2019年1月17日の日本テレビ系列「ヒルナンデス!」で放送された、インフルエンザ予防法についてご紹介します。教えてくれたのは、医学博士の大谷義夫先生。
今年は全国的に注意報・警報レベルの基準に達するほど流行しており、例年以上に注意する必要があります。
そこで、厚着はOK?うがいは効果あり?効果的な食事は?など、正しい予防方法をまとめます☆
手袋・マフラーをするのは正しい?
インフルエンザ予防に手袋・マフラーで厚着をするのはNG。
なぜなら、日光を浴びることで体の免疫を上げる「ビタミンD」を作ることができるためです。
全身に日光浴をする必要はありませんが、手袋を外して20分程度外を歩くと効果的!
ちなみに、男性は顏に日光を浴びることはできますが、女性はファンデーションを塗って紫外線がカットするため、手袋をせずに太陽の光を浴びるようにしましょう。
外から帰ってうがいをするのは正しい?
外から帰ってすぐにうがい(鼻うがいを含む)をする人も多いと思いますが、実はインフルエンザ予防法としてはNG。
インフルエンザウイルスはのどに侵入すると早期に細胞内に感染してしまうため、予防するには不十分なのです。
厚生労働省のHPでも、水うがいはインフルエンザ予防として科学的に証明されていないと記述があります。
ただし、風邪予防には効果的ですよ☆
きのこパスタを食べるのは効果的?
きのこパスタを食べるのは、インフルエンザ予防に効果的。
体の免疫力を上げるビタミンDは、日光を浴びる以外にも食材から摂取することが可能です。
ビタミンDが豊富に含まれる食材はこちらです。
- 魚介類
- きのこ類
▼過去にもきのこの効果については紹介されました!
インフルエンザと感じたらすぐに病院に行くのは正しい?
インフルエンザにかかったかも・・・と感じたらすぐに病院に行くのはNG。
なぜなら、インフルエンザウイルスは発症してすぐに増殖しないため、正しい結果が出ないためです。
6時間~12時間待ってから病院へ行くのがベスト。
そのため、確実に発見するためには12時間ほど待つ方がオススメです。
待っている数時間は、他人に移さないようにするため自宅で安静にするようにしましょう。
予防ワクチンを今の時期から摂取するのは効果的?
今の時期からインフルエンザの予防ワクチンを接種するのは効果的。
ウイルスの抗体が有効になるまでには摂取してから2週間かかりますが、インフルエンザの流行のピークは1月末~3月。
今からでも間に合います!
まとめ
今回は、正しいインフルエンザ予防法についてご紹介しました。
毎年冬になるとインフルエンザが流行しますが、今年は例年以上に要注意の状況。
気を付けているつもりでも、気付かないうちに感染してしまう可能性もあります。
正しい予防方法を知って、元気に乗り切りましょう。
是非参考にしてみてくださいね。