2019年1月22日のテレビ朝日系列「名医とつながる!たけしの家庭の医学」で放送された、緑茶についてご紹介します。教えてくれたのは、新潟大学病院の南野徹先生。
ケルセチンをたっぷり含んだ飲み物で、全身の老化の原因となる体内のサビを取り除いてくれる作用があります!!
その効果などについてまとめます☆
老化とは体内にサビが溜まること
そもそも老化とは、体を作っている細胞にサビが溜まること。
サビが多く溜まるほど細胞の働きが弱くなるため、老化が進むというわけです。
放っておくと、血管の老化をはじめ
- 心不全
- 高血圧
- 認知症
などのリスクを高めます。
サビが溜まる原因
体内のサビの量は、人によって違います。
同年代でも、若々しい人と老けて見える人がいますよね。
サビが溜まる原因は、
- 高血圧
- 高血糖
- たばこ
- 暴飲暴食
- 睡眠不足
- 精神的ストレス
など様々です。
ケルセチンが体内のサビを取り去る
サビが溜まる原因の例を上述しましたが、これらを全て日常生活から取り除くのは不可能ですよね。
でも安心してください、食材でもサビを取り除くことは可能です!!
注目すべき成分は、ケルセチン。
植物由来のポリフェノールの一種です。
ケルセチンは、体内に溜まったサビを取り去ってくれる可能性があること研究で判明したのです!!
マウス実験では、ケルセチンを投与すると残りの寿命が約1.4倍伸びたというデータも。
ではケルセチンにどんな働きがあるかというと・・・・
サビた細胞は体内で生き続けているのですが、ケルセチンはサビた細胞だけを退治する働きがあるのです。
マウス実験の段階で判明したケルセチンの効果としては、下記のようなものがあるそうです。
・血管を柔らかくする
・心臓の働きを改善
・認知症や肺の病を改善
現在は人での臨床研究も始まっているとのことです。
ケルセチンを含む食材
ケルセチンを含む食材は、下記のようなものがあります。
●野菜
⇒玉ねぎ、ピーマン、アスパラガス、サニーレタス
●果物
⇒りんご、いちごなどのベリー類
▼玉ねぎのケルセチンは別番組でも紹介されました!
ケルセチンたっぷり!緑茶
名医オススメのドリンク・緑茶には、ケルセチンがたっぷり含まれています。
ケルセチンの1日の摂取目安量は100mgですが、緑茶ならたったの3杯でOKです!!
ウーロン茶・紅茶・煎茶にも、緑茶と同様のケルセチンが含まれます。
飲み方
緑茶・ウーロン茶・紅茶・煎茶のいずれかのお茶を、毎日コップ3杯ずつ飲むようにします。
1日約40gの茶葉を使用した場合、約100mgのケルセチンを摂取できます。
ペットボトルの飲料でもOK!
その他の食生活は変える必要はありません。
ただし、カフェインが含まれているので飲みすぎには注意してください。
効果
番組で女性が1週間お茶を飲み続けた結果です。
サビの量:9.26⇒4.92
たった1週間でサビの量を大幅に減らすことができました!
まとめ
今回は、全身の老化を予防するケルセチンを豊富に含んだ飲み物についてご紹介しました!
ポイントをまとめると・・・・・
- 老化の正体は、体内にたまったサビ
- ケルセチンは、サビた細胞だけを退治してくれる
- 緑茶にはケルセチンが豊富に含まれており、1日3杯飲むと効果的
是非参考にしてみてくださいね。