2019年8月25日のTBS系列「林先生が驚く初耳学」の吉川美代子先生の女子アナ学では、アナウンサー学院生がインタビュー審査に挑戦！なんとインタビューする相手は元東京都知事の舛添要一さんです。政治家に対して現在の収入や不祥事といった話を引き出すことを求められた難しい課題でした。特別講師としては元TBSアナウンサーの渡辺真理さんを迎え、今回も合格・不合格者を厳しくジャッジ！中には過去最低評価を与えられてしまったメンバーも・・・。さらには今井利奈さんが内定をもらって卒業に！残った６名のメンバーの審査結果や評価ポイントについてまとめました☆
女子アナ学、今回の課題は「舛添氏へのインタビュー」
今回の女子アナ学のレッスンテーマは、インタビューです！！
インタビューする相手は元東京都知事の舛添要一さん。政治と金の問題で辞職するまで、約15年間もの間日本の政治に携わってきた方です。ズレた質問には厳しく追及する「インタビュアー泣かせ」としても知られていた舛添さんですが、今回は当時のスタンスで学院生のインタビューを受けました。
インタビューでは相手の話をいかに引き出すかが大切ですよね。実際の局でも行われることが多い大切な仕事です。ポイントはこちら。
聞き上手であることも大切ですし、適格な質問・タイミングで話を掘り下げていくこともポイントです。学院生はそれぞれ違うテーマを与えられ、２時間の下調べを経てインタビューにのぞみましたよ。
特別講師
今回特別講師として参加されたのは、元TBSアナウンサーの渡辺真理（わたなべまり）さん（52歳）。1998年にTBSを退社した後は、フリーアナウンサーとして「ニュースステーション」などの報道番組でキャスターを務められたほか、バラエティー番組やラジオ番組などでも活躍されています。数々の著名人にインタビューをした経験をもち、優秀なアナウンサーに贈られるアノンシスト賞も受賞されています。
6名のアナウンサー学院生の、舛添氏インタビュー審査結果
吉川美代子先生と渡辺真理さんが、６名のアナウンサー学院生の実況審査を厳しくジャッジ！合格者・不合格者の結果と評価ポイントをご紹介していきます☆
アナウンサー学院生６名の合格・不合格結果まとめ
まずは６名のアナウンサー学院生の合格・不合格の結果から。
今回みごと合格したアナウンサー学院生はこちら。わずか１名でした。
・柴原優美香さん（21）
そして残念ながら不合格となったアナウンサー学院生はこちら。
・田所七海さん（22）
・西川梨緒奈さん（23）
・豊成春子さん（22）
・荒川栞さん（21）
・石黒菖さん（24）
アナウンサー学院生６名の評価詳細
ここでは、６名のアナウンサー学院生のインタビュー評価詳細をご紹介します。
（画像出典元：TBS系列「林先生が驚く初耳学」）
田所七海さん（22）
不合格（２点/10点）
不合格だった理由
与えられたテーマは「現在の収入」。
かなり聞きづらいテーマですが、インタビューではその気持ちがあからさまに出ていたことが厳しい評価に繋がりました。また、収入を質問した際、舛添さんから「不定期ですね」と答えられて「不定期ですか・・・ありがとうございます」とあっさり終わってしまったことも不合格の要因となったようです。
インタビューで大切なことは、相手の答えを一言も漏らさずに聞いて次の質問をすること。ある程度食い下がることが必要のようです。不定期と言われたら、「不定期ってどういうことですか？」「都知事時代と比べて高くなったんですか？低くなったんですか？」など掘り下げるのが正解だったようです。
【参考】これまでのレッスンでの合否結果
田所さんはアニメ声が特徴で個性は強めですが、中継リポート審査では「フェイクニュース」を指摘され10点中１点といった評価をもらうなどスキル不足を度々指摘されているイメージでした。
西川梨緒奈さん（23）
不合格（１点/10点）
不合格だった理由
与えられたテーマは「政治家の不祥事」。
政治資金流用疑惑で辞職に追い込まれた舛添さんに対してどんなインタビューをするかがポイントでしたが、西川さんはかなり食い下がったインタビューを見せました。「ホテル三日月を会議室として使われていたというのは実際どうなんですか？」「それは市民や都民が知る必要がないとお考えですか？」など。
しかし逆にこれが低評価に。インタビューでは、聞きづらいことをただズバリ聞けば良いというわけではないとのこと。不祥事に対しての本人の反省を聞くことが目的ではなく、当事者としての心情を聞く方がポイントだったようです。
家に帰って家族とどんな話をしたのか、奥様の心情はどうだったか、今は当時をどう感じているかなど。質問を変えればもう少し相手も答えてくれたかもしれないとのアドバイスもありました。
【参考】これまでのレッスンでの合否結果
アナウンサー学院生の中で最も期待されていた中谷萌さんが卒業し、今最注目の学院生。はじめのレッスンでは不合格が続いていたものの、フリートーク審査以降は高評価が続き前回の実況審査では「レベルが高いと」絶賛されていました。
柴原優美香さん（21）
合格（７点/10点）
合格だった理由
与えられたテーマは「東京オリンピック」。
オリンピック整備費を大幅カットするなど強い想いを見せていた舛添さんにどんなインタビューをするかがポイントでした。そして柴原さんはみごと今回唯一の合格者に！
合格のポイントとなったのは下記２点。
・話すテーマをはじめに明確にした
・インタビューの態度が良かった
柴原さんはインタビュー冒頭に「今回のテーマは東京オリンピックですが」とテーマを明確にされました。これによって話す雰囲気を作り上げることができたのが高評価に繋がりました。
また、結果として良い話を聞き出せてはいなかったのですが、めげずに相手の話を一生懸命聞いて頑張って次の質問をしようと努力されていたことも良かったようです。
【参考】これまでのレッスンでの合否結果
中谷萌さんの卒業を受け、前回から新メンバーとして新規参入した学院生。少林寺拳法世界第４位の経験を活かし、女子アナとしてスポーツに関わっていきたいと人一倍やる気のある持ち主です。ただ前回の実況審査ではやる気が空回りしてしまい残念ながら不合格となっていました。
豊成春子さん（22）
不合格
不合格だった理由
番組では放送されませんでしした。しかしコミュニケーション能力不足が不合格に繋がったようです。
【参考】これまでのレッスンでの合否結果
残念ながら不合格が多かったのですが、エントリーシート審査では「満点に近い」と絶賛されて合格した学院生。昨年のキー局の採用試験で落第したことで、努力を人一倍されていたことが好評価に繋がっていました。
荒川栞さん（21）
不合格
不合格だった理由
番組では放送されませんでしした。しかしコミュニケーション能力不足が不合格に繋がったようです。
【参考】これまでのレッスンでの合否結果
初めの審査では合格が続き有望視されていた学院生でしたが、フリートーク審査以降は残念ながら不合格続きになっていました。
石黒菖さん（24）
不合格（０点/10点）
不合格だった理由
与えられたテーマは「高齢化社会」。
舛添さんが厚生労働大臣を務めていた際に「消えた年金問題」がかなり注目されましたが、石黒さんは高齢者の免許証返納に関してのインタビューをされました。
テーマはともかく、講師陣は「インタビューになっていなかった」とバッサリ。「全部口答えしていた」「バーサスになり過ぎ」「これが面接だったら、放送局だけでなくどんな試験を受けてもすべて落ちる」など厳しい指摘が飛びました。
今回のVTRを何十回でも見直した方が良い、とのアドバイスもありましたよ。
【参考】これまでのレッスンでの合否結果
石黒さんは、残念ながらこれまであまり目立った評価がないイメージでした。
今井利奈さんが卒業に
今井利奈さん（21）さんは、なんと今回で卒業に！！番組冒頭で突如発表されたのでとても驚きました。
実は女子アナウンサーの試験と並行して一般企業も受験していたそうで、今回は放送局ではない一般企業からの内定をもらい入社を決められたんだそう。
慶應義塾大学の学生でミスコン・アイドル活動など華麗な経歴を持っており、学院生の中でもひと際目立つ美貌の持ち主でしたので残念ですね。。
しかし、これまでのレッスンでは不合格が続いていたので今井さんの新たな道を応援したいですね！！
これまでに紹介された女子アナ学の記事一覧
これまでに放送された女子アナ学の記事一覧です。
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まとめ
今回の吉川美代子先生の女子アナ学のテーマは、「インタビュー」でした。
インタビューではいかに相手の話を上手に引き出せるかがポイントですよね。話しやすい雰囲気を作ったり、話の流れをさえぎらないようにしつつ適切な質問をするなど高いスキルが必要になってきます。これまでのレッスン同様、何度も練習を重ねることが大切ですね！毎回吉川先生の厳しいダメ出しにハラハラしますが、学院生と同じようにアナウンサーを目指している方にはとても勉強になる企画ではないでしょうか。
是非参考にしてみてくださいね☆
