2017年12月9日放送「世界一受けたい授業」で、自宅で簡単にできるDIY健康診断が紹介されました。首の危険を調べるグーパーテストや、脳卒中診断、味覚障害を見抜く方法など、どれも必見です!!
グーパーテスト・脳卒中診断・味覚障害チェックなど!
今回は、コナン君と自宅で簡単にできるDIY健康診断が紹介されました!!
DIY健康診断は、隠れた病気を早期発見するヒントになると言います。
教えてくれるのは、銀座医院院長補佐・久保明先生。
早速ご紹介します!!
グーパーテスト
グーパーテストについて。
これは、首の危険を調べるテストです。
①両腕を前にまっすぐ伸ばします。
②グーパーの動きを素早く行い、10秒間に何回できたか数えます。
★グーはしっかり握り、パーは大きく開くのがポイント!
★グーパーで1回と数える
20回以下の場合、首の神経に異常がある「頚髄症」の疑いがあるそうです。
ペンを使ったトントンチェック
ペンを使ったトントンチェックについて。
これは、脳卒中のリスクを調べるテストです。
①紙とペンを用意し、中心に印をつけた直径1cmの円を書きます。
②10cm上でペンを持ち、円の中心を狙って、1秒1回のぺースで20回点を打ちます。
★タイミングに慣れるまで、何回か練習してからチェックします。
円から外れた点が20個中3個以上あった場合、脳に異常がある疑いがあるそうです。
顔の表情の左右差があるかや、手に力が入りにくいか、ろれつが回りづらいかなどを自分で確認し、該当する場合は病院に行くと良いそうです。
片足コインキャッチ
片足コインキャッチついて。
これは、フレイルのリスクを調べるテストです。
フレイルとは、筋力・気力の低下によって心疾患などの様々な病気にかかりやすくなり、将来介護が必要になる危険性が高い状態のこと。
フレイルは、バランス機能の低下から始まるそうです。
①足元にコインを3枚並べます。
②片足立ちになり、しゃがんで足元のコインを拾います。
男性は3枚、女性は2枚拾えればOK!
拾えない場合は、筋力・バランスが低下しており、将来的にフレイル予備軍になるリスクがあるそうです。
フレイル対策には、適度な運動と、たんぱく質を含む食品の摂取がおすすめとのことです。
ごっくんテスト
ごっくんテストついて。
これは、誤えんのリスクを調べるテストです。
誤えんは、飲み込み力が低下すると起きるもので、肺炎や窒息に繋がります。
①のど仏の上に指をおき、30秒間に何回つばを飲み込めたかをカウントします。
★つばを飲み込んだ時に、のど仏が指を乗り越えた場合のみカウント!
★唾液が出づらい人は、水を含んでから行ってもOK
3回飲み込めなかった人は、飲み込む力が衰えている可能性があり、誤えんを起こすリスクがあるとのことです。
味覚障害チェック
味覚障害チェックついて。
これは、味覚障害のリスクを調べるテストです。
甘味を感じなくなると糖尿病に、塩味を感じなくなると高血圧や動脈硬化に繋がるなど、味覚は病気を防ぐために大切なものです。
①グラスを3つ用意し、甘い水(水200ccに砂糖5g)、しょっぱい水(水200ccに塩2.5g)、味がないただの水を入れます。
★入れる量は、ティースプーン1杯分
②ランダムに並べて順番に飲み、どの水がどの種類なのかを当てます。
1つでも間違えたら、味覚障害のリスクがあるそうです。
平衡感覚チェック
平衡感覚チェックついて。
これは、平衡感覚のリスクを調べるテストです。
■あいうえおテスト
①紙が動かないようにテープで固定したら、ペンを持ち、もう片方の手は太ももに置きます。
②「あいうえお」と縦にまっすぐ書きます。
★このとき、机に肘がつかないように注意!
③今度は目を閉じた状態で、別の色のペンで同じ場所に縦に「あいうえお」と書きます。
②と③の文字が左右10度以上ずれていた場合、平衡感覚に問題がある恐れがあるそうです。
■足踏みテスト
①目を閉じて両腕を上げ、その場で50歩足踏みします。
最初の位置から、90度以上回転もしくは1m以上ずれてしまった場合は、平衡感覚に問題がある恐れがあるそうです。
まとめ
自分で簡単にできる健康診断が色々ありましたね。病気は早期発見が大切。このDIY診断で問題があった場合は、病院に相談すると良いそうです。健康を維持するためにも、是非参考にしてみてくださいね。