【林修の今でしょ講座】家での正しい座り方検定まとめ!腰痛・肩こり予防や姿勢改善などの対策方法【5月21日】

林修の今でしょ講座!座り方 健康

2019年5月21日のテレビ朝日系列「林修の今でしょ!講座」では、家での正しい座り方検定を紹介!日本人は座り過ぎが原因で腰痛・肩こり・糖尿病・肺疾患など様々な症状を引き起こしているとのこと。そこで整形外科医の中村格子先生を講師に迎え、ソファや床などシチュエーション別の正しい座り方といった予防対策方法を教えてくれましたのでまとめました☆

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体を守る「家での正しい座り方」検定

林修の今でしょ講座!座り方

世界で一番座っている時間が長い国は?

世界で一番座っている時間が長い国は、日本

日本人は勤勉で行儀が良いと言われることも多いのですが、実は1日平均7時間も座っているんだそう!世界で最も座っている時間が長い国だなんて驚きですよね。

座り過ぎによるリスクは?

2018年の最新研究において、「1日6時間以上座っている人は3時間未満の人に比べて、死亡リスクが19%高くなる」というデータが発表されました。

仕事や睡眠の時間を除いた、家などで自由に使える時間を対象にしたもの。

足の筋肉は血液を循環させるために大事な役割をしています。しかし、椅子に長時間座り続けているとひざや太ももなどの血管を圧迫することになるので、血流が悪くなり様々な病気を引き起こしてしまうんですね。日常的に続くと血管内に血の塊ができる可能性もあるんだとか。

世界保健機関(WHO)も、タバコやお酒の飲みすぎよりも座り過ぎの方が危険と警告しています。

血管に負担をかけない家での座り方は?

血管に負担をかけない座り方のポイントは、長時間同じ姿勢をとらないようにすること。

30分~1時間に1度は立ち上がるようにし、血流を改善するようにしましょう。

立ち上がることが難しい場合は、足を片足ずつ上げたり足首を動かしたりするだけでも効果的ですよ。

気を付けたいソファでの座り方は?

①浅がけ首もたれ

ソファに浅く腰かけて、首を背もたれにもたれかかって座る人は要注意!

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・腰椎椎間板ヘルニア
・血栓症
・頚椎椎間板ヘルニア
・首ヘルニア
・内臓圧迫による血流の乱れ

といったリスクが高まります。

本来脊椎は緩やかなS字カーブをしているのですが、この座り方だと逆カーブになってしまいます。すると、骨や椎間板に大きな負担をかけてしまうんですね。前かがみに座る人も同じく要注意!腰椎が同じように逆カーブになって椎間板に負担がかかってしまいます。

日常的にこの座り方をすると、骨が凝り固まって立った時も姿勢が悪くなってしまいます。

②肘つき横座り

ソファの背もたれに肘をつき、そのまま横座りする人も要注意!

本来真っすぐである脊椎が横に曲がってしまうため、長時間この状態にし続けると左右の筋肉や骨の歪みが出てしまう可能性があります。

③脚を組んで座る

1日4時間以上足を組んで座ると、骨盤や背骨が歪んで内臓疾患を引き起こすリスクが高まります。

時々左右の足を組み変えるようにしましょう!

骨や血管に負担をかけない医学的に正しいソファの座り方は?

ソファは、予め理想的な骨格の角度に合わせて設計されています。そのため、背もたれのあるソファに座る場合は深く腰掛けて背もたれを使うようにしましょう!

ちなみに、骨や血管に負担をかけないソファの角度は下記のとおり。

・背もたれの角度が110度

・座面の角度が5度

よく言われている背筋を伸ばして90度に座る方法は、腰椎が疲れやすく負担がかかるので間違いなんだそうですよ。

深めに腰かけた時に足が浮く場合は、足台を置くようにすると良いですよ。

腰痛の人でも安心!ソファで役立つテクニック

バスタオルを3~4つ折りに畳み、背中のカーブに当てて座るようにします。こうすることで腰椎をサポートしてくれ、腰痛持ちの人でも楽に座れます!

椎間板ヘルニアのセルフチェック方法、腰痛改善方法

椎間板ヘルニアのセルフチェック方法

1、足をこぶし2個分ほど開けて立つ。

2、おへそをのぞきこむように、ゆっくりと背中を丸めて前屈する。

3、ゆっくり起き上がる。

前屈するとき、もしくは起き上がる時に腰に痛みがないかをチェック。痛みを感じる方は椎間板が傷んでいる可能性があります。

腰痛改善方法

1、まっすぐ立ち、スキージャンプのように軽くひざを曲げる。両手で両足のふくらはぎを握る。

2、手を離さず、そのままゆっくりひざを伸ばす。

ポイント

このとき顏は下げず、腰と太ももの裏側をしっかり伸ばすのがポイント!

1日5回ほど行うと腰痛改善に効果的です!

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内臓に負担をかけない食事中の座り方

猫背にならないように座る

みぞおちが折れてしまうと横隔膜や内臓を圧迫し、胃酸が逆流して食道が炎症を起こしてしまう可能性があります。胸焼け・胃もたれ・食道から出血するなどのリスクが高まります。

食事中、口の中に胃酸が出たりゲップが続くなどする人は要注意です!

背もたれに背中をつけ、体とテーブルの間はこぶし2個分

テーブルから体が離れていると猫背になりやすくなり、内臓を圧迫してしまいます。こぶし2個分開けることで背筋が自然と伸びるようになります。

足は床につける

足が浮いているとバランスが悪くなって噛む力も弱くなってしまいます。

骨・血管・内臓に負担をかけない床(畳)での座り方

座り方

片足伸ばし

床に直接座る際は、片足を伸ばすようにして座ると内臓・血管・骨に負担がかかりません。体のバランスがとりやすく、骨盤が立ちやすいためです。股関節が固い方は、片方のひざを立ててもOKです☆

正座

正座は、血管や足の骨に負担がかかるのでNG!膝を150度曲げるので、血管を圧迫して骨にも負担がかかってしまうのです。さらにO脚にもなるリスクがアップ。正座をする際は、丸めたバスタオルやクッションを足とお尻の間に挟むと負担を軽減できます!

体育座り

体育座りは、腰の骨に負担をかけ内臓を圧迫してしまうのでNG!背中が丸まっているので猫背になりやすく、腰痛の原因にも繋がります。消化不良や動脈硬化に繋がることも。体育座りをする際は、骨盤を立てて座る(頭が腰骨の真上にくるようにする)ようにすると骨や内臓にかかる負担を減らせます!

あぐら

あぐらも、猫背になりやすく腰や内臓に負担をかけてしまうのでNG!あぐらをかいて座る際は、バスタオルや座布団をお尻の下にしくと骨盤が立ちやすいのでオススメです☆

座椅子を使うのもオススメ

座椅子を使うと自然に骨盤を立てられるのでオススメ!深く座って背もたれを使うようにして座ります。

まとめ

今回は、家での正しい座り方についてご紹介しました。

座る時間が1日6時間以上だと、3時間未満の人に比べて脂肪リスクが19%も高くなるなんて驚きですね。私は座り仕事が多いのでドキッとしました。。しかし、正しい座り方をマスターすれば予防に繋がりますよね!!

みなさんも今回の内容を是非参考にしてみてくださいね☆

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