【主治医が見つかる診療所】脳卒中予防!食材、異常を見分ける方法、生死を分けるポイント

脳卒中 主治医が見つかる診療所

2018年3月1日放送「主治医が見つかる診療所」の『あなたと家族を守る脳卒中完全対策SP』で、脳卒中について知っておくべき最新情報が紹介されました。脳卒中を万が一発症してしまった時に本人や家族がとるべき正しい対処法や予防法、脳卒中から九死に一生を得ることができた直前のサインなど、どれも必見です。

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脳卒中予防に効果的な食材は?

納豆

 

名医がオススメする「脳卒中予防に効果的な食材」として、下記が紹介されました。

■白子

タラやアンコウなどの白子に豊富に含まれる「ビタミンD」は、血管の内側の細胞の損傷を防ぐ働きがあると言われているため、血栓ができにくくなリ脳梗塞の予防に効果的とのことです。

■納豆

納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」は、血栓予防の作用があります
血栓は睡眠中にできやすいため、夕食に納豆1~2パック(約100g)食べると良いそうです。

 

 

 

脳の異変を見分けるポイント

家族

 

自分自身もしくは周囲の人の脳の異変を見分けるポイントを、名医が教えてくれました。

■自分自身について

「目」の症状に注意するのがポイント。
黒いシャッターが下りたように視野が暗くなったり、視野の片側が見えない場合は脳に異変がある可能性があるとのことです。

また、脳動脈瘤がある人は慢性的な頭痛がある可能性があるとのことです。

 

■周りの人について

発症した時に分かりやすい症状は、「顔つき」。
片方の口角が下がったり、左右非対称になっている時は、麻痺の可能性があるとのことです。





 

脳の異常を簡単に見分ける方法「バレーアームサイン」とは?

病院に行かなくても、脳の異常を簡単に見分けることができる方法が「バレーアームサイン」。
立っても座ってもチェック可能です。

確認方法

 

①両腕を前に伸ばし、肩の高さまで上げます。

②手のひらを上に向けた状態で目を閉じ、10秒間水平を保てればOK!
★どちらかの手が、自然に回ってしまったり自然に落ちてしまったら、脳梗塞など脳に異常が起きている可能性あり。

 

 

 

脳卒中発症前・直後の症状、ポイントとは?

脳卒中2

 

実際、脳卒中を発症して生還した医師が、自身の体験を紹介してくれました。脳卒中のサインを見逃さないことが大切です。

■脳卒中発症前の症状、ポイント

●体の震え

血栓には、そのまま脳梗塞を起こす「硬めの血栓」と、一時的に詰まってもすぐに壊れてしまう「柔らかめの血栓」の2種類があり、後者は「TIA(一過性脳虚血発作)」と呼ばれ体に麻痺などの症状が起きます。

症状が短時間で回復するため放置する人も多く、要注意です。




■脳卒中発症後の症状、ポイント

●強烈なめまい
●右半身の麻痺
●言葉が出てこない
●顔の片方がゆがむ
●普段吹ける口笛が吹けない
●頭をバットで殴られたような頭痛

 

異常を感じたら、すぐに助けを求めることが大切。
たとえ異変や症状が短時間で消えても、様子を見ないで助けを呼ぶことが生死を分ける重要なポイントとのことです。

体が麻痺した状態でも、意識を失う前に電話をすることも大切。
発症3~6時間以内に初期治療を受ければ、劇的な回復が可能と言われているそうです。

 

 

 

脳卒中で命を落とさないための大切なキーワード「FAST」とは?

脳卒中3

■Face

無表情・顏がゆがむ・片側が下がるといった症状は、脳の異常のサインです。

■Arm

片腕に力が入らないのは、脳の異常のサインです。

■Speech

ろれつが回らない・言葉が出てこないのは、脳の異常のサインです。

■Time

症状が出たら、一刻も早く病院へ行くことが大切です。





 

突然体の片側に麻痺が出た場合、救急車が来るまでの体勢は?

対処法

 

突然、周りにいる人の体の片側に麻痺が出た場合、救急車が来るまでの正しい体勢です。
ポイントは2つ。
 

●麻痺している方を上にする
●横向きにして顏は下向きに寝かせる

顔を下向きにするには、吐いたものが喉に詰まらないようにするためです。

まとめ

今回は、脳卒中についてご紹介しました。脳卒中を発症すれば、激しい頭痛に襲われたり、半身麻痺や言語障害を引き起こし、最悪の場合命を失う可能性もあります。自分や大切な人を守るためにも、今回の内容を是非参考にしてみてくださいね。

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