2018年6月18日「名医のTHE太鼓判」の塩分を減らすことが重要だSPで放送された、1週間減塩法のやり方と効果についてご紹介します。塩分を摂り過ぎると、高血圧・むくみ・痛風・腎臓病など、様々な病気の原因になります。健康のためには、脂肪・糖分の節制だけでなく減塩することも大切です。
名医オススメの1週間減塩法のやり方、効果をまとめていますので、是非参考にしてください。
塩分を摂り過ぎることによるリスクとは?
厚生労働省が定めた1日の塩分摂取量の基準は、男性8g未満、女性7g未満です。
しかし、日本人の1日の塩分平均摂取量は、男性10.8g、女性9.2gと基準を超えており、名医曰く「塩分を気にしなさすぎ」とのこと。
塩分を多く摂取すると血中の塩分濃度が高くなり、それに伴い水分が引き寄せられて血管が圧迫され、高血圧に繋がります。
高血圧になると、脳卒中や心筋梗塞を発症するリスクが高まります。
また、塩分の摂り過ぎは、むくみ、痛風などの原因にもなります。
日本人がよく食べる和食は、醤油や味噌を使った料理が多いため、塩分を多く摂りがちです。
例えば、味噌汁の場合、1杯あたり約1.2gの塩分が含まれています。
いつまでも健康でいるためには、日ごろから「塩分を減らす」ことが大切です。
名医が教える「1週間減塩法」のやり方・効果
1週間減塩法は、濃い味になじんだ味覚を戻し、無理なく減塩ができる方法(2通り)です。
塩分が欲しくなくなるので、ストレスなく健康な食生活に戻すことができます。
①かけ事禁止・醤油スプレー
醤油・ソース・ドレッシングなどはかけてはいけません。
一般的に、それぞれの100gあたりに含まれる塩分量はこちら。
- 醤油:塩分14.5g
- 中農ソース:塩分5.8g
- 和風ドレッシング:塩分4.7g
どうしても醤油をかけたい場合は、醤油のスプレーを使います。
一般的な醤油さしは1回で約3gも出ますが、醤油スプレーを使えば1押し約0.1gと量を抑えられるため、減塩に繋がります。
1週間実践した効果
モト冬樹夫妻が「かけ事禁止・醤油スプレー」に1週間実践した結果、1日の塩分摂取量は下記のように減りました。
- モト冬樹さん:7.26g⇒5.01g
- 奥さん:3.50g⇒2.21g
さらに、味覚がリセットされたため、普通の味噌汁を飲んだ際にはしょっぱく感じたようです。
②スパイスケース
様々なスパイスをケースに入れて持ち歩きます。
例えば・・・・
- 山椒
- バジル
- こしょう
- カレー粉
- かつお節の粉
- 一味唐辛子
- ごま油
- ラー油
- 酢
など。
スパイスの刺激で、塩気が無くても美味しく食べられるようになります。
ちなみに、料理によってオススメのスパイスも紹介されました☆
- 油っこい中華系メニューや春巻き、フライ、餃子など⇒ 酢+こしょう
- 焼肉⇒ 肉の風味を引き出してくれるかつお節の粉
- 卵かけご飯⇒ ごま油+こしょう+一味唐辛子+ラー油
まとめ
今回は、名医が教える減塩法についてご紹介しました。
塩分の摂り過ぎは高血圧・むくみ・痛風など、様々な病気を引き起こすリスクが高まります。
分かりやすい塩分は自制可能ですが、気付かずに摂取してしまっている「隠れ塩」は注意が必要ですよね。
いつまでも健康でいるためには食生活を正すことが大切です。
皆さんも是非参考にしてみてくださいね。