2019年10月22日のTBS系列「教えてもらう前と後」で放送された、スマホ猫背改善ストレッチについてご紹介します。スマホを見ていると知らず知らずのうちに猫背になってしまいがち。頭を下に向けるので背中や骨盤に負荷がかかり、猫背の状態が続くと腰痛・肩こり・頭痛にも繋がります。さらに、重力によってフェイスラインのたるみの原因にも!しかし、わずか30秒で姿勢を改善しこれらを予防することができます。とっても簡単なので誰でもできますよ。口が開かなくなるスマホあごのチェック方法とあわせてやり方・効果をまとめましたので、参考にしてくださいね☆
スマホ猫背をストレッチで改善する方法
今回は現代人に増えているスマホ猫背がテーマ。1日長時間スマホを見ている人は特に要注意です。では、スマホ猫背になるとどんなリスクがあるのでしょうか?また、簡単に姿勢を改善できるストレッチのやり方とは?
北千束整形外科の神田良介院長が教えてくださいましたので、早速ご紹介していきますね。
スマホ猫背とは?
スマホ猫背は、スマホを胸より下に持つ人になりがちな症状。長時間下を向くことになるので背中や骨盤に負担がかかり、
・腰痛
・肩こり
・頭痛
などの原因になります。さらに、猫背になると胸が縮こまって息がしづらくなるため脳へ酸素が行きづらくなり、自律神経が不安定になって疲れ目や不眠症などの要因にも。下をずっと向くことになるので、重力でフェイスラインのたるみやほうれい線にも繋がります。スマホで老けた顏になるのは嫌ですよね!
正しいスマホの持ち方
スマホ猫背にならないための正しいスマホの持ち方は下記のとおり。
・片手でスマホを目線の高さに持つ。
・反対側の手で、スマホを持った方の肘を支えて固定する。
ポイントは、顏が下を向かないように胸より上にスマホを持つことです。反対側の手で肘を固定することで両脇が締まり、背筋が伸びやすくなります。
スマホ猫背のチェック
自分がスマホ猫背かどうかを簡単にチェックできます。
【やり方】
1、椅子を壁の前に用意し、壁に向かって座る。
2、つま先とひざを壁にぴったりつける。
3、その状態からまっすぐ立つ。
この状態ですっと立てる人は背筋が真っすぐになっている証拠。逆に、スムーズに立てない人は体が前に傾いた猫背の証拠です。
スマホ猫背改善ストレッチのやり方
スマホ猫背をわずか30秒で改善できる簡単ストレッチの方法です。
【やり方】
1、真っすぐ立ち、両手をくんで真っすぐ頭の上にあげる。
(画像出典元:TBS系列「教えてもらう前と後」)
2、そのまま「あー」と声を出しながら5秒間キープし、元の姿勢に戻す。
3、3回繰り返す。
スマホあごのチェック方法と対策法
ここからは、日本大学松戸歯学部の小見山道教授が教えてくださった内容です。
スマホを長時間使い過ぎると、スマホ猫背だけでなくスマホあごになる危険性もあります。スマホあごとは、あごの周りの筋肉が凝り固まって口が開かなくなってしまう症状のこと。下を向いてスマホを触っていると無意識のうちに奥歯を噛みしめてしまうため、あごの周りの筋肉が固まってしまうんですね。
口を大きく開け、指が縦に3本入らないと要注意です。スマホあごになると、
・頭痛
・顎関節症
・不眠症(自律神経が乱れるため)
といった症状を引き起こすリスクが高まります。
スマホあごの予防改善方法「グーパーストレッチ」
1、両手をグーにして、それぞれ左右のあごの付け根に当てる。円を描くようにグルグルと10回マッサージする。
2、今度は両手をパーにして頬を抑え、口を大きく開けながら5秒上をむく。上を向いたムンクの叫びのようなイメージです(笑)
まとめ
今回は、スマホ猫背を改善する簡単ストレッチのやり方をご紹介しました。
スマホ猫背・スマホあごなどは現代ならではの症状ですよね。街中を歩いていても電車に乗っていても、周りの人はみんなスマホを手に持ってか画面をじーっと見ていたり。私もその1人ですが・・・(笑)ついつい夢中になってしまうのですが、長時間同じ姿勢で下を向くというのは健康や美容にとってやはり良くないですね。日常的にスマホを触る方はぜひ今回の内容を参考にしてくださいね!
当サイト「オーサムスタイル」では様々な健康に関する記事をまとめております。宜しければ今回の内容とあわせてご覧になってくださいね。