2019年5月29日のテレビ東京系列「ソレダメ!」で放送された、腹ペタ(はらぺた)体操についてご紹介します。教えてくれたのは森田敦史先生。下腹ぽっこりを解消する簡単ストレッチ方法で、短期間でウエスト痩せができると話題になっています!ポイントは、横隔膜をしっかり動かす深い呼吸法!やり方や効果などについてまとめました☆
腹ペタ体操のやり方
腹ペタ体操は、3日でウエストが-6cmも痩せると話題のダイエット方法!下腹ぽっこりが解消したという声が続々寄せられているんだとか。
食事制限や激しい運動は一切なし!!簡単なストレッチをしてぽっこりお腹の原因となる「内臓下垂」を改善するものです☆
ポイントは、深い呼吸にして横隔膜を動かすこと
腹ペタ体操で大切なのは、深い呼吸にして横隔膜を動かすこと。
横隔膜とは、呼吸に伴って動く筋肉の1つ。現代人は浅い呼吸になっている人が多く、呼吸が浅いと横隔膜がわずかしか上下に動かなくなります。
胸式呼吸:横隔膜があまり動いていない呼吸。
腹式呼吸:横隔膜全体を動かしている呼吸。
呼吸が浅いというのは、胸式呼吸の状態です。横隔膜があまり動かないと、連動して動くはずのお腹周りの筋肉もあまり動かなくなるため筋力が弱ってきます。すると徐々に前傾姿勢になり、腹腔内の隙間が無くなって柔らかいお腹の全面に内臓が落ち込んでしまうのです。
これが下腹ぽっこりの原因!!
▼メカニズムをまとめると下記のとおり。
呼吸は1日に約3万回もしているため、悪い呼吸をしているとどんどん悪影響を及ぼしてしまいます。深い呼吸に改善して横隔膜全体を動かすようにすれば、お腹周りの筋肉が鍛えられて姿勢が改善し、内臓が元の位置に戻ってお腹も引き締まります☆
浅い呼吸になりがちな人
下記項目をチェックし、2つ以上該当する場合は浅い呼吸になっているのでぽっこりお腹要注意!
- 椅子に座ったときに無意識につま先立ちになる
- ドアを開ける時に力が必要以上に入る
- 深呼吸をした時にあごが上を向く
- 靴下を履くときに息が止まる
力むと呼吸が浅くなるので、日ごろから意識して深い呼吸をするようにしましょう。
深い呼吸にするには背中の柔軟性をあげる
森田先生曰く、浅い呼吸になっている原因の1つは背中の硬さとのこと。背中が硬いと吸った息の逃げ場がお腹側にしかないので、深い呼吸ができなくなるんだそう。
そのため、深い呼吸にするには背中の柔軟性をアップさせることが大切なんですね!
正しい呼吸法
やり方
1、「にー」と(笑った時のように)口を横に引っ張り、鼻から5秒かけて息を吸う。
2、1の口のまま、「すーっ」と音を立てて8秒かけて息をはく。
息をはくときはお腹をへこます意識で!
背中を柔らかくする体操
硬くなった背中を柔らかくし、深い呼吸ができるよう改善する体操です。正しい呼吸法をベースにして行います。
やり方
1、椅子に浅く座る。
2、両腕をまっすぐ前に出して手のひらを合わせる。手のひらを上に返し、両肘を引いてお腹へくっつける。
両肘はくっつけたままにする!
3、そのまま前かがみになって体を前へ倒し、両手の間に顏を入れる。
4、顏をうずめたまま口を「にー」と横に引っ張り、鼻から息を5秒かけて吸いこむ。
息を吸う時は背中へ空気を入れるようなイメージで。
5、8秒かけて「すーっ」と音を立てて口から息を吐く。
1日5回を目安に行い、慣れてきたら回数を増やすようにします。体を丸めると呼吸の逃げ場が無くなって体の中心で深い呼吸をすることができます。背中にも十分に空気が入って膨らむので、柔らかくなります。
内臓を元の位置に戻す体操
お腹の全面に落ち込んでしまった内臓を元の位置に戻し、ぽっこりお腹を解消する体操です!正しい呼吸法をベースにして行います。
やり方
1、椅子に浅く座り、「にー」と口を横に引っ張って鼻から息を吸いながら両手を斜め上に上げる。
2、そのままの状態で「すーっ」と音を立てて口から8秒かけて息を吐く。
息を吐くときはお腹をへこませる意識で!
3、そのまま5秒かけて鼻から息を吸い、力を抜いて両手を下げる。
1日5回を目安に行い、慣れてきたら回数を増やすようにします。
「奇跡の3日腹ペタ」の本
今回紹介された「奇跡の3日腹ペタ」の本はこちらです☆
まとめ
今回は、ウエスト痩せで話題の腹ペタ体操についてご紹介しました。
ぽっこりお腹の原因は内臓下垂とよく聞きますが、これは浅い呼吸が原因だったんですね。大切なのは深い呼吸にして横隔膜全体を動かし、おなか周りの筋肉を鍛えること!姿勢が改善できれば自然にお腹がへこんできますよ。
話題のダイエット法「ゼロトレ」も今回の体操と同じような考え方が根底にあります(オススメする関連記事参照)!
是非参考にしてみてくださいね☆