2018年6月10日「シューイチ」で放送された、『スロー空手ストレッチ』のやり方についてご紹介します。空手をベースにした新ストレッチで、しつこい肩こりを解消できる効果が期待できます。簡単にできるので、肩こりに悩んでいる方にオススメです。
スロー空手ストレッチとは?
スロー空手ストレッチとは、空手の技をベースにしたストレッチです。
空手の技は、肩甲骨や股関節などの可動域を最大限に広げる動きが基本のため、その動きを取り入れたストレッチをすることで、長時間のデスクワークやスマホ操作などでこり固まった肩甲骨や股関節を改善する効果が期待できます。
ストレッチには大きく3つの動きがあり、ポイントは「
- のばす
- ひねる
- ほぐす
空手の経験が無くても大丈夫ですよ。
スロー空手ストレッチのやり方
のばす動き!突きストレッチ
縮んでいた筋肉を伸ばします。
【やり方】
①足を腰幅よりやや広めに開き、軽くこぶしを握ります。
②こぶしを作ったまま、片方の腕を伸ばします。
反対の手のこぶしは、腰の上に置きます。
③交互に腕を伸ばします。
●腕を伸ばす際は、脇・肩・体側・背中を腕で引っ張るような感じで!
●左右の腕が、それぞれ遠くに引っ張り合うよう意識する
④1セット、左右交互に4回ずつ行えばOK!
ひねる動き!ひじ打ちストレッチ
肩まわり・背中・腰など、多くの筋肉をひねって動かし、コリを緩めます。
【やり方】
①両手でこぶしを作ります。
片方の手は、肩にこぶしを当てるように肘を真っすぐ上へ上げます。
このとき、もう一方の手のこぶしを腰のあたりで後ろへ引きながら、腰をしっかりひねります。
●ひじをなるべく高く上げ、こぶしを肩にしっかりつけるのがポイント!
②上げたこぶしを腰の上まで戻します。
③1セット、左右交互に4回ずつ行えばOK!
ほぐす動き!手刀ストレッチ
逆手に固定したまま腕を動かすことで、今まで使っていなかった可動範囲を動かすことができます。
【やり方】
①片方の腕を伸ばし、手のひらを外側に向けて逆手の状態を作ります。
②伸ばした腕を真っすぐに後ろへ引き、指先を耳につけます。
③外側に水平に円を描くように、手のひらを回転させて手のひらを上に向けながら、腕を前方に回して伸ばします。
最後は手のひらを返し、逆手にします(手のひらを外側に向ける)。
④1セット、左右交互に4回ずつ行えばOK!
【おまけ】股関節まわりを柔らかくする、横蹴りストレッチ
姿勢が良くなり、怪我のリスクを減らす効果が期待できます。
【やり方】
①床に横向きになり、上のひざを、あぐらをかくようにひざを外側に曲げます。
このとき、ひざを手で支えてもOKです。
②曲げたひざを上へ真っすぐ蹴り上げ、伸ばします。
③蹴り上げたひざを曲げて下ろし、元に戻します。
④左右5回ずつ行えばOKです!
まとめ
今回は、肩こり解消に効果的な空手ストレッチについてご紹介しました。パソコンや携帯が普及している今、肩こりに悩む人が増加しているのが現状。肩こりがひどくなると日常生活にも支障をきたす可能性があるため、できるだけ早く解消したいですよね。皆さんも是非参考にしてみてくださいね。