2017年12月26日放送「名医とつながる!たけしの家庭の医学」で、認知症予防&改善に繋がる『コグニサイズ』が紹介されました。認知機能の改善に役立つ名医が教える認知症対策は必見です。
名医が薦める、2大認知症予防&改善法!
今回は、名医が薦める『2大認知機能改善法』が紹介されました。
- コグニサイズ(運動)
- ターメリック(食材)
ここでは、コグニサイズの効果・やり方についてご紹介していきます。
ターメリックについては下記記事でまとめています。
物忘れ予防の最新法とは?
物忘れ予防の最新法として今注目を集めているのが、コグニサイズ!!
コグニサイズとは、簡単にできる「もの忘れ予防エクササイズ」のこと。
国立長寿医療研究センターが開発したもので、頭を使いながら様々な運動を行うことで認知機能の低下を予防する効果が期待できます。
コグニサイズ実践者の認知機能は?
コグニサイズ実践者の認知機能を番組で検証していました。
検証方法は・・・100引く7暗算!!
実際に医療現場で行われているテストで、100から7を引いていき、引き切れなくなるまで行うというもの。
認知機能が衰えていると、スムーズに計算できず最後までいかないと言います。
このテストをコグニサイズ実践者の方に行って頂いたところ、7名全員つかえることがなく引き算できていました。
コグニサイズをやっているおかげで、認知機能を維持できているんですね。
コグニサイズのやり方
では、コグニサイズのやり方についてご紹介していきます。
(家庭でできるコグニサイズのやり方は別途ご紹介します)
はしごの形をしたロープを床に敷き、素早いステップで前に進むという「ラダー」運動を行います。
ラダーの基本ルールは、1マスにつき必ず4歩のステップを踏むということ。
1~8歩を1セットとし、繰り返し行います。
基本ルールを念頭におき、「2」「4」と指定されたら、2歩目・4歩目はマスの外にステップを踏まなければいけません。
「1」「4」「5」「8」と指定されたら、1歩目・4歩目・5歩目・8歩目はマスの外にステップを踏まなければいけません。
コグニサイズの効果
コグニサイを行うことによる効果について。
有酸素運動と頭を使う活動を同時に行うことで、脳の血流がよりアップし、脳の神経ネットワークが活性化する可能性が期待できます。
実際、ウォーキングや計算問題を行っている時よりも、脳の広範囲で血流が増加していることが確認できています。
家庭でできるコグニサイズのやり方
【やり方】
①ボールペンを2本用意し、床に足幅より広めに置きます(はしごのマス代わり)。
②2本のボールペンの内側を1マスとし、マスの中でステップを行います。
このとき、右足からステップします。
身体を大きく動かすのがポイント!
③ステップに慣れたら、「2歩目」・「5歩目」の足をマスの外に出すようにステップします。
カウントは、1~8を繰り返します。
④次は、「3歩目」・「6歩目」の足をマスの外に出すようにステップし、「5歩目」で手を叩きます。
間違えても、考えながらやることで脳が活性化します。
自分で面白いパターンを考えて行うのも効果的です。
まとめ
今回は、認知症予防&改善法をご紹介しました。
認知症は早めの対策が必要です。
今回の対策法以外にも下記記事でまとめていますので、是非参考にしてみてくださいね。