2018年8月7日「林修の今でしょ!講座」で放送された、わさびの健康パワー、おすすめレシピについてご紹介します。わさびが持つ、体の血流改善効果や食中毒予防効果などをまとめています。わさびの正しいすりおろし方もご紹介していますよ。
わさびの健康パワー
血流・代謝の改善効果
わさびに含まれる「6メチル」は、血液を固まらせる酵素の活動を阻止する力があるため、血流を改善する効果が期待できます。
汗をかき過ぎると水分が失われて血流が悪くなるため、暑い夏こそ摂りたい食材ですね。
肝臓の解毒作用をアップ
わさびの「6メチル」は、肝臓が有害物質を解毒する力もアップさせます。
玉ねぎ・春菊・にんにくといった解毒作用のある他の食材と比べても、そのパワーはダントツです。
食中毒を予防
わさびの辛み成分「アリルイソチオシアネート」は強力な抗菌作用があるため、食中毒菌の繁殖を抑えてくれます。
常温で気体になりやすい性質のため、わさびを入れたら密閉することで抗菌作用が全体に行き渡ります。
名医オススメのわさびレシピ
わさびの辛味を抑えるレシピ「わさび×マヨネーズ」
もちろん、「6メチル」の栄養効果はそのままです。
わさび×マヨネーズ×サーモン
わさびマヨネーズをサーモンにかけて食べるのがオススメ!
サーモンのEPA・DHAの効果で、より血流改善が期待できます。
血管・肝臓を守る「わさびイカ納豆」のレシピ
納豆のナットウキナーゼは、血栓の予防が期待できます。
作り方
- イカ・納豆を混ぜます。
- わさびをのせれば完成です!
血管守る「わさび味噌」のレシピ
作り方
- わさびを茎まで細かく切ります。
- 砂糖と味噌で、1を味付けすれば完成です!
- きゅうりにつけて頂きます。
医学的に正しいわさびの食べ方
6メチルを最大限とるのにより良いわさび料理
「6メチル」は熱に弱いため、加熱料理にはむきません。
そのため、お茶漬けにするなら「冷やしわさび茶漬け」の方がオススメです。
また、酒かすの酵素と一緒に摂ることで吸収率がアップするため、わさび漬けもオススメです。
わさびの1日目安摂取量
わさびは、1日5g(小さじ1杯)とるのが理想です。
無理なく食べられそうですよね。
わさびの正しいすりおろし方
「6メチル」はわさびの茎側に豊富に含まれるため、茎からするとより効果的に摂取できます。
栄養を最大限とれるわさびの使い方
わさびは醤油に混ぜるのではなく、刺身にのせて食べることで栄養を最大限とれます。
「6メチル」は水溶性のため、醤油に溶かすと栄養成分が流れ出てしまうためです。
本わさびが多く入っているチューブ型わさびは?
本わさびが多く入っているチューブ型わさびは、「本わさび使用」と表記されているものです。
「本わさび使用」と記載があれば50%以上、「本わさび入り」と記載があれば50%未満になります。
まとめ
今回は、わさびの健康パワーについてご紹介しました。
まとめると・・・・・・
- わさびの6メチルは、血流改善&肝臓の解毒作用アップ効果がある
- わさびの辛み成分は、食中毒予防に効果的
- 名医オススメのわさびレシピは、わさびイカ納豆、わさび味噌、わさびマヨネーズ
- 医学的に正しいわさびの食べ方、すりおろし方をご紹介
皆さんも是非参考にしてみてくださいね。