2019年5月11日の日本テレビ系列「世界一受けたい授業」では、ざんねんないきもの第4弾を紹介!教えてくれたのは、監修をされた今泉忠明先生。さまざまな動物の残念ポイントをまとめた先生の本は累計290万部の大ベストセラーになるほど大人気♪ネコ科のサーバルは風が強いと狩りができない、ドングリキツツキは蓄えたドングリをリスに盗まれる、メガネザルは勘で狩りをしているなど、知ると面白い実態をまとめました☆
サーバル
サーバルは、なんといっても耳が大きいのが特徴!!ネコ科では最大級なんだそうですよ。
土の中のネズミの音も感じれるほどの聴覚で獲物を探すのですが、強風の時は残念!!
強い風の音で聴覚が機能しなくなり、獲物の居場所が分からなくなってしまうそうです。
コアラ
愛くるしい姿で人気のコアラ。しかし、1日のうちほとんど眠っているのが残念!(笑)その睡眠は約20時間にものぼるそうですよ。
実は、これはエネルギーを無駄使いしないための行動。
主食のユーカリの葉には殺虫剤にも含まれる猛毒があり、コアラは体内の酵素で解毒して食べています。この解毒にはたくさんのエネルギーを使うため、それ以外の時はできるだけ体力を温存しているというわけですね!
オオハム
水辺中心に生活する鳥であるオオハム。
水中はスイスイと得意に泳ぐのですが、陸上に上がると残念!!
オオハムの足は潜水がうまくできるように体の後方についているため、陸ではバランスが悪くなって変な歩き方になってしまうのです。
アビとオオハム
遠いと識別が難しいですが嘴が上を向いて見える方がアビ
背中の模様も違いますね pic.twitter.com/XvUvnAEyXK— Kazuyoshi Tsukiyama (@TsukiyamaKazu) 2019年2月4日
メガネザル
頭蓋骨からはみ出すほど大きい目を持つメガネザル。目玉が自由に動かせないため、首ごと動かしてモノを見ます。
大きい目は光をたくさん集めることができるので、夜でも獲物を見つけることが可能♪
しかし、狩りの時に目を閉じるのが残念!!
獲物が暴れたり枝・葉がぶつかると大きな目が傷づいてしまうので、安全のために目を閉じるんですね。そのため、狩りは勘頼り。
完全に目を閉じるため、勘が外れて失敗することもあるそうですよ。
ドングリキツツキ
ドングリキツツキは、木にたくさんの穴を開けてドングリを1つずつ蓄えていきます。
しかし、せっかく蓄えたドングリをリスに盗まれてしまうのが残念!!
盗まれたことが分かるとリスに攻撃をしますが、その間に別のリスにまた盗まれてしまうのです。。。。
ナマケモノ
のんびりした動きが癒されるナマケモノ。
とっても可愛いのですが、雨が続くと体が冷えて死んでしまうのが残念。
食べ物がうまく消化吸収されないため、7日も雨が続くと危険なんだそうです。
キンカジュー
アライグマの仲間であるキンカジューは長~い舌が特徴。
これは、主食である花の蜜などをペロペロと舐められるようにと発達した結果。
しかし、リラックスすると自然とだらーんと舌が伸びてしまうのが残念(笑)とっても可愛いんですけどね。
その愛くるしさからペットとしても人気が上がっているそうですよ☆
オラウータン
オラウータンは、強いオスほど顏が大きくなるのが残念!!弱いオスと比べると全然大きさが違うんです。
これは、争いに勝つと男性ホルモンが活発になるため。
顏の周りの「フランジ」という部分が大きくなるのですが、大きければ大きいほどメスにモテルそうですよ。強い証ということですね!
「ざんねんないきもの事典」の本
今回紹介された「ざんねんないきもの事典」の本はこちらです☆より詳しい内容を知りたい方はぜひご覧になってくださいね!
まとめ
今回は、ベストセラー本「ざんねんないきもの事典」の著者が教えてくれた第4弾の内容をご紹介しました。
大人も子どもも楽しく生き物のことが学べますし、より興味が持てるのでとっても良い本ですよね。メガネザルはあんな大きな目をしているのに狩りは勘でするなんて、思わずクスッと笑ってしまいますね(笑)
是非今回の内容を参考にしてみてくださいね☆