる用にネジが2本付いているのですが、結構しっかりしていて取り付けた後は安定感があります。うちの子がダダ~っと走っても全然ぐらつかず、安心して使うことができますよ。
メッシュなので中の様子が分かるのも良いところ。うさぎにとっては安心できる空間のようで、たまに大きな音にびっくりするとササッとトンネルの中に入り込んで隠れて?います。ハウスと繋げて使うのがオススメです。
また、サークルのような遊び場に設置する場合はこちらのジャバラトンネルがオススメ。
80cmくらいまで伸ばすことができ、ぐにゃっと曲げることもできるのでスペースに合わせて設置することが可能です。
うちの子は初め怖がっていたのですが、トンネルの長さを1番短くして置いておいたらいつの間にかしょっちゅうくぐって遊ぶようになりました。今でもあまり長いトンネルは好きではないようなので、少し伸ばすくらいの長さで使っています。
くぐるだけでなく、トンネルをホリホリしたり中で横たわっていたりすることもありますよ☆
かじれるおもちゃ
うさぎはカジカジするのが仕事のようなものなので、いつもどこかしらカジカジしています。しかし気を付けないと危ないものを誤って食べてしまったり、不正嚙合に繋がります。
そのため、元々かじることを想定して作られたおもちゃを与えておくと安心です。うちの子のお気に入りはこちらのボール型おもちゃ。
天然素材で出来ているのでかじっても安心ですし、コロコロと転がしたり口でポーンと投げたりして遊んでいます。少しずつ分解するのが楽しいようで、壊れてきたら新しいものに取り換えています。
また、チモシーで出来た座布団もオススメです。座布団の上にのったり、食べたりホリホリしたり・・・と色々な楽しみ方ができます。
ケージのフェンスに取り付ける用のかじり木も便利ですよ。フェンスをカジカジする音対策にも使えます。
ホリホリ用タオル
うさぎは習性から良くホリホリをします。土を置くわけにもいかないし、何か良いものはないかな~と探していたところ下記商品を見つけました。これが大ヒット!我が家では2枚購入しました。
1枚はケージの中に、1枚はサークルに取り付けているのですが、ホリホリしたりハムハムしたり、タオルにくるまってゴロンとなったり、間をくぐったり・・・などなどしょっちゅう遊んでいます。
おもちゃの中でも、うちの子の1番のお気に入りかもしれません☆
我が家では、このタオルのほかにも、チモシーの座布団を解きほぐしてハウスの中に入れホリホリできるようにしています。
まとめ
今回は、うさぎを飼うために必要なものや選び方のポイントなどについてご紹介しました。
うさぎはマンションでも飼いやすく、ペットとしても人気の動物です。しかし、決して楽なわけではありません。おそらく掃除は思っているよりも大変ですし、ストレスに弱い動物なので色々と気にしてあげる必要もあります。
しかし、それ以上に可愛らしさや人懐っこさでとても愛おしく思えます。感情も豊かなので、まるで人間の子供のように見えてきます。愛情を注いであげた分ウサギとの信頼関係も深まりますよ。
ウサギを飼うことを検討されている方は、ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです☆