2018年6月19日放送「この差って何ですか?」で放送された、酢ピーナッツ(酢ピーナツ)の作り方と効果をご紹介します。高血圧予防にはピーナツを毎日20粒食べると効果的ですが、酢ピーナツにすることで食べやすくなり、効果もアップします。
ピーナツを酢に漬けるだけの簡単レシピですので、高血圧予防・改善にオススメです。
ピーナッツは高血圧予防に効果的!
ピーナッツには、高血圧予防・改善に効果的な下記成分が多く含まれています。
- 塩分カリウム
- ポリフェノール
- オレイン酸
「塩分カリウム」には、余分な塩分を体外へ排出する働きがあります。
「ポリフェノール」には、血管の収縮を抑え拡張する働きがあります。
「オレイン酸」には、血圧が上がる原因となる悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
ただし、バターピーナッツや柿ピーナッツは味付けに塩分が多く使われているため、バター等を用いていない『殻付きのピーナッツ』や『素煎り』がオススメです。
1日に食べるピーナッツの目安量は、20粒程度。
ピーナッツの赤い薄皮の部分には「ポリフェノール」が多く含まれているため、薄皮ごと食べるとより効果的です。
酢も高血圧予防に効果的!
バルサミコ酢・リンゴ酢・米酢・穀物酢・黒酢など、どの酢にも「酢酸」が含まれています。
「酢酸」は、体内に入ると細胞から「アデノシン」が分泌されますが、「アデノシン」は血管を広げて血流を良くする働きがあるため、高血圧予防・改善に効果的です。
ただし、毎日摂り続けないと効果は途絶えてしまいます。
別番組「林修の今でしょ講座」でも、凄すぎるお酢の健康パワーが紹介されていましたね。
高血圧予防!『酢ピーナッツ』のレシピ
ピーナッツと酢を一緒に摂ることで、「酢酸」が「オレイン酸」を小腸で細かく分解し、血中の「オレイン酸」が増えてより多くの悪玉コレステロールを撃退してくれます。
また、酢にピーナッツを漬けることで、「オレイン酸」が吸収されやすくなります。
食べるタイミングは、朝がオススメ。
1日の血圧の上昇を抑えることができます。
材料
・素煎ピーナッツ(薄皮つき) 200g
・酢 300ml
●ピーナッツの薄皮にはポリフェノールが含まれているので、薄皮付きを使用
作り方
①清潔にした蓋付きの瓶にピーナッツを入れ、酢を加えます。
②蓋をして、冷蔵庫に入れればOK!!
半日でも食べられますが、3~5日後が食べ頃です。
●酢の酸味が苦手な方は、はちみつを加えると食べやすくなります
まとめ
今回は、高血圧の予防・改善が期待できる「酢ピーナツ」についてご紹介しました。
高血圧は、動脈硬化や脳梗塞などに繋がる危険なもの。
また、普段は正常の血圧でも、あることをきっかけに急上昇する「血圧サージ」も非常に危険です。
いつまでも健康でいるためには、日頃から病気にならないよう心がけて生活することが大切ですよね。是非参考にしてみてくださいね。